ふぶきの部屋

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宙組で「カサブランカ」

2009-06-11 17:56:24 | 宝塚コラム

 おおっ ついに・・・という感じです。

 

 宙組・大空祐飛お披露目公演

          「カサブランカ」 

 

 宙組公演・大劇場11月13-12月11までの公演演目は

   「カサブランカ」に決定。

 脚本・演出は小池修一郎

 名画「カサブランカ」の舞台化は世界初。

 

 あれ?宙組公演って今年最後の公演?で、12月11日が千秋楽?

  それ以降は何をするの?

 

 「カサブランカ」ねえ 私、この映画が大好きなんです

  ボギーのかっこよさもさることながらイングリット・バーグマンが

  素晴らしくて ストーリーも宝塚向きだと10年以上も前から思って

  いて、誰か舞台化してくれないかなーー「凱旋門」が出来たんだから

  「カサブランカ」も出来るはず。本音を言えば柴田先生でお願いっ

  と、思ってました

 

 いよいよっていうか、やっと・・・舞台化ですか 嬉しい

  この映画が作られたのは1942年。つまり昭和17年。戦争の

  まっただ中。

  ラブストーリーにかこつけてるけど、実は痛烈なナチス批判の

  プロガバンダ映画なのです

  所はモロッコのカサブランカ。リックの店。

  そこには亡命用のパスポートを手に入れるために沢山の人達が

  集まっていて・・・・・

 

 「君の瞳に乾杯」は有名ですが、他には「そんな昔の事は覚えてない

  ってのもあったよね

  バックに流れる「AS TIME GOES BY」の

  メロディがいいのよねーー

  クライマックスはリックの店でナチスの将校達が国家を歌い出して

  それにリックがフランス国家で応じ、大合唱するっていうシーン。

  それからラスト、二人が別れるシーンね・・・思わずぼろっ

 

 昔の星組本の1冊目で「なりきりコーナー」みたいなので麻路さき

  リックでイルザが星奈優里ちゃんでラズロがノルさんの写真が

  あり、「ぜひぜひみたい」と思いました。

  欲を言えばヒロインはぜひ白城あやかで・・・・と

 

 要するにこれって「大人」の映画なんですけど。

  祐飛君のリックは大賛成 フィッツ・ジェラルドも素敵だったし

  包容力があって目力のすごいダンディそのもののリックでしょう

  でも・・・野々すみ花・・・大丈夫か

  二人の男性に愛されて揺れる大人の女性だよーーー

 

 多分、蘭寿とむがラズロで北翔海莉がルノー署長?ナチスの

  将校は悠未ひろあたり? ピアニストの黒人は誰かな

  これ、いわゆるグランドロマン?それとも1時間半におさめる?

 

 小池先生、去年から大作ばっかり作り続けてますけど、お体は

  大丈夫なの?なにやら脚本の遅れが指摘されたりしていますが。

  でもな・・・今の歌劇団にこういう作品を書ける人、いないもんね

  木村信司は語彙がなく、植田景子はヒロインに冷たく、斎藤吉正

  あくまで漫画チックだし、大野拓史は難しいし・・・・

  児玉明子もせっかく大劇場デビューしても出番なし

  中村暁&酒井澄夫両氏は時々仕事・・・みたいな?

  (別に三木先生や岡田先生を忘れているわけではないけど)

  小柳菜穂子・鈴木圭・稲葉太地等の大劇場への道はあまりに遠い。

  そうなると必然的に正塚&小池両先生に負担がかかってくるわけ。

  ショーだって藤井大介&斎藤吉正&中村一徳・・・

  っていうかさあ

   この際だから言わせてもらうけど、大御所たる谷正純&石田昌也

  両氏があまりにも自己中でファンのニーズを無視した作品を

  作り続けたこと そして中堅層の恋愛の描き方が

  めちゃくちゃ下手っ 君たち、恋をした事あるの

  女性作家がヒロインを無視したり貶めたりしてどーするよっ

  植田・児玉・小柳の3名は女性である資格なし

  この際、不倫でもなんでもいいから恋をしなさいっ

  それが出来ないなら韓国ドラマと昔の少女漫画を全部読破すべし

 

 あれ・・・話がそれちゃった

  だからーー今みたいな何でも正塚&小池&藤井にお披露目や

  さよならを頼ってばかりいるといつかツケが回って来て、どうにも

  ならなくなるよっ 退団しても時々はオギーを呼び戻して

 

 ま、ともかく、祐飛君のリックかあ・・・楽しみ。

  タバコ加えてグラス持って「君の瞳に乾杯」うわっ


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3 コメント

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懐かしい (まほろばです)
2009-06-11 20:20:44
オギ~懐かしいです
来年当りは一作頼んでほしいですよ

カサブランカ・・どんな風に仕上がるんか
興味しんしんです
演出家 (あんどーなつ)
2009-06-11 20:59:46
本当に、小池先生ばっかり・・・って、私も気になります。

近年、宝塚のオリジナル作品って、ほとんどなく、大作の再演ばかり。海外の作品については、著作権の関係もあるんでしょうけど、何だかなぁ~。

若返り作戦進行中なら、もっと若手の脚本家・演出家を育てなきゃねー、ですよネ!

それはともかく、祐飛ちゃん、ぴったりの役で、そういう意味では良かったなぁと思います。彼女のファンじゃないけど、苦労してここまできた祐飛ちゃんには素直におめでとうって、感じです。
Unknown (ふぶき)
2009-06-11 23:40:10
>まほろばさま
オギーを失った痛手は大きいですよね。オギーにしてもチャンスを逃したなあと。

>あんどーなつさま
今の不況の時代には新作をやるより古くて確実な方がいいみたいです。脚本家の視野が狭いことも気になりますよね。
祐飛君、私も楽しみです

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