月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

見つける力@ちりとてちん

2008-02-07 10:45:41 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
ちりとてちん2/7


師匠に残された時間が
あと少しであることを
知った喜代美たち。


自分の大事な人 祖父が
先立った昔を思い出し

もうそんな思いをするのは
嫌だと嘆く喜代美に、

師匠は
順番やと道理やと諭す。

ならば
喜代美が
変わって先にゆくのか、

残った自分に、
辛い思いをさせるつもりかと。


……

そうかもしれない。


自分より年長者がゆくのは
自然の理かもしれない。

人の力ではどうにも出来ない
“病気”なら尚更

受け入れるしかない
のかもしれない。

けれど
そうでないとしても



順番や
自然の理などで
ないとしても


自分は
たぶん
残る方を選ぶと 思う。


生きて
何か
大切なものを守り
繋げていくために。


目の前の災いが
どんな
ひどいものでも
すべて食らう覚悟を

どこかにもっていたい。


それは
たぶん
辛く悲しいものではなくて
雨上がりの空のように
光を感じるものだと
思うのだ。


どうしてか
うまく言えないけれど
そうであると

そうでなくてはと
いう思いが

自分の内側に
ふつふつと湧くもので
あることは確か。


いつ自分が
反対の立場に
立つことになるか
分からない。


大切な人を悲しませる
ことになるかもしれない。


それでも
どこかに
希望があるなら…
いや
それが
あるかどうか というより


自分で見つける力が
あるかどうか
かもしれないと
思うのだが…


どうにかして
希望を
見つけられるのなら

救いはある。


先立つものにも
残るものにも。


…………

どうする?
喜代美


どうする?
みんな


この先にある
ものが見たい。


きっとそれが
明るいものであると
信じているから。


……
嘆く喜代美へ
師匠が言った 言葉。


消えていく命を愛おしむ気持ちが
だんだん
今生きてる
自分の命をを愛おしむ気持ちに
変わっていく。
そしたら
今より もっともっと…
一生懸命に生きられる。
もっと笑おて生きられる。

自分を笑わしてくれ、と。


………
師匠、
ありがとう!(ToT)


言葉って
不思議やー


涙に暮れる喜代美を

奮い立たせ

あれだけ逃げ腰だった

創作落語への意欲を
持たせることが

出来たのだから!
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