79年目の原爆の日に左翼がデモ

広島は8月6日、鎮魂の日を迎えています。

普通の生活が、あの爆弾で一瞬にして消えてしまった・・・それは経験した人にしかわからない衝撃と怒りと悲しみがあったと思います。

長く患う人、何度も手術をする人、妊娠を恐れる人、原爆は2世代３世代に渡って後遺症を与え続けます。

戦争自体、やってはいけないけど、何かというと核をちらつかせる国の在り方もどうかと思います。例え死んでも忘れずにいてくれたらまだ救われる。

でも、その町全部が消えてしまったら記憶は消滅してしまう。

それは本当に怖い事です。

 

さて。

そんな鎮魂の日に、またも活動家たちはやってくれちゃって。

広島県は何とか、左翼の妨害を式典会場に入れないように対策をしたそうですが、それでも理屈が通る相手ではなく、条例違反の「過料５万？ふざけるな」と言って、式典会場から去らない人達もいたらしいです。

このデモは何の目的があるかというと、「中国侵略反対」デモなんです。

え？誰が中国を侵略するの？日本だそうです。

え？それが原爆と何の関係が？

つまり日本は中国からすると「日本鬼子」（リーベンクイズ）だから、すぐにでも中国を侵略に来るぞ～～と。原爆落とされて当たり前じゃん。そういう事が言いたいらしい。

「全学連」「中核派」等、大昔から聞いた事のある過激派が大手を振ってシュプレヒコールを発し、機動隊は何も出来ずという事です。

勘違いしてるでしょう。8月6日は、日本がアメリカから受けた原爆という暴力によって命を絶たれた人達を思い出し、黙とうし、慰霊する日なんです。

起きてもいない「戦争反対」を叫ぶ場ではないのです。

本当に嘆かわしいです。長崎でも同じ事が起こり、遺族はまたも悲しむ事になります。

いくら民主主義の国でもやってはいけない事はやってはいけないと、警察が出動したとえ「ヘイト」と言われても片っ端から捕まえるべきです。

そうでないと、かれらは日本中で暴れるでしょう。

かつての学生運動のように。

「寅に翼」の星君が涙ながらに言った「総力戦」何とか研究所の話。

敗戦を自分のせいのように語る。シミュレーションした通りに戦争が進んだという。

でもこれは傲慢な考え方だと思いませんか？

確かに資源とか戦力から見ると日本に勝ち目がない戦争だった。

でも、それを受け取らなかったあの時の政府は何のためにそんな研究をしたのか？

一人で戦争を止められるわけではない。

様々な戦争の資料を見れば、太平洋戦争が、例え間違っていたとしてもやむを得ない事であったことがわかるのに、それを言わない星君。

日本は理由もなく戦争を始めたわけではないんですよ。

列強による日本への嫌がらせというか、アジアの中で列強と同じ程の力を持つなんておかしいという偏見がそこにあったのでは。

真珠湾攻撃も、ある意味、早く始めて早く終わらせたかった政府の思惑があり。

しかし、どんな時も「始めるのはたやすいが終わらせるのは難しい」ということ。

ロシアとウクライナの戦争を見ても、もう止め時がみつからない状態でずるずると来ている事がわかります。

どんな国も一旦戦争を始めるとこんな風になる。

日本だけが止められなかったわけではないのです。

けれど、問題なのは原爆を２度も落とされ、東京大空襲など各地で大勢の民間人が殺されたのに、「負けた」というだけで「枢軸国」にされた事です。

そこには東京裁判におけるアメリカの思惑があり、それに追随した日本人もいる。

もはや、間違いを正す事さえ許されない・・・なんせ朝ドラがこうですからね。

いつになったら日本の汚名がそそがれるのか。

こうやって首を絞められながら左派に蹂躙されていくんですかね。