2か月程前に盛岡の悪友(筆者の20代よりの友人)Y君から連絡があり、岩手県民会館(中ホール)にて諏訪内晶子(ヴァイオリン)リサイタルが実施されるとの情報が入った、今は演奏内容は不明であるが盛岡に聴きに来ないか?の誘いを受ける、このホールの特徴は音響機器は無しの生演奏が聴けるホールである。
盛岡は流行病の感染容疑者も少なく、関東と比べ全くの安全地帯ですので、迷惑をかけないよう十分手当し、簡易型の検査キットで、出かける前に検査して基本はリサイタルに行くことにしたが、関東圏はあっという間にオミクロイン感染は撹拌し多くの人は被害を被っている事は現実である。
馬鹿で最悪な岸田総理は何も出来ない(トロい)、しかもゴリゴリの親中派の林を外務大臣に選ぶ、何もしない総理で今回のオミクロイン騒動は関係者ならこの様な被害は世界的にも想定できたはずである。マンボウ対策、水際対策全てピーク過ぎに実施、何やってるのか?3回目の接種ももちろんピーク過ぎの有様ですいつかは3回目の予防注射はできるであろうが余りにも遅過ぎる、ナベツネの同学校のおかげで読売も支持して新聞調査はでは高支持率となっているが、ある専門経済界での支持は実質5%とも言われる、コヤツは一刻も早い退陣が民意である様に思うが・・・、話がそれた様で申し訳ない。
現在の交通機関は比較的に流行病で空いている、勿論ホテル予約サイトも空きが目立った、日時が迫っても簡単に予約出来る事はありがたい。
東北新幹線で上野〜盛岡間が約2時間での到着は行動すれば実に近い距離でもある、親戚の山形より随分近く感じる。
盛岡は比較的に感染容疑者も少ないが、街に出てわかるがタクシーさえ数が少なく経済は停滞している事は直ぐに分かった、日本経済もここまで停滞すると元に戻すことも大変である、基本ある程度の金銭が入らなければ使えない事は基本で、そんな図式も総理は理解出来ないようである。
準備して早めに自宅を出立する、天気も良く最寄り駅までのんびりと歩く、そして北総線で上野駅に向かう・・・・乗り換え時間を含み小一時間で到着する。
新幹線の中は温かいコーヒーとイヤホンで軽めの音楽を聴きながら過ごすつもりだ、東京発新幹線が上野に到着する。
東北新幹線は赤色のボディなんだと改めました。盛岡で秋田新幹線と切り離しするためである。
途中、仙台駅を過ぎるとあたり一面雪景色である、流石東北雪が多い。
車両も盛岡に近づくと岩手山の雪景色が見える。この山を見ると岩手に来たと思う風景である。そういえば実家にも墓参りにも行って無いことを思い出した。
予定通り盛岡着、早速北口改札で友人との再会で同流する、コンサート前に軽い食事を行う、駅近くのお店「盛楼閣」に寄る、勿論盛岡冷麺ですね。
有名なお店は沢山あるが中でも友人のお勧めな、店内も落ち着き雰囲気も良く勿論冷麺も実に美味い特にサッパリしそれで居てコクのあるスープは美味い!
筆者はこの冷麺のスープが実に上手く好きで、喉越しも大変良いことが特徴でもある。駅近の為盛岡に来れば訪れることが多い。
最近は盛岡は雪は多くないが今年は大雪で、根雪があちこちに残り、歩行には注意が必要である。何時ものホテルチェックインして会場に向かう。
ホテルからタクシーで岩手県民会館まで10分ほどで到着する・・・。
会場到着で一息、珈琲を頂く、岩手県民会館のショップはチープに思えるが意外と珈琲は美味しく頂けました。特に此のような思いがけない事は実に嬉しいものだ。
ここで今回の顛末の笑話でであるが・・・
今回は急に諏訪内晶子(ヴァイオリン)リサイタルの内容が決まり、チケットも取れたので、早速ホテルと新幹線を手配した、それと一番の厄介は自分のワイフに盛岡行きを打ち明けると、流行病の時期に何故と・・・?
当然しかも冬の時期に何故・・・?
え〜〜 実は諏訪内晶子リサイタルを聴きに行くというと、それもバッハですと打ち明けると、
一言「馬鹿じゃない?」大笑いされた!そんなわけで盛岡行きと相成る。
その様な想いの上で生演奏を聴く、バッハは6曲の《無伴奏ソナータとパルティータ》で、ヴァイオリンという楽器のもつ、ありとあらゆる可能性を汲み尽した。すなわち、演奏可能なあらゆる和音を弾かせることはもちろん、3声、4声のフーガの演奏さえ求めているのである。むろん、いくらヴァイオリンに重音奏法が可能であるとはいっても、和声進行や対位法を完全に具現することはできない。
したがって各曲には、別の楽器によって顕在化されるような、さまざまな要素が潜んでいることにもなる。
今回、盛岡に出掛ける前に筆者の装置でヴァイオリンソナタを試聴する、我が家の300BとタンノイIIILZ Monitor GoldのユニットをGOODMANS AXIOM 80の箱に移植したセットで聴くと実に美しい調べが聴超える、諏訪内晶子さんの調べは実に美しくて綺麗なんです、Deccaの録音はこの様に綺麗であったのであろうか?
昔からよく耳にする20世紀最高のヴァイオリニストの一人と称されたナタン・ミルシテイン、それと筆者の好きなヨハンナ・マルツィの演奏と比べ、実にバッハらしい線の太さと独特の胴鳴きが聴こえた、この辺りの響は人それぞれで答えは難しく感じた。
実に残念なことは彼女のCDではヴァイオリン音の美しさがの優れている様に聴こえる。バッハ音楽独特の線の太いヴァイオリンの音は聴こえなかった。オーディオでの再現はヴァイオリンの響きの再現は想像以上に難しい、一番オーディオ機材の再現での不足部分はヴァイオリンの震えるような胴泣きの部分は再現が難しい様である、それも作曲家により微妙な演奏によっても違い現在はモダンとバロックヴァイオリンの違いも様々で所詮は原音の再現は無理な事と生演奏を聴けば納得できる。それに筆者の耳は高齢の為以前と比べ低下していることも事実である。
今後は筆者のオーディオ機材も真空管の交換等で原音に近付ければ幸いである。
今回の内容は
諏訪内晶子ヴァイオリンリサイタル/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ
ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
休 憩
パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
現代を代表するヴァイオリン界の逸材、諏訪内晶子が、アルバム・デビューから25周年を迎える今年、満を持して待望のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲録音に挑みました。1990年に史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝して以来、30数年の歳月の中で自らを厳しく律し、感性豊かに育まれた音楽性で、しなやかに躍動するバッハ演奏を聴かせてくれます。
開演後緊張するためか聞き耳をたて真剣いきくが、休憩後の演奏は何故か変化したように聴えたのです。
BWV 1004「パルティータ」は、舞曲を連ねたフランス風の組曲様式をベースにしている。その意味でこれは《無伴奏チェロ組曲》の世界に近いが、構成は一層自由で、各曲の個性も鮮明である。
自分の聴く装置の音と今回流れた音質は意外と良く似たような音質は聴こえてきたが、生とは全く違うことはヴァイオリンのと言うのかバッハの重み、胴鳴きが違って聴こえる。今回から使用楽器は1732年製のグァルネリ・デル・ジェズ「チャールズ・リード」を使用しているとの紹介もありその辺りの音の違いは我が家の機材では無理な注文であろう、そして思うは所詮生音楽との違いの現実を実感することになった。
しかし今回のリサイタルの演奏会は自分感じた音の方向性は間違ってなかった様に感じた。また演奏は休息後の後半のパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004の演奏は実に熱演に感じた。バッハの演奏する熱演を感じた、特にパルティータの演奏は気合が入り感動した演奏が聴けた。中ホールのお客様は7割り強の席が詰まり全体的にはお年を召した方が多く来場していました。
後日筆者は思うがこの辺りが今の現実の音の美しく綺麗に聴けるいい感じの音に。これ以上はバランスが狂ってしまう原因の様にも感じた。所詮生演奏と比べること自体が間違いだと思った。
オーディオ機材の良し悪しなどは、クソ食らえでと思うが、また其れがなければ寂しい老人のお楽しみでも無くなるのであろう・・・・?
所詮生演奏の味わいなんて事は考えずに、オーディオ音楽と考えるべきであろう、阿久悠はこの会場内に友人がいて0後で今回コンサートの裏話を聞くと0000、今回の演奏項目は諏訪内晶子さんの考えが大きかったそうです、選曲も全て諏訪内晶子さん任せで行い、また演奏位置を決めるのにも音響テストを2時間強ヴァイオリンの音を確認して演奏位置の確認を行いの演奏と聞いた。勿論演奏会場の特徴もあり念入りに調整された様です。
思うは、一般的には弦楽器演奏の音楽に向いたスピーカーというと、ヨーロッパ の、たいていは英国のものをイメージする人が多いようです。古くからのものではクォード(QUAD)の静電型ESLとタンノイ(TANNOY)が両雄で しょうか、その両雄でも生演奏には到底比べられないだろうと、その様なことを考えてしまいました。ある程度の雰囲気が再現できれば合格なのであろう・・・
コンサート終了の余韻を楽しみながら、悪友がキープした所に素晴らしかった演奏会の模様を話しながら徒歩で向かう、勿論タクシーは無かった。
その後友人の案内で以前お邪魔した盛岡居酒屋 遊食屋FUJIにお邪魔する、前のブログの紹介です。
現在は夫婦仲良く元気に遊食屋さんを営んでおられる。東北の旨いお酒は揃えておられ次々に聴き酒して酩酊する。特に奥様はベジタブルカービング(野菜彫刻)がお得意で少しの時間で大根を見事な白薔薇に仕上げていただきテーブルにお持ち頂く早速失礼し携帯で撮らさせていただいた。
此のお店の特徴は地酒にも種類が多く、勿論好きな冷が美味しい日本酒が美味しい特にマスターに相談すれば丁寧に教えて頂けることは有り難い。特にお酒に合う料理も豊富ですが今回撮り忘れ紹介出来なことが残念に思う。
下の作品もナイフ一本にてお造りになられたようで、そのナイフも見せて頂きました。下記がその写真であり手早い仕事は流石である。
今回はコンサートは撮影禁止のためカメラは携帯のカメラのみの旅行になった。すっかり深夜まで語り楽しい時間を過ごさせていただいた。盛岡に来た時の行きつけの店ができました。ありがとうございました。ちなみに早速FBのお友達に登録させて頂きました。
そして翌日は三年前に青森地方の旅行を楽しんだ仲間とランチ食事会を催していただく。
場所は駅近くのホテルメトロポリタン盛岡 ニューウイングの中華料理店盛岡駅の隣で少し料金は高いが快適そうなホテルで次は常宿にはおすすめです。
各自好きなランチメニューから注文し次の温泉めぐり計画の密談です(笑)今年の夏には流行病が終息すれば・・・前のブログのように楽しいこと旅は邂逅である。
候補は青森の目の前に海の見渡れる露天風呂が楽しめる温泉が良いとまるでガキのようにはしゃぐジジイ達であった。
あとはフルーツと美味しいコーヒーをいただき、再会を約束し盛岡を後にする。
盛岡を去る前に盛岡の有名人の銅像を撮る。
盛岡市材木町の【宮沢賢治像】にもマスクが掛けられ。
「流行病退散」の願いであろう。そして無事自宅に到着するも大雪に見舞われました翌日写真です・・・。
一泊二日の実に楽しい旅でありました。ブラボー!
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