ふぶきの部屋

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熟年離婚・緋の十字架・貞操問答

2005-10-21 21:46:37 | ドラマ・ワイドショー

秋の夜長はドラマに限る・・・・(昼ドラは・・・?)

 

 熟年離婚 

クイズ「100人に聞きました」じゃないけど、こういう熟年夫婦の会話って

「あるある」みたいな感じで親近感がありますよね

私の親が田舎から出て来て銀座を見物したいって言ったのに

あなたは仕事が忙しいからってついに一度も連れて行って下さらなかった

男は一旦外にでたら親の死に目にも会えないと俺の親父がよく

言っていたもんだ。ところで、それはいつの話だ?」

ソウルオリンピック」

そんな古い話を・・・」

それこそ「あるあるあるーーー」よねーー

 

「あなたは自分の親の事は実の親だと思えっていったくせに

私の親の事は・・・・」

あるあるあるーーー

俺が何かしたか?」

家族の為に何をしたっていうんですか!!」

あるあるあるーーー

金・・・何に使うんだ?」

一々言わないと下さらないんですか?私にはお金を使う権利も

ないんですか?」

「そうじゃないけど、言いたくないけど、そのお金は俺が必死に働いて

来た金だから有効に使って欲しいんだよ」

私だって主婦として貢献してきたけど・・権利がないんですか」

あるあるあるーーー

 

具合悪そうな娘に

どうしたんだ?」

二日酔いで具合悪いから早退してきたの

お前な。無理をしていれてもらった会社なのに、二日酔いくらいで

休むとはどういう心がけをしているんだ?」

あるあるある(本当に二日酔いなのか確認しろよーー)

 

要するにこの世代の男性ってとーーっても「世間体」を気にしやすくて

自分だけは正しいって思ってるんだよね

ちなみにうちの舅は

男は外に出たら7人の敵がいる」が大好きなセリフで、

共稼ぎ時代は随分言われました・・・・

つまり

子供が病気になったくらいで、息子に会社を休ませるな

という事らしいです・・・・つらかったなーーー

 

 緋の十字架 

何だかねーー時代設定を考えずに見ようと思ったのよ

これは物語なんだからって・・・・

でもやっぱり不自然極まりないわけよねーー

強引なストーリー仕立て。共感出来ないセリフの数々・・・・

これって・・・確かに「ベルばら」宝塚版を作った植田先生の脚本に

似ています

矛盾だらけでもヒットしたのは、一重に役者がよかったからよーー

このドラマでいうと、喜多嶋舞一人しかいません

よくそこまでオーバーリアクションに・・にくにくしくできるよねーー

彼女、このドラマの為に離婚したのか?というくらい・・・

いや、もしこれが本質だとすると、結婚できませーーん

ちょっとあの言い方を真似てみたい私です

 

 貞操問答 

タイトルに引かれて途中からなんですが見始めましたの。

こちらは菊池寛の小説「貞操問答」が地になっているので

リアリティおおあり

これをみちゃうと「緋の十字架」がちゃちに見えちゃうかなーー

「メドゥーサのごとき」綾子夫人と

女郎蜘蛛のような」新子さん・・・・

この比喩がなんともこわーーいでしょう?

純情で貞操をしっかりお守り遊ばしている新子さんは

元はお金持ちのお嬢様

ところが、お父様が亡くなられて財産を失ったのね

ところが、貧乏になった事を受け入れられないおかあさまと

お姉さまと妹は浪費の限りを尽くし・・・

ついに新子さんがお一人で家族の面倒を見ることに

(まるで私とミチコの関係のようですわーー)

家庭教師に入った家の綾子夫人・・・いっつもドレス姿で

宝塚大劇場内の売店でしか売ってないような、大きな

扇をいつもお持ちで(しかも白と黒と二種類)

アントワネット様のようにばさっばさっと広げたり閉じたり・・・

笑顔で新子さんを苛めるんですわーーー

このオーバーリアクションにはぞぞっとする一方

大いに笑えるわけで・・・・・

「オーバーリアクションの本家」宝塚

どんどんナチュラルになってるのに

テレビドラマの中はまるで舞台みたい

これでもかっってくらい、表情豊かに演じて下さるのですわーー

歌劇団の演出家は少し昼ドラを見て研究すべきですわよ

最近はエログロナンセンスに走る傾向があるようですが・・・・・

殺したり火あぶりにしたりするような芝居を増産するより

セクハラセリフ満載の芝居なんか作らずに

あくまで「上品に」

    「ダイナミックに」

    「文学表現の限りを尽くして」

人間ドラマを作るのですわーー

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