知人より秋の味覚を頂く、立派なブドウである、最近は皮まで食べられるブドウもあり何度も頂いた事はあるが、モノグサな筆者には実に工合が良く、やはり農作物まで食べやすく変化していく。
今日は昔から好きな土の温もりを感じるヘンデルのリコーダー・ソナタを聴く。
最近鍵盤楽器の曲を多く聴きましたが、拙宅のオーディオシステムの詳細が分かって来た先ずはRCAケーブルはBELDENとの相性は馴染んで更に良くなった様に聴こえるTANNOY IIILZ in CabinetとTEAC MA-7との相性も良く、IIILZの一体型のスピカーは定位にも優れ真ん中に音が定位し、実に聴きやすく特にリコーダーの音が良く聴こえる。
本日はBTL接続でモノラルパワーアンプとしての使用のAurex SC-M15/SC-M15K×2も同曲で聴き比べるとTEAC MA-7がやはり有利で演奏の深みがありTANNOY社のお墨付きのアンプのようである、管球アンプはラックスMQ60との組み合わせも聴いたが、テスト的に聴いたので真価は不明ですがTANNOYには相性が良いと評判のサンバレーSV-01SE300Bシングルアンプが気になるアンプですが一度聴きたいものです。
でも今の装置で、一般的に音楽を楽しむなら過不足なく鳴るようになったようですが、あとは電源の問題点バーチャルアースの事を取り入れて見るかな?
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
①第1番ト短調 op.1-2 ②第2番イ短調 op.1-4 ③第3番ハ長調 op.1-7
④第4番ヘ長調 op.1-11 ⑤第5番変ロ長調 HWV377 ⑥第6番ニ短調 HWV367a
ミカラ・ペトリ (blf) キース・ジャレット (cemb)
録音:1990年
キース・ジャレットのチェンバロはモダンか?それはともかく、チェンバロがリコーダーの音に干渉することなく、若々しく躍動感溢れた好演である。とてもすべては無理だろうが、気に入った曲があったら、楽譜を手に入れて自分で吹いてみるのもよいかもしれない。バロック音楽の楽しみは、ただ聴くだけでなく、自分でも自分なりに音を出してみることにもあるから。
実に浸し観やすく、イギリス王室に仕えていたヘンデルは、王女に音楽を教えていました。当時の音楽演奏においては、低音だけが書かれた楽譜を使って即興的に伴奏を考えて演奏する「通奏低音」という伴奏スタイルが一般的だったので、ヘンデルは、通奏低音の演奏法についても王女に教えていたのです。
ヘンデルのアルトリコーダーソナタは、ありがたいことに、バロックのソナタの中では、比較的やさしく演奏できるものが多いのです。
それはこんな事情からきています。筆者もこのソナタ集は良く聴く曲です。ヘンデルの曲は聴くと分かるが何となく土の匂いがして素朴で昔から良く聴く。レコード盤はフランス・ブリュッヘンのテレフンケン・レーベルで保存しています。
Haendel - Sonata per flauto e cembalo - Allegro - Petri,Jarrett.flv
今更紹介するまでもありませんが、キース・ジャレットのチェンバロとリコーダーの名手とジャズ界の大物ピアニストとの顔合わせがたいへん話題を呼んだ一枚です。
流石のバッハ好きの筆者も、此のリコーダー・ソナタ集はヘンデルを多く聴くようです。
ミカラ・ペトリ(1958年7月7日~コペンハーゲン生)はデンマークのリコーダー奏者です彼女は3歳でリコーダーを始め、1969年よりハノーファーの国立音楽演劇大学でフェルディナンド・コンラードに師事、父親はバイオリニスト、母親はピアニストという音楽一家に生まれる。
3歳の時からリコーダーを習い、5歳でラジオ・デビュー。ハノーバー市立音楽院でF.コンラートに師事。
在学中から三重奏団を結成して演奏旅行し、1972年にブリュージュの音楽コンクールで優勝。卒業後は“リコーダーの妖精”としてヨーロッパを中心にソロ活動を行う。
イギリス・アカデミー室内管弦楽団などと共演、また母親、弟と3人の“ミカラ・ペトリ・トリオ”の演奏活動も行うほか、’92年リュート奏者のラース・ハンニバルと結婚後、夫婦でも共演。
リコーダーの第一人者として活躍するペトリとジャズ・ピアノの巨星キース・ジャレットはいくつかのアルバムで共演しており、このバッハ・ソナタ集もそのひとつ。テンポ・ルバートの作り方やフレージングの感じ方などでは、二人の名前が想像させるような破天荒なノリよりも、端正さが前面に打ち出されて、両者が粒の揃った美音を丹念に積み上げていくさまが聴きとれる。特にソプラノ・リコーダーの輝かしさは聴きもの。
フラウト・トラヴェルソ(フルート)とオブリガートチェンバロのためのソナタで、バッハ自筆の美しい浄書譜が伝わっています・
J.S.Bach: Sonata in B minor BWV 1030 1. Andante
[Petri/Jarrett]
小学生時代には必ず吹いたリコーダージャーマン式の場合は音孔を全て押さえた状態でスタートして、下の指から一本ずつ離していけば『ドラミファソラシ』になり運指がわかりやすいため、小学校の教育用としてはジャーマン式のリコーダーが採用されているのです。
リコーダーにはイギリス式(バロック式)とドイツ式(ジャーマン式)呼ばれる二種類が存在しています。
『じゃあ、どっちがいいの?どう違うの?』ってところが問題になるでしょう。
選び方を簡単に説明すると、子どもが小学校で使うソプラノリコーダーを探しているならジャーマン式楽器として色々な曲を演奏して楽しみたいならバロック式です。
又ミカラ・ペトリはリコーダーは1本で長くても1時間しか演奏できないそだ。すぐに湿ってしまうから。何の飾りもない、素直でまっすぐなその音楽は、きっと私たちのストレスや悩みを吹き飛ばしてくれるに違いない。
素朴なリコーダーの音に浸りリラックスし淹れたての珈琲を頂きながら癒やされませんか?やはり浸し見やすいリコーダー曲は何か休日聴く曲としては良いですね!ブラボー!
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