機微談語[きびだんご]

心の動きや物事の微妙な趣を徒然なるままに…。初めての方は注意事項もお読みください。

流転100年 奇跡の再会

2019-11-22 13:57:56 | 旅・おでかけ
今年の秋も日帰りで京都に行ってきました

今回も何かの参考にでもなればと
時系列付の記事にしてみました。


8:03 新幹線のぞみ(N700A)に乗って、名古屋出発 

   (私が乗った車両は車いす対応車両だったらしく、
   他の車両より入口が広く、多目的室があって客室まで
   カーブになっていました。
   入ってすぐの2列は4列シートで車いすのまま客室に入れて
   通路を塞ぐこともありません。車いすの方だけでなく、
   ベビーカーを使うお母さんにも楽かもしれませんね。
   こんな車両があるなんて知りませんでした

関ケ原の辺りぐらいかな



虹を観ることができました

8:38 京都着



改札を出る前にどこに何があるか改札内のお土産屋さんをチェックします。

改札を出たら、観光案内所で『地下鉄・バス一日券』(¥900)を購入して乗り換えマップと気になるチラシをゲットしておきます。


最初の目的地は、京都国立博物館です。



9:15頃 京都駅(D1かD2のりば)からバスに乗って

『博物館・三十三間堂前』へ

大体10分くらいで着きます。


今回のお目当ては、


(こちらの看板の画は『小大君』で、十二単の茶色の部分には銀泥、襟の黄色い部分には金、赤い部分には水銀朱が使われていたようです。)

1919年に、上下二巻からなる歌仙絵巻が一歌仙ずつに切断され、
別々の人が所有してきた歌仙絵37件中31件が、100年ぶりに集まりました。

それぞれの歌仙絵は、一か所でずーっと大切にされたもの、
転々と所有者が変わったもの、
行方の分からなくなってしまったものと
様々な状況の中で100年経ってこれだけの数が集まるのは、まさに『流転100年 奇跡の再会』ですね。

切断される前の状態で、当時の価格で35万5千円(今の価格にすると35億円位)。

今、当時の状態なら100億円くらいの値がつき、
間違いなく国宝になっていただろうとも言われる程の価値があるそうです。

ただ、切断されたことで、それぞれにこだわりの表具が付けられ、巻物とは違った価値が付いたともいわれます。

確かに、豪華な表具だったり、歌に合わせた表具だったり、
女流歌人の衣装を引き立てるような控えめの表具だったり、
それぞれの歌仙絵がより魅力的になっています。

そんな歌仙絵の展示に9:30開館なのですが、
9:30前にはすでに長蛇の列ができていました。

チケットを購入するだけで10分位並び、
展示室に入るまでに10分位並び、
中に入ってもなかなか進みません

結局、4時間くらい滞在してしまいました

切断されてから100年ですが、作られたのは鎌倉時代で、
それを何百年も経って観られるなんてすごいことです。

時間はかかりましたが、それでも観られて良かったです。


予定よりかなり遅くなりましたが、京都駅に戻り、
13:40頃、ポルタの『こなな』でランチ。

パスタ単品価格でサイドメニューがついた『こななのランチセット』を注文。
(好きなパスタ・本日の野菜・ミニ豆乳プリン・本日のこなな茶)

パスタは『合鴨と白ねぎの甘醤油だれ』(1280円)にしました。

お箸で食べる『和パスタ』は美味しかったです


次の目的地は、久しぶりの嵐山です。
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