伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

愛犬麻呂が旅立つ、石坂公子(Kimiko Douglass-Ishizaka)が演奏したバッハ:The Well-Tempered Clavier、Bk 1 BWV.846-869の鑑賞。

2020年08月14日 | バロック音楽・オーディオ一般

庭の水槽に時期遅れの蓮(蓮根)の花が咲く、後少しで満開です、今年は咲かないかと思っていたが、見事に花をつけた。


翌日は咲き始めた、蓮の花、満開時より此の程度の咲き加減は実に良い塩梅だ、シャッターチャンス?蓮の花の開花で実に艶やかになる、お盆に咲く花は極楽浄土か?それにしても暑い日が続く。

最近の我が家のワンコの食欲が細くなり、突然引きつけを起こし動物病院で注射をし少しは小康状態になったが、先日12日の夕方愛犬のMダックス(麻呂)が旅立ちました。(20年5ヶ月)の長命でした、人間に例えると約100歳でした。翌日火葬しYouTube配信の般若心経を副読しました。


なにか心に穴が空いたように、気が抜けた感じです。家族の一員だったのでしょう。すごい脱力感だ、何もやる気が無くなる、家族皆落ち込む・・・・・・・。一緒に過ごした日に感謝する。


何気にYouTubeの中にピアニスト、石坂公子(Kimiko Douglass-Ishizaka)さんをここで初めて知りました。残念ながら初めて聴くピアニストでもありました。演奏する曲はバッハの「The Tempered Clavier」Book 1 BWV.846-869の録音でした。


音が鳴って暫く聴くうちに、なにか音楽に包まれるような間隔に陥った、早速iTunesで石坂公美子さんを検索すると4曲ヒットする、早速iTunesに切り替え試聴する、なんと驚く事は一音毎に知った音符を鳴らしチェックして聴くようにすごく大切な演奏が素晴らしく聴こえる。一瞬柔らかな腕の中で抱かれるように感じった。勿論ゴルドベルグ変奏曲を良いが、筆者には調律されたキーボード、平均律第一集が素晴らしく聴こえる何故か?・・・・・・・・。



勿論英国製の「ho's systemのLS3/5a」と古いアンプ、LINN LK100の組合せで聴くが、先ず先ずでの音はするのだが、細かいニュアンスに欠ける感じが纏い付く、もっと良い音?(力強い)で鳴るはずだ!の意識が強く残る、以前一度EL34の真空管アンプで聴いた記憶が徐々に美化され記憶に残っている。

今の音よりピアノ曲は確かに綺麗に聴こえ、包み込まれる感じは強いのではあるまいか?の疑念が湧く、此れは正に病気の症状であろう。

暫くは石坂公子さんのピアノ演奏に身を任せゆったりした時間を楽しむ、バッハらくしない演奏だが実に心地よいのだ。まるでシューベルトを聴くような感じに陥るがじつに気持ちが良い。



受賞歴のあるピアニスト、石坂公子が演じたThe Well-Tempered Clavier、Bk 1を発表しました。石坂さんは、バッハのソロキーボードの音符やフレーズを体系的に研究し、偉大な作曲家の作文の厳格な解釈を発見しました。石坂さんは2000年よりソリストとして活動し、モーツァルト、ベートーベン、グリーグ、ガーシュウィンの協奏曲を演奏し、バッハとショパンの通訳としての地位を確立している。



これはバッハではなく、シューベルトです。バッハはバロック派時代の人ですが、この演奏は古典派をすり抜けて一気にロマン派の演奏を聴く感じにになって聴こえる。音も、バッハらしい音ではなく正確情的で、表現もロマン派的な表現になっており、シューベルトのピアノソナタを聴くようです。これは第一巻のみでが、第二巻が実現されれば是非聴きたい演奏です。


JSバッハの世界では、音楽は超越的なものと見なされ、地上の欲望を超える目的を果たしました。愛、死、幸福、神性など、人間の存在に関する質問を調査し、回答するために使用されました。パフォーマーにとって、これらの主題を正確に反映することは、音楽のあらゆる側面に没頭することを意味します。Navona Recordsは、受賞歴のあるピアニスト、石坂公子が演奏したTHE THE WELL-TEMPERED CLAVIER BOOK 1を発表します。その解釈は、このレパートリーに特異です。音の明瞭さとバランスのとれたアーティキュレーションから、真剣さと感情の深さまで、石坂は透明性、情熱、知性の美徳に身を委ねています。



石坂は、ニューヨークタイムズから「才能があり、献身的なバチアン」と見なされ、バッハのソロキーボードの音符やフレーズを体系的に研究し、偉大な作曲家の作文の厳格な解釈を発見しました。バッハの音楽を分析すると、石坂氏は「各声は明確で独立していて、最初から最後まで一貫している必要があります。各声には、そのナラティブに論理的な独自のフレージングとダイナミクスが必要です。」さらに、ピアニストはペダルを避けて明快さと正確さを実現し、優れた技術と制御によりカンタービレの叙情性と流体の通過を実現します。

石坂公子演奏、バッハ:BWV.846-869


ゴルトベルグのような万人に知れ渡る曲、しかもグールドによってマスターピースが完成されている曲を新人がこれだけの熟練技を駆使して公開するのか!とあと残りわずかの人生なのに、バッハを聴くにはまだまだ時間が欲しいな、長生きしたいものだな、と思う。



勿論ゴルドベルグも良いが、正にシューベルト風、平均律は別格です。ドイツ生まれの石坂公子(38)は、クラシック音楽では初めての名前ですが、このアルバムを聴く人に長い間賞賛します。録音は明確であり、最も速い通路であっても、彼女のアーティキュレーションはクリーンで理解可能です。および個々の作品の構造を表示することへの彼女の関心立派です-そして素晴らしいです。これを達成するために、彼女はピアノのサスティンペダルを使用しなかったため、バッハの内なる声を驚くほど引き立たせました。

今後も益々素敵な演奏を楽しみに期待します。ブラボー!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿