わたしたちの洋書の森

「洋書の森」のとっておきの話をご紹介

日本出版クラブでの「納涼ビアパーティ」

2012年08月07日 10時04分17秒 | 魔女のメリー
遅れて会場に到着した私は、その熱気におどろいてしまいました。

いくつかに分かれた部屋からこぼれる談笑、フロア全体に広がるざわめき。

ドイツのビヤホールを思わせるような、いつもとはすこし違った雰囲気です。



この日、東雲の「虹のライブラリー」のみなさんもいらっしゃいました。

震災後、赤坂プリンスホテルが避難所になりましたが、そこには大震災出版対策本部*によって、

子どものための図書館が設置されていました。陸前高田に続く、ふたつめの図書館です。

赤坂の避難所が閉鎖されると、それは東雲に移転されました。

東雲の宿舎には、今も、浪江町の人たちが千人以上も住んでいます。

図書館のおてつだいをされているのは浪江町の方々。

いつかご一緒しましょう、図書館の仕事をしましょう、と約束しておわかれしました。



この日は、神楽坂まつり。町全体が浮き立っているようです。

頭痛、夏負けや、夏バテ防止のご利益があるという毘沙門天のほうろく灸にほおずき市。

元気であれば、何とかなる。私たち皆が元気に過ごせるように見守ってほしいものです。



今までも、人と人とをつないできた日本出版クラブ「洋書の森」。

これから、いくつものご縁が結ばれていくといいな、と思います。



そうそう、「くじびき」で、東京ディズニーランドのペアチケットを当てた翻訳者のSさん。

ドミニクとわたしに譲ってくださいました。なんてやさしいSさん! 



*大震災出版対策本部
(日本書籍出版協会・日本雑誌協会・日本出版クラブ)