
この度久々に大阪に住む娘が今年から東京に移住し遊びに来ました、折角なので今回は噂では知っている神社に家族での今年の初参りを兼ねて息栖(いきす)神社参拝に少し遅い初詣をしました。
日本で最も格式の高い神社は、三重県伊勢市にある伊勢神宮で内宮は、天照大御神を祀ることから最も尊い神社とされています。
茨城県南部と千葉県にまたがる地域に「東国三社」と呼ばれる三つの神社があり、鹿島神宮、香取神宮、息栖(いきす)神社は東国三社として信仰の篤い神社であり、現在でも東国三社参り(三社を詣でる事)が行われています。

息栖神社入り口付近に掲示物には、鹿島神宮(鹿嶋市) 香取神宮(香取市)とともに 東国三社と呼ばれ、 古くから信仰を集めてきました。「東国三社巡り」は、江戸時代に「お伊勢参りのみそぎの三社参り」と呼ばれるほど篤い信仰を集めた旅でした。 関東以北の人は伊勢に参宮したのち、 禊ぎの「下三宮巡り」と称してこの三社を 参拝したといいます東国三社のうち他の二社に比べてより静かで趣がある神社が息栖神社ですと案内される。
鹿島と香取に祭られる二神が武神でありその神剣であるのに対して、息栖神社は、武神の乗り物であった「天鳥舟」というひかえめな存在の神が祭られているせいかもしれません。鹿島と香取の両神宮が、派手で大掛かりな作りなのに対して、息栖神社は「土地の守り神」として親しみがもてる雰囲気を感じます。
また井戸がご神体とされているという点からも、より身近に感じることができるでしょう。2600年以上の歴史を誇る鹿島神宮。武甕槌神(タケミカズチ)が祭られています。神話の中では地上を治めるのに大変活躍したそうです。エジプトのピラミットもレイラインの謎がある様に古代の遺跡には直線的に並ぶよう建造されたものがあるという仮説のなかで、その遺跡群が描く直線をさす。

その利根川沿いの息栖神社のご神体は、一の鳥居両脇にある「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる井戸ですあり先づは忍潮井見学に・・・。
昔は辺りが海水におおわれても、海水を押しのけて真水が湧き出て、住民の生活を助けたとか言われる。

この井戸は日本三霊泉の一つに数えられ、清らかな湧水に満たされています。井戸の中には「男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)」があり、女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むと縁結びのご利益があるという言い伝えがあります。

鯉が泳ぐ男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)を覗く。

左右の泉は、それぞれに女瓶、男瓶と呼ばれる瓶が据えられていて、その中から湧き出しています。その後境内に参拝に・・・。

広大な境内にはタケミガヅチがナマズの頭を抑えている「要石」などがあり、7不思議なんてお話もあります。

あまり壮大には感じないが 境内は厳かに実に静かな時が流れる様です。

意外と早く到着したが距離は自宅から70キロ程ですが、成田から高速利用により75分程にての到着する、参拝客は疎らで静かな境内を参拝できました。

煉盾の様に感じた、神門をくぐると・・・

本殿参拝、生活に欠かせない井戸がご神体とされているという点からも、より身近に感じることができる息栖神社でもある。

樹齢千年以上の御神木だそうです、帰りに社務所に立ち寄り交通安全のお札、個人のお守りを購入する。

本殿裏にはこの神社を建てた頃の基礎石があり、最近改装した時に頑丈基礎を施し古き基礎と交換を行なったそうである。

入り口付近に稲荷神社もあり、帰りに参拝する。

自宅から高速道路使用で約1時間15分での到着であった。兎に角家から成田までパイパス開通により30分ほどでの到着は道路事情はスムースに通過できる様になった。

途中外房線の走るの踏切を通過、一瞬銚子電鉄と思い期待したがJR線でした、残念!

ランチまでは時間があるのでドライブを兼ねてランチは息栖(いきす)から車で40分程離れた飯岡漁港近くの飯岡灯台近くの夕陽が綺麗なカントリーハウス 海辺里を選ぶ。
入り口は脇にある扉です。この様な建物4〜5棟は宿泊用の戸建てで仲間同士、家族用と利用されるのである。

夕陽が綺麗なレストランとしては有名だそうです。

確かに夕陽は綺麗であろうと思います。
一年中、東から陽が登、夕陽に沈む太陽を一杯浴びられる環境は実に健康的である。

飯岡漁港から入荷する春のヤリイカは正に旬のであり、ヤリイカ定食を頂く、この海辺里で有名な生鯖の握りが有名なので、一人一巻を別途に注文、筆者家族でのお酒のお供に、お土産用として持ち帰り鯖の棒寿司2本を注文した。

矢張り旬のヤリイカ定食は刺身、天ぷら等新鮮で柔らかで大変美味しい、この季節でしか味わえない美味しいヤリイカでした。
その後生鯖の握りを頂くが油も実に良い塩梅で大変美味しい味でもあった。其処に駐車させて頂きました。

徒歩で飯岡灯台散歩である。

ここ飯岡の地は有名な「あしたのジョー」の漫画家 ちばてつや氏が近所に住んでいた場所で作品中のキャラクターの銅像がありました。
矢吹丈の最大のライバル「力石 徹」は衝撃的でした!

筆者の好きな『のたり松太郎』(のたりまつたろう)を始めちばてつやはスポーツ漫画は特に面白かった、勿論衝撃的な「あしたのジョー」も素晴らしい作品でした。
続いての石像は矢吹ジョー!

その後展望台に登る

正面型展望台を望む

あいにくエレベータ故障中で螺旋階段を登る、展望台に上り、上からの飯岡港
この飯岡は昔から鹿島灘「釜揚げしらす」大変有名で飯岡に行く時には必ずしらすを購入するが、本日木曜は定休日でした、残念です!

青空も広がり 絶景を望む・・・飯岡漁港が見下ろせる、港内の飯岡堤防でシリヤケイカは時期にリツれる!エギングでの釣りである。時期は特に5~11月が最盛期だそうです。
シリヤケイカは若干小ぶりではあるが、味はコウイカと同様内湾性で、 コウイカよりも味が劣るとされるが、比べなければとてもおいしいイカである。

茨城方面の景色午前中は曇りでしたが、晴れ間が見える様になりました。

飯岡灯台は、千葉県旭市上永井の刑部岬に立つ小型灯台である。この刑部岬からの景観は、「日本の朝日百選」「日本の夕陽百選」「日本夜景遺産」「日本の夜景百選」「関東の富士見百景」に選ばれているそうです。

意外とこじんまりした灯台でもあった。銚子灯台は大き灯台です。
お腹も満足したので、お散歩コースに立ち寄る、千葉化学大学近くにある有名な、灯台が立つ刑部岬からは、西には九十九里浜を望み、東には海食された断崖が続く「東洋のドーバー」といわれる屏風ケ浦を見渡せる。

小柄な灯台とは対照的に、目の前に広がる雄大な太平洋の風景は壮観だ。展望台もあり、美しく立ち昇る朝日、名勝として選ばれた房総半島の彼方に沈む夕日、そして漁船と街の灯が演出する夜景まで、恋する時間をいつでも演出してくれるロマンティックなスポットだ。

銚子市犬岩から旭市刑部岬まで約10kmもつづく雄大な崖、美しい海や夕日が訪れた人々を出迎えてくれます。その素晴らしい景観は江戸時代からの観光名所であるそうです。

遊歩道は途中まで歩けますが、その先な自然な状態が続きます。
意外とサーファーが多く2〜30人のサーファーが賑わってました。

屏風ケ浦の中には珍しい人が掘った洞穴でそうです、何やら入り口に文字が彫ってあった。

此処で遊歩道は終了、この状態を続けると波の侵食に崖が崩れるので遊歩道を作ったそうである。此処も夕陽の名所である。

連休には多くの人々が訪れるであろうが、平日しかも連休前の散策は人もまばらで大変ゆったりできるチャンスであった、ブラボー!