伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

連休は自宅にてベートーヴェン:甘味なヴァイオリン・ソナタを考察する。

2024年05月03日 | クラシック音楽・オーディオ


早くも恒例の連休である、一年中お休みが続く筆者は、賑わう処には行かない、海外からの旅行者も多く桜開花時期からオーバーツーリズムが続く様である、後期高齢者になる筆者は他人には迷惑をかけない為にも混雑する連休は自宅でのんびりが一番である。

最低の岸田政権が続けば続く程日本の民度が下がる様であり、余りにも低脳な岸田政治にはウンザリである、先日岸田は米訪した際にウクライナ問題で米国のウクライナ支援担保補償をした売国奴岸田は最低である。ウクライナが破産すれば最低9兆ドルは日本が保証しなければならないのである。国民を経済制裁しても厭わないのが岸田でもある、お決まりの勿論マスゴミ諸氏は全く騒がずこのまま放置しても構わないのであろうか?

庭には毎年咲く蔓薔薇の蕾が盛んであり、先日蕾が多過ぎ剪定をおこなったが、少々開花の時期が迫ったようで写真に収めてみる。



最近オーディオ雑誌に取り上げられていた据え置きタイプのエンクロージャーの設置方法を見ていると、是非補修を試みたい箇所が見つかる。

それは前から気になった自作のオーディオボードの改良を試みる、つまりオーディオボードを補強し後ろ部分(設置面)にカーペット材を布製の両面テープで貼り付け現在設置方法を替えた、TANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetの幅の置き位置を1.8Mから1.5Mに狭くする勿論試聴しながら少しずつ狭くし良い塩梅の所で定位置に定めた。基本的には音は変わらないが今までの音と比べ若干ではあるが中間の音が増した感じになり若干ではあるが音楽が色濃く濃度の満ちた音が聴こえるように感じた。特に擦る楽器には濃度の増した音が効果的の様に感じた。



移動はジュニアの手を借り移動した、狭い部屋での移動と補修は意外と苦労する、位置移動の僅かな変化で意外と音が変わる事にも驚きであった。
位置の移動後はTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetの表面をビーズワックス(蜜蝋)を塗布し目的は木の表面の乾燥と劣化を防ぎます或程度の木目の潤いは必要である。後は乾拭きをして仕上げた。

ランチを頂き午後から色々音楽を楽しもうと思い、早速珈琲豆を曳き淹れる。銘柄は「いつもの珈琲」である。ブレンドではあるが、最近はお気に入りはブレンドが多い、一般的で癖が少なく。豆のカス並びに余りにも細かな粉を取り除き適温(75度)前後で淹れれば比較的美味しい珈琲は何時でも頂けます。慌てずにゆっくりお湯を落とせが良いのである。



大変申し訳ないが筆者が思うにベートーヴェンといえばまず浮かんでくるのが、学校の音楽室に掲げてある、あの厳つい感じの肖像画。ボサボサの髪に非常に鋭い眼差しが怖そうな感じの印象が残るが、コワモテでちょっと野暮ったくて、才気に満ちた感じはするものの、見るからに女性とは縁が薄そうに感じる。実際、57歳まで生きたベートーヴェンは、一生独身で過ごした様である。

しかし彼の曲にはロマンチックたっぷりな曲が記憶に残る、最初聴いたのはアルテュール・グリュミオー演奏の「ロマンス第1番ト長調作品40」「ロマンス第2番へ長調作品50」と記憶する、甘みなヴァイオリンの調べはあの肖像画は決して想像できない。又今回取り上げたヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」等も可成りロマンイックな曲でもある。
そして色々調べて見ると意外に、本人、女性にあまり興味がなかったのかと思いきや、決してそんなことはなく、ベートーヴェンは生涯、何人もの女性に恋をしました。しかし、これについてはたくさんの友人、知人たちが証言しているのですが、ベートーヴェンはけっこう女性にモテたのだそうです。では何故恋愛関係が少ないように思うが、その理由はベートーヴェンが好きになったお相手はほとんどが貴族出身(あるいは富豪の娘など)で身分が違い恋愛関係には至らなかったと言われているそうです。
勿論筆者等も恋愛には縁は薄く結婚もお見合いで結婚出来ましたので人の事は言えた義理も無いが、作品40、作品50、 Op.24「春」等聴くたびにベートーヴェンの肖像画を想像しニヤリとしてしまいます。

偶には変わった所で季節柄も春なので、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタの中でも非常に有名な曲であり、その、幸福感に満ちた明るい曲想から「春」や「スプリングソナタ」という愛称で親しまれている。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番(作品24)は、1800年から翌年にかけて作曲されています。とっても有名な楽曲なので、誰もが一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。幸福感に満ちた明るい曲で「春」「スプリングソナタ」という愛称で親しまれています。聴けばお分かりのように春の息吹が感じられるる、又ベートーヴェン自身のヴァイオリンのテクニックは稚拙だったそうで、ソナタの旋律リズムは、ピアノのものが中心になっているそうです。

色々数あるヴァイオリン・ソナタの演奏を選ぶが古い演奏者が多くなってしまった様であるこれは筆者の趣味的要素が多いのかも知れない。


まずは演奏者は特に筆者好みは(フランチェスカティ/カサドシュのデュオは好みでもある)ヴァイオリン・ソナタ第5番の第一楽章から優雅なヴァイオリンの調べから始まる曲は春そのものでもある。



続いてアイダ・シュトゥッキ=ピラッチーニ(Aida Stucki - Piraccini, 1921年2月19日 - 2011年6月9日)は、エジプト出身のヴァイオリン奏者、1916年にデビューして天才少女として有名になり、アメリカで活躍したヴァイオリニスト。

モリーニがアメリカ・デッカ、ウェストミンスターとドイツ・グラモフォンに行ったすべての録音が初めてまとめて発売されます。指揮者のアルトゥール・ロジンスキー、フェレンツ・フリッ・チャイ、ニコラス・ハーサニー、フレデリック・ワルトマン、ヴァイオリンのフェリックス・ガリミール、ヴィオラのワルター・トランプラー、チェロのラー・スロー・ヴァルガ、ピアノのレオン・ポマーズとルドルフ・フィルクシュニーと共演しています。



 「ニューヨーク・タイムズ」紙の音楽評論家ハロルド・C・ショーンバーグが「たぶん今までで最も偉大な女性ヴァイオリニスト」 ”と書いたことに、モリーニは「ヴァイオリニストはヴァイオリニスト。私はそう判断されるべきです。女性音楽家としてではなく」と語ったということです。 
以前購入しCD13枚組ボックス・セット限定盤を以前入手しました。中より

Disc9 
 ベートーヴェン: 1.ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』 
          2. ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2 
 エリカ・モリーニ(ヴァイオリン) 
 ルドルフ・フィルクシュニー(ピアノ) 
 録音: 1961年3月、ニューヨーク

エリカ・モリーニはウィーン出身、アメリカで活躍したヴァイオリニスト「ただの天才児ではなく、驚くべきことだ」と指揮者アルトゥール・ニキシュはモリーニを高く評価しました。



筆者の装置では一番上手く鳴ったベートーヴェンヴァイオリン・ソナタは
ヴァイオリン・ソナタ全集 : ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)カール・ゼーマン(P)であった。確かに弦楽器を聴くにはTANNOYのユニットは誠にうまい具合に鳴る、他にも英国製のブックシェルフスピーカーも持参するが50年以上前のTANNOYユニットの鳴り方は群を抜く様でもある。

ソナタ全曲録音は、1959年、ウィーン楽友協会(ブラームス・ザール)で伝説のプロデューサー、エルザ・シラー女史により行われました。
 ヴァイオリン ・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1 
 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2 
 ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3 
 ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 Op.12-3 23 Disc2 
 ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』 
 ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1 
 ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2 Disc3 
 ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3 
 ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』 
 ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96 【BDA】 
 
 ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン) 
 カール・ゼーマン(ピアノ) 
 録音時期:1959年5月11日~28日 
 録音場所:ウィーン、ムジークフェライン、ブラームス・ザール 
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

録音史上、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの名演は数多くある。フランチェスカッティ/カサドシュ、クレーメル/アルゲリッチ、いずれもビッグネーム同士の共演で豪華な事この上ない。
このシュナイダーハン/ゼーマン盤は、ヴァイオリンは表現の創造元が作曲家に基づく事を充分に理解してベートーヴェンの前にかしずいている。これを聴けば、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタが決して若書きの作品にとどまるものではない、演奏によっては大変神聖な味わいを持つ事ができると思うのであった。


連休は天気にも恵まれ早朝何時もより多めの愛犬「モジャ君」と散歩を楽しんでいます、帰宅し一緒にシャワータイム、軽めの朝食後はのんびりと淹れたての珈琲を頂きながらの毎日です・・・・ブラボー!

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