世なおし倶楽部

①ことば遊びから哲学へ②安全な国産の農産物等の生産、流通③人に健康社会に平和④地球環境とエネルギー⑤矛盾の活用

世なおしの原理 改訂版

2010-04-30 01:21:38 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
有史以来も以前も、人間がらみの世のあり方をしみじみ思うとき、争いごとのない時はなかったように思われますが、今後もそうだろかと考えると少々憂鬱になります。

しかし、さっと気を取り直し、未来に希望を託すべく、ない智恵を絞る作業に取り掛かるのです。

 野生の自然世界では、弱肉強食、食う食われの毎日が永遠と続いています。
しかし人類先祖は、やたらに食われては適わないと考えてか、いろいろ智恵を絞り、生き延びる策をひねり出し、今日までの、繁栄を実現させてきました。ばかばかしい戦争などなかなかなくなりませんが、近代戦争の大体のウラ事情もバレバレの状況になってきてもいることから、近い将来、ひょっとすると、理想的な平和世界が実現するかもしれません。真の世なおしが実現する可能性が見えてきています。特に、世なおし倶楽部の発見した「平和の原理」は世界平和実現の力として期待できるものです。その原理の土台は「ヨガとマクロビオティック」であり、それに「フェアトレードと各国食料自給」を組み合わせるものです。

もっとも悩ましい問題は「一部のゼニゲバは頭脳優秀で、庶民のエゴ欲望を扇動し、世界平和のための経済観念を無視し、一部のゼニゲバ集団の富を私服・私財として偏在させていること。そして、それに批判的な勢力に対しては、武力・暴力で理不尽な戦争を起こし排除しようと企てる」という点です。
さらに不幸なことに、この一部のゼニゲバ集団に便乗して、コバンザメのようにおこぼれ頂戴の「さもしい庶民集団」が、つかの間の幸福に執着するように行動することです。

無限に繰り返されるこの宇宙の仕組みなれば、そのうちに、庶民といえども進化、成長し「豊か」を享受できる立場に生まれ変わるときもあろうかと、夢をもって生きているのでしょうか。たしかに、人間の魂は輪廻転生し、成長するようですから、夢は無視できません。
ならば、この時代に、人類が進化成長し、ばかばかしいレベルの経済感覚を卒業し真に平和で、生きとし生きるものが皆豊かに生きられる「真の生命循環経済」に目覚めて大変革が起きることも可能性としてあるのではないでしょうか。

 良いことよりも悪いことがはびこりやすいのは「破壊、盗みのような悪いことは、簡単」だからでしょうか。良いことは「創造的であり、時間を要し、複合的で簡単ではない!」のです。

「破壊」は簡単で、「創造」は複雑 です。

破壊「パワー」は単一で「断続的変化力」です。
創造「パターン」は複数で「継続的変化形態」です。
これらの両方のバランスが理想です。

破壊パワーに偏っている現代文明は、その宿命によって、早晩「自滅」するでしょう。
一部の先進国がエネルギーを独占的に浪費している現象は、平和な世界の継続には馴染みません。

継続的生命現象は、「パワーの節約モード」で営まれます。
新しい世界を目指す世なおしは、この「パワーの節約モード」と「有機的公平なエネルギーの配分」によって実行されます。

               

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