ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

星組 二回目

2016-05-21 07:00:00 | 宝塚コラム

 姫ちゃんと二人で、星組二回目を見て来ました。

日比谷は向かいのクリエでジャニーズが公演をしており、またヅカも

1回公演で出待ち人数がすごい事に。

さらに団体さんの旗持ちがいて・・・・帰りは女性だらけになってました

ジャニーズもさあ、わざわざクリエでやらないで日生劇場になさいよね。

それかオーブ。若い人は渋谷へお行きなさい

今回は二階席から見ました。

「こうもり」の方はやっぱり前半が眠い。

筋がわかった上で見ると、ますます主役がファルケでない事がわかり

何で北翔海莉に公爵をさせなかったんだろうなあと疑問符が。

確かに、公爵の役に紅ははまっているけど、まだトップじゃないし。

ファルケを主役にするならもうちょっと何とかして貰わないとなあ

変に話をいじってわかりにくくしちゃったんじゃないか?と思い。

しかもトップと娘役がほとんど絡まない。それを無理やり絡ませるという荒業。

歌も、北翔らしさがないっていうか、あの声のよさを生かしたメロディでは

ないよねって思い。

見れば見るほど、ファルケ博士が脇役っぽくなっていって、ちょっと情けない気分。

妃海風が演じたアデーレと綺咲愛里が姉妹だなんてパンフみないとわからないでしょ。

そこらへんの人間関係がいい加減っていうか、はしょりすぎじゃないの?

そういえば綺咲が髷を落としてしまって、拾って持ってたなあ。

ロケットも一人、羽根を落としてたし。

衣装とかセットとか、そういうのは宝塚らしい華やかさがあり、団体さんも

最初は「わあっ」って思うかもしれない。

 

ロビーでシャンパンを飲みました。

姫ちゃんと乾杯 ちょっと気分に浸れますね。

公演デザートもなかなかおいしかったですよ。

 

ショーの方で思ったのは

北翔海莉はつくづくなんでもできるエンターティナーなんだなと。

だけど、トップスターというのとはまた違う。

ジーン・ケリーっていうより、ジュリー・アンドリュースのような印象。

宝塚におけるトップスターというのは、何が出来るかというより

圧倒的な光を放っていないといけないんですよね

究極の「私が一番!」というオーラを出さないと。

北翔のオーラは「北翔先生」のオーラ。

だから組子は真面目に頑張るし、完璧であろうとする。

そういう意味で真ん中に立っている事に違和感はないのです。

ないけど、スターを見ている気分にはならないんだよねーー

 

じゃあ、紅ゆずるはどうなんだ?と。

今回、芝居ではほぼ主役の立ち位置。

ショーでもど真ん中に立つ事が多かったです。

だけど、ごめんなさい。

二番手としても頼りない・・・・なぜか?

それは「二枚目」になり切れていないから。

トップスターっていうのは完璧な二枚目。白でないといけないのです。

紅にはそれがない。もっときつく言えば「品格」がない。

技術がない・品格がない・二枚目じゃない・・・・これってかなり問題?

後ろからポスト羽生結弦的礼真琴が追いかけてきて追い越しそうだってば。

ソチのデーみたいに力尽きるなよと言いたいですね。

シメさん曰く「星組は貴公子の組」だそうですが2代続けて「らしくない」トップが

出たら星組ってどうなるんだろうと心配になります。

伝統というのは、一旦途切れたらそこで終わってしまいますからね。

 


コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 意味があったのかなかったのか | トップ | 皇室ウイークリー »
最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シメさん(紫苑ゆう) (一輪の百合)
2016-05-21 09:11:21
シメさん曰く「星組は貴公子の組」だそうですが2代続けて「らしくない」トップが出たら星組ってどうなるんだろうと心配…
→ 昔から星組は『コスチューム物の星組』とは思って来ましたが、シメさん(紫苑ゆう)はそんな事のたまってたのですね…。
『貴公子の組』ですか。
→ 私(百合)はふぶき様みたいに25年~30年もは宝塚を観てはいないので、ネッシーさんやシメさん時代は生(なま)で舞台は観ていないのですが、私が自分のお金で観劇を始めた時の星組トップさんはノルさん(稔幸:みのるこうさん)だったので、品が有り『ノーブルな持ち味のトップさん』な印象でしたね。お芝居も丁寧で細やかな印象で。
確かにノルさんしかり、タータンしかり、ワタル君しかり、浮ついた印象は無かったですけど…トウコちゃんはスカピンのパーシーみたいな面白い役も、エル・アルコンの主人公みたいな悪役も余裕でこなしてたから、ベニー(紅)みたいな『不安定感』観客を不安にさせてしまう要素ってゆうのは無かったですね。
東京劇場の新メニュー (一輪の百合)
2016-05-21 09:21:49
〉ロビーでシャンパンを飲みました。 姫ちゃんと乾杯。ちょっと気分に浸れますね。
→ ホォオ~、東京劇場のラウンジのメニューにシャンパンも有るのですか。
私は時々気分が乗るとサングリアなんかを頂きますが、シャンパンも、勝手にヨーロッパのオペラハウスに居るような気分に成れて盛り上がれそうですね♪
☆東京劇場の軽食メニューには今まで、海老カツのサンドや、ひれカツ・サンドなんかが元々有りましたけど、今回から「天のや(あまのや)さん」の特製のダシ卵焼きをパンに挟んだサンドイッチも売られ始めてて試したら美味でしたよ♪
☆北海道産のハスカップ果実のソーダも美味でイケますよ、ノンアルコールなので酔えはしないですけど(笑)
チエちゃんのトート閣下で星組のエリザ再演見たかったなぁ(今更な感想で失礼します) (一輪の百合)
2016-05-21 09:55:56
MX2の『カフェブレイク』(再放送)で、宙組の『エリザベート』の前宣伝見かけるたびに、チエちゃんがあんなに熱望して演じたがっていたトート閣下(黄泉の帝王・死のシンボル)彼女が卒業退団する前に星組(再演)版として『エリザベート』演らせてあげたかったなぁ…という「断腸の思い」が湧き上がって参ります。
→ 時にチエちゃん退団前の2作は(ご本人のせいではないけれど)Othelloの植田景子版『Lost Glory』に『黒豹の如く』と駄作が続いて、チエちゃん並びに星組生徒さんが気の毒でしたが、劇団はミリオちゃん(明日海りお)やまぁ様(朝夏まなと)には“絶対興行がコケなさそうな”人気演目の再演モノ:『王家に捧ぐ歌』に『Me&My Girl』に『エリザベート』と振っている印象で。
宙組の前宣伝で、やや浮かれてさえ見えるミリオン(実咲凛音さん)見かけるたびに、花組でこのあいだ上演したばかりの『エリザベート』をこんなに早く宙組で再演するなら、星組でチエちゃんのトート閣下で上演して欲しかった! と思ってしまいましたよ。そう、シメさんの言う『貴公子の星組』にね。
今日観ました~ (ゆうこ)
2016-05-21 15:27:22
メリーウィドウみたいに面白くは無かったけど、それなりに楽しめました
一番美味しかったのはマギーかな?赤い豪華な衣装がよく似合って(笑)…
冗談は横に置いて…粗筋が大したことない作品だから75分にしてshowも75分に
したら?って思ったらオペレッタは長くて上演は2時間20分も(休憩無し)も
演るんですね
曲は何処かで聞いたような♪感じが、ふうちゃんのアリア(失礼な冗談ね)は
昔花瀬みずかがバウで歌ったな~懐かしい
西條三恵はミス・サイゴンとエビータだったけど花瀬はオペラですてきだった
何が有ったのか? (ゆうこ)
2016-05-21 15:33:56
showの燕尾服での総踊りで、いきなり礼真琴が後ろに転んでしまいました
痛かっただろうな~一寸すぐに立てませんでした(怪我していませんように)

ひょっとして組がえなんだろうか?と連想
連投で失礼しマース (ゆうこ)
2016-05-22 09:03:11
ふぶき様の感想を再度読みなおして・・・・・

北翔さんは宝塚では異邦人なんでしょう・・・
以前、北翔さんのディナーショーに行ったときに、何でもできる子なんだと感心しました
たいていの人は毎日のセリフや振付や写真撮影だけで一杯一杯なのに、合間をぬってお稽古しているんですね

宝塚は芸というより男役芸を見せるところだから、娘役を見つめる、よりそう、歩く、振り向く、椅子に座るなどの動きが自然に男の人のようになってしかもさらに格好良くないと駄目なんですよ
その点みっちゃんは関心が『男役芸』ではなくて『芸』に関心が行ってしまったことが異邦人たらしめているように思いマス・・そしてそれが原因でトップ就任が遅くなったんだとディナショーで感じました

ところが私はこの男役芸があまり好きじゃありません(笑)・・こっぱずかしくって見て居ると・・20代で宝塚を見なくなったのはそれが一番の理由でした
ところがある時にちらっと又見てしまいました
・・・うまいじゃん(笑)ダンスも全体的なセンスもダサくなく洗練されていました・・それから吸い取り紙のように宝塚に嵌まりましたね(笑)

最初月組でしたので・・紫吹淳はいいとして、なんで下手な大和がこんなに使われるのか、個人的には霧矢さんや祐飛さんの方が好きだった(別の意味で大和は参考になる人です)

スターというのが宝塚の絶対条件なら(それでお客を呼べるなら)私は宝塚を見ませんでしたね
やはりしっかりした技術の裏付けがあって、初めて見続ける価値のあるものになるんじゃないでしょうか?

紅さんは心配無いと思いマス、ショーの時に確信しました・・なんでもできるだろう
私が見たいなと思うのは『雪之丞変化』で歌舞伎役者と盗賊の二役(今HNKでやっているタッキーの鼠小僧よりうまくやれると思う
昔和央ようかがやった『カステルミラージュ』のラスベガスを作った男なんかも似あいそうです



Unknown (りむりむ)
2016-06-30 01:46:04
初めてコメントさせていただきます。
私は宝塚初心者です。なのでタカラジェンヌさんに夢を抱きまくって、脳内お花畑なのも自覚のうえで書かせていただきます。

大変失礼なのですが、ふぶきさんのブログ記事はもちろんタカラジェンヌさんを褒めていらっしゃる事もあるのですが、大半がタカラジェンヌさんや作家の先生方、そして宝塚歌劇団への不満や批判ばかりが書かれている気がします。
ふぶきさんの不満や批判に同意する所ももちろんありました。特に最近観劇したのもあって「こうもり」に関しましては、同意の連続でした。
それでも私は好きなジェンヌさんが舞台に立っているだけで幸せな気分になれました。

だからこそ、宝塚の不満や批判をたくさん書かれているふぶきさんは、今何を楽しみに宝塚を観ていらっしゃるのか知りたくなりました。
こんなにガッカリされているのに、何故同じ公演を何度もご覧になるのか。
もしよろしければ教えていただけませんか?
駄文、長文失礼しました。

これからもふぶきさんのブログ楽しみにしています。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

宝塚コラム」カテゴリの最新記事