本当に皇室は小室圭に負けたのか

　こんな状態になってもまだ不思議でしょうがない。

テレビ局は「来月にも帰国へ「来週にも帰国へ」「27日にも帰国へ」と小室圭の動向を逐一報告していて、その後に来る文言は「眞子さまと入籍してアメリカへわたる予定」となる。

本当に・・・？本当にこんな事が許されてしまう皇室に成り下がってしまったのか。

イギリスのハリーとメーガンの場合とは全然違うと思うのです。

あちら、イギリスからの税金は切られたのかどうかわかりませんけど、チャールズ皇太子はまだ送金を続けているんでしょう？

二人はマスコミと契約を結ぶ事によって大金を得て暮らしています。その前はロシア系の富豪の別荘を無償で借りていたんじゃなかったでしたっけ？

ダイアナの場合は、手切れ金をどの程度受け取ったかはわかりません。

スペンサー家のティアラを家に返す時にひと悶着あったけど、その後はドディの他にもパトロンが何人もついて「招待」という形でクルーズ船に乗り込んだりして贅沢を謳歌してました。

小室圭と眞子さまがそういう「パトロン」を背景にアメリカのマスコミと手を組んで贅沢な生活をするとは思えないのです。

ハリーはそれでも単独での帰国は許されているようですが、メーガンはイギリスにわたることが出来ず、結果的にリリベットちゃんのお披露目もせず。

王室の血を引く二人のウインザーの子供達は後々微妙で辛い人生を送るかもしれません。

でもそれはあくまでよその国の話。

 

秋篠宮夫妻は結婚と同時に、誰よりも熱心に皇室での役割にまい進してきました。

紀子様の体調がどうの・・なんて聞いたことありませんよね？

美智子妃や皇后時代のように、眼帯やネックカラーをして公務に出るような事もなかった。

どこへ行っても国民を温かく包み込み、元気を与えてくれました。

一方で学問の方も長く熱心にお続けになっていらっしゃる。

こんな模範的な皇族は他にありません。

よく「眞子さま達が学習院だったらこうはならなかった」と言われますが、愛子内親王の入学により学習院は様変わりしてしまい、大学を別にした事は正しい選択だったと思います。

ICUを選んだからこうなったわけではありません。

ただ・・本当に我慢に我慢を重ねる生活がお子様方に与えた影響は大きかった。

どんな理不尽な事を言われても黙っている・・・一つに抗議したら全部に抗議しなくてはならなくなる・・・というのが川嶋家の家訓。

秋篠宮家はそれをきちんと守って、嘘を書かれても黙っていた。

それをいいことに、誰も秋篠宮家を庇わなかったわけです。

今回のことで、一番不審なのが上皇夫妻の「私達は関係ない」というような行動の在り方です。そもそも上皇は眞子さまがこんな状態になっていることをご存知なのか？

上皇后は知っているけど自分に火の粉が飛んでこないように無視しているとしか思えません。

裁可した当のご本人が退位してからは全く知らん顔ってどうなんでしょう？

孫の為になんとかしてやろうとか思わないものなのか？

一度、一般参賀に出たり即位の礼の茶会に出たことで「二重権力」がどうのと書かれた事をきっかけに「私達は関係ない」になったと思っています。

それなのに、依然として「赤坂東宮御所」に住みたい気持ちはあるわけでしょう？

すぐそばには秋篠宮家もあるのに？

私が眞子さまの祖母なら、何を言われようと秋篠宮家に行って説得を試みるし、天皇に裁可の取り消しを要求します。それで眞子さまに恨まれようとも後々の為にはいい結果になると絶対に思うからです。

 

実際はどうでしょう。

ここに来て急速に流れが速くなってしまい、その後だってスキャンダルは続いているのにまるで関係なしに結婚するんですよね。

小室圭と言えば「４００万の借金」と言われますが、それは母のことで関係ないという答えで終わりそうです。

解決金は支払わないつもりなのか。

そのお金で大学に入ることが出来たのは事実なのに？

今、どこに住んでどんな生活をしているかが全く見えない男に内親王が嫁ぐ。

それを宮家も宮内庁も「仕方ない」と諦めて見守っている。

政府ですら「見守る」ですから。

それで本当にいいのでしょうか？

どこの家の娘でもそうですけど、犯罪者まがいの男とくっつくのを黙って見ているしかない日本という国の倫理観。

これは「よその家のこと」ではなく、日本における「自由」の意味を皇族がはき違えている事実ではないかと思うのです。

国民も民主主義の「自由」の意味をはき違えています。

私と同世代の雅子皇后のありようをみれば一目瞭然です。

彼女には「家」意識がそもそもないし、謙虚さとか目上に対する尊敬の念もない。

敬語もまともに話せない。５０を過ぎても「小和田家の娘」として両親に心配をかけている。

天皇も同じですよね。

皇室とは何かを一番わかっていないのが天皇皇后。その前の上皇上皇后で、その流れに日本の左翼がのっかって「人権」を主張し始めた事が問題なのです。

「人権」を主張するわりには小室圭を攻撃し、眞子様を攻撃し、「道徳から外れた」とする。

この戦略に国民は見事に巻き込まれて、一斉にヒステリー状態になってしまった。

それにしたって、やっぱり「結婚してはいけない男」に日本一高貴な内親王があっさりかすめ取られてしまうとは・・・何で？と思わずにいられないんですよ。

 

皇族に「人権」があるなら眞子さまが誰と結婚しようが祝福すべき。

しかし国民の税金で暮らしているのに、小室圭と結婚するのは許さない。

税金が全部小室に行くぞ～～～すでに宮家から大金が流れているに違いない。

そんな憶測のせいで、眞子様が「儀式は全部省略、一時金も受け取りません」と

なってしまった。

あえて、小室圭を使って、眞子様が国民不信に陥るように仕向け、国民もまた眞子様を馬鹿にするように仕向け・・・って感じなんですよ。

それを皇室が、宮家が黙って見ているだけなんて、本当にそれでいいんでしょうか？

アメリカでの生活なんて、どう考えても現実味がなさ過ぎて。

家事なんて出来ない眞子様がNYの１ルームのマンションで料理をする姿なんて想像できますか？

年収2000万あってもNYでマンションを借りることは難しいといいます。

皇族特権を持ってしても無理でしょう。

じゃあ、校外なら出来るのか？　もし小室が半年１年で首になったらどうする？とか。

普通ならそういう事を考えて「やめましょう」と説得するのが当然の話じゃないんでしょうか。

何だか、あまりにも性急すぎて。