帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

報道カメラマン

2007-10-13 17:31:03 | 戦跡巡り
秋の味覚のことで頭がいっぱいになったので、
昨夜、スタッフたちと寿司屋「かわじ」を襲撃。
最高のネタに舌鼓をうち、松茸の土瓶蒸しに陶然となった。
山形の銘酒、出羽桜が旨い。

朝、例によって二日酔う。
頭を掻きながら新聞を読んでいたら、何か違和感。
なんだかいつもと外の様子が違う。
静かすぎるのだ。
窓から外をうかがうと、車も人も全く消えてしまっている。




うちの近所で不発弾が見つかり、近隣住民はみな近所の小学校に避難してしまっていたのだった。

ヤバス。

しかし冷静になってみると街の中にただひとり取り残された俺だ。
こんなときはどうするべきか。

しめしめ、酒屋に入って略奪か?

いや、俺も一応特派員の名をしょっているので、とりあえずカメラを持って取材にGOだ!

戦地報道カメラマンの気分を出すために、カーゴパンツと迷彩Tシャツに着替える。
カメラはあゆのスゴうすだけど。

                こんなカメラの報道がいてたまるか。




しずまりかえった街へおそるおそる繰り出してみる。
いくつかの角を曲がったところに、いた。
自衛隊員が仁王立ち。
まさに不発弾処理の現場だ。
この三年間、飲んで食って吐いてというくだらないネタに終始していた特派員報告も、いよいよ本領発揮の時が来たようだ。

あゆのスゴうすを構え、最初のシャッターを押した・・・ところでギロリとにらまれる。
あちゃー、もうみつかってしまった。
隊員がこっちへ来いと手招きしている。
ネコみたいに後ずさりしながら逃げる準備をしていると、
つかつかとこちらに詰め寄ってきた。
無線で誰かと話しながら。


うぅ、テラヤバス。


驚愕の展開は、次号。


コメント (1)