大酒のみでもないくせに、東京の家には洋酒のボトルが5本ほど並んでいます。
外ではあまり飲まない代わりに、家でテレビやビデオなどを見ながら少しずつ飲むのが楽しいです。
よく飲むのはバーボンとラム。まれにウィスキー。
これまで家で飲むスコッチ・ウィスキーは、「グレンフィディック」と決めていたのですが、山梨の自宅においてきてしまってそちらで飲むので、手元にない。
そこで一昨日「ボウモア(BOWMORE)12年」を買ってきました。
スコットランドのアイラ島というところで作られるアイラモルトは、スモーキーでヘビーな味わいが有名です。数年前に広島のホテルのバーで初めて「アードベッグ(ARDBEG)」を飲んだときの驚きは今でも忘れません。
今回も「アードベッグ」か「ラガヴーリン(LAGAVULIN)」を買おうとも思ったのですが、1本飲みきる自信がなかったので、初心者用といわれる「ボウモア12年」にしました。
アイラモルトの中では飲みやすいといわれるボウモアですが、一口含んだときの、まず口中に広がるスモーキーさは、アイラモルトの特徴をよく出しています。ただ、あまり強烈さを感じさせないので、私にはちょうどいいかもしれません。
のどの奥に送っていくに連れて複雑な香りが広がっていきます。「グレンフィディック」の軽やかさはありませんが、果実のような香りも楽しむことができます。
アイラモルト、いいですよ。