帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

報道カメラマン その2

2007-10-16 18:13:24 | 戦跡巡り
前回のつづき。

で、屈強な自衛隊員がこちらに向かって歩いてきたんだが、
ちょうどそこに赤いサイレンを回したジープが猛スピードで到着。

さっきの無線で呼んだのかな。

連行されるのね俺。


と観念しながらも、ジープの写真をパチリと撮って特派員は最後の悪あがきをみせる。


ところが。。

くだんの隊員、満面の笑みである。

「どうせならもっと近くで撮ってくださいよ」
「近頃では珍しいですよー、あんな大物」

と、なんかゆる~いネイチャーガイドみたいな口調で言う。

ガイドに処理現場へと案内され(!)、
そこで見たものは、なんと日本軍250キロ爆弾であった。
うちの裏にこんな大物が寝ていたのか。


聞くと、唯一の地上戦が行われた沖縄には、まだまだ多くの不発弾が眠っていて、
全部を掘り起こすにはあと80~100年を要すとのこと。
処理日の朝はパンツを新しいものに履き替え、子供をぎゅっと抱きしめるのだそうだ。
危険手当は5千円。隊員の皆様には心からご苦労様といいたい。

緊張感漂う男の現場。


しかしこんなすげぇところなんで入れたのかしら。
迷彩Tシャツ着てたからかな。
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