信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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アルキメデスの大戦

2019-08-21 12:31:06 | 映画

昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本。日本帝国海軍の上層部は世界に威厳を示すための超大型戦艦大和の

建造に意欲を見せるが、海軍少将の山本五十六は今後の海戦には航空母艦の方が必要だと主張する。進言を無視する

軍上層部の動きに危険を感じた山本は、天才数学者・櫂直(菅田将暉)を軍に招き入れる。その狙いは、彼の卓越した

数学的能力をもって大和建造にかかる高額の費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴くことだった。

私は戦艦大和好きなのですが (宇宙戦艦ヤマトも)今回の映画は戦艦大和建造を数学の天才が阻止するという内容でした。

戦艦大和を巡って海軍内での思惑の争いが焦点の映画です。 戦艦大和がいかにして、どのような思いで設計され造船された

のか?当時の海軍の人達のなかにも、戦争と戦艦大和の関わりで同じような思いをされていた方々も大勢いた事だろうと

思われます。天才数学者の言動が奇怪でコミカルさもあり、複雑な要素が絡むことなく、まるで「大統領の陰謀」かのよう

な感じで不正解明へ一直線。かといってダレることはない妙。そして、終盤の会議のシーンでは映画に飲み込まれるように

魅入って居ました。そして・・・戦艦大和のVFXが館で観られるの最高です。 この映画の原作は漫画だそうですが

漫画の映画化は・・・?という確率が高いのですが・・・ 正直面白かったです。 戦闘シーンはほどほどしかありませんので

それを期待するとがっかりするかもしれませんが、 最後の展開は何とも関心させられるというか、説得力があると・・・

原作をしらなかったので、これはフィクションか?と感じる程で、後で調べましたが、主人公は架空の人物だそうで

戦艦大和好きな方にははVFX見られるし、最後の展開には説得力があると思います。

「大和」が当時の日本にとってどのような存在で

その呆気ない幕引きがどのような出来事だったのかを今の若者が考えるきっかけになると良いなと思いす ☆☆☆☆