信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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オリエント急行殺人事件

2017-12-19 08:01:00 | 映画

トルコ発フランス行きの豪華寝台列車オリエント急行で、アメリカ人富豪のエドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)が刺殺体

で発見される。偶然列車に乗り合わせていた探偵のエルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)が、鉄道会社に頼まれ密室殺人事件

の解明に挑む。乗客のゲアハルト・ハードマン教授(ウィレム・デフォー)やドラゴミロフ公爵夫人(ジュディ・デンチ)

宣教師のピラール・エストラバドス(ペネロペ・クルス)、キャロライン・ハバード(ミシェル・ファイファー)らに聞き取りを行う

ポアロだったが・・・・言わずとも知れた「アガサ・クリスティ」のミステリー傑作を映画化したものです。

オープニングでポワロの人となりを紹介しているシーンが丁度今、話題のエルサレムの場所でとても新鮮でした。 そのシーンから

オリエント急行発車後から殺人の発生までテンポよく進められる展開は息をもつかせさせぬものでしたが・・・・ジョニー・デップが

早々と。。。 何という勿体ない使い方だろう? まっ置いといて・・・話に戻りますが、列車内の事件ということでカメラアングル

も凝っており視覚的に人物の立ち位置なりを工夫して見せてくれます。

ほとんど原作通りですが、登場人物たちの人となりを十分に理解させるのには尺が足りなく、犯行動機、被害者との関わりをもう一寸

だけ丁寧に描写されていればもっと犯人に感情移入出来たでしょう。ポワロの登場時間をもう少し削っても人物群の描写に時間を割いて

欲しかったような気がします。 原作未読ですと????となりそうな展開の進み方です

紐解かれる事柄の裏付けや、ポアロの推理力を納得させてくれるだけの材料が観ている者に与えられない事に対する物足りなさ

全てがポアロの頭の中だけで完結してしまい、言葉のみで説明されても推理モノに慣れた現代の多くの人には納得感が薄いかな?

VFXの使い方等、映像処理は見事ですね~。豪華列車内あの殺人事件の世界を堪能できます。

 次作は・・・「〇〇〇に死す」?? 決まりですね!!

原作ではポアロは殺人が起こる前から現場にいるのだけど、映画では殺人があったからと呼び出されることになるのか? ☆☆☆★



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