わたしたちの洋書の森

「洋書の森」のとっておきの話をご紹介

今年もよろしくお願いいたします

2019年01月21日 12時54分56秒 | 魔女のメリー

年明けのすがすがしさを感じながら、洋書の森も活動を開始いたしました。

1月9日(水)、2019年度の講座について打ち合わせをしました。森にとって、こけら落としの一年です。よい企画となるよう、十分に力を注いでいきたいと思っています。詳細が決まりましたら、ブログやSNSで発表しますので、楽しみにしていてくださいね。

そして、今年最初のおしゃべりサロンもブックハウスカフェで開催されました。中央ソファコーナーにて14時から16時まで、事前予約は必要ありませんのでお気軽にいらっしゃってください。今後、2月6日(水)、3月6日(水)の開催が決定しています。みなさまにお会いできますことを、スタッフ一同、楽しみにしております。

昨年は洋書の森にとって、大きな変化の年でした。出版クラブ会館が7月末をもって神楽坂から神保町に移転したことに伴い、洋書の森もいったんお休みをいただくことになりました。そして、11月1日に装いもあらたに活動を再開いたしました。

それに先立ち、10月3日には、第一回のおしゃべりサロンが開催されました。ブックハウスカフェ様にご協力いただき、たくさんの本に囲まれたソファスペースを利用できることになったのです。初めての方々も、11月は5名、12月は4名、そして今月は3名の方がいらっしゃってくださいました。そのなかで、企画の持込をしたばかりの方や編集者さんもいらして、貴重なアドバイスや、さまざまな出版事情についてもお話を聴かせていただくことができました。初心者の方にとっても、出版経験のある方にとっても、自らの活動への認識を改めるきっかけになったのではないかと思います。

そして、12月8日には初めての試みとしておしゃべりサロン主催の「クリスマス読書会」を開催しました。ゲストには原田勝さんをお招きして、20名を超える参加者のみなさまと、とても楽しい時間を過ごすことができました。題材は、冬に読む物語としてぴったりな『オオカミを森へ』キャサリン・ランデル著 原田勝訳(小峰書店)。活発に意見が交わされ、一人で読んでいるときには思いつかなかったような深い洞察や思いがけない感想もあり、読書という行為の自由な広がり、本のもつ可能性まで考えさせられました。そのあとは物語の舞台であるロシアを思いつつ、ロシア料理「サラファン」での懇親会です。こちらにも20名に近い方々が参加されて、読書会の余韻にひたりつつも、にぎやかなひとときになりました。これからも、このような会を企画していけたら、と考えています。

昨年は、2月に宮脇孝雄さん、4月はこだまともこさん 6月は土屋政雄さんと山口晶さん、12月は原田勝さんをお迎えしてすばらしい講座・読書会を開催することができました。また、おしゃべりサロンにもたくさんの方々が訪れてくださいました。講師のみなさま、参加者のみなさま、そして森を支えてくださる大勢の方々に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

今年も楽しく有意義な企画を立てていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。