ふぶきの部屋

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マラソン

2007-09-21 10:07:14 | ドラマ・ワイドショー

 マラソン 

原作は韓国の実在する自閉症のマラソンランナー・・・

蓮池薫さんが翻訳した「走れヒョンジン」でしたっけ?

先年には韓国で映画化されて涙・涙の感動を巻き起こした作品です。

 

今回はこれを日本に置き換えました。

主役の彰太郎を演じたのは二宮和也

彼、非常に上手でした ただ演技が上手っていうだけじゃなくて

「愛されるキャラ」を作り上げていたし、ドラマ全体を「さわやか感」で

包んでくれたと思います

「自閉症の子は体力がない」と聞かされて、とにかく体力作りの為と

息子に山登りやマラソンをさせて来た「ちょっと頑張りすぎる母親」の

田中美佐子さん

すっかりお母さん役が板についていましたけど、彼女の演技も湿っぽく

なくてよかったですね。

脇を固めた桜井幸子、松岡昌宏も素晴らしい演技で引っ張ってくれました。

 

韓国映画であれだけ「感動」という涙でうわーーっと盛り上がった作品が

日本のドラマになるとかなり薄味っていうか、エッセンスの違いを

感じたというか・・さりげなさの中に「真実」を盛り込むという手法なんでしょう。

こういう日本ならではの作り方を韓国の方はどう受け止めるのかな?

 

それにしても・・・・ニノ君、ものすごい距離を走っていましたよね。

いくら演技とはいえきつかったんじゃないでしょうか

かなりスピードだしてがんがん走っていましたーー夜遅くまで。

松岡君とのコミュニケーションも同じ事務所にいるせいか、とても自然で

息がぴったりで面白かったな

 

あの素晴らしい「虹」のシューズはドラマの為だけに作られた特別製

なんだそうですが、実際に欲しいなと思いました

(マラソンは出来ないけどね)

そう、このドラマにはいたるところで「」が出てきまして、それが彰太郎に

さまざまな影響を与えていくんです。

小さい頃、母親と一緒に見た「虹」・・・それが彼の原点だったんですよね

 

最後、完走した彰太郎がお母さんの手をとってずんずん歩いていくさまは

一人の人間としての成長を見たような気がします。

障害を持っていても成長していく・・・それが人間なんだという事がよく理解

出来ました。

いいドラマでしたね。

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2 コメント

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見逃しました。 (金魚)
2007-09-22 23:52:37
>いいドラマでしたね。

うっ、残念です。

このところ忙しくて・・・
Unknown (ふぶき)
2007-09-23 11:42:46
金魚さま、お久しぶりです。お忙しいのですか?お体を大事になさってくださいね。
「マラソン」はとてもさわやかなドラマでした。
再放送等あるといいですねーー

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