GPシリーズ2015 NHK杯 FS

322.40

世界最高得点を大幅に更新し、300点を越しちゃいましたよ～

羽生くんは一体どこまで行くんでしょう


FSも最高得点を更新する216.07を出しました。

3A+2Tは後半に跳んで1.1倍の 10.78 、GOEが最高の 3.00、

技術点は、基礎点が95.79、GOEを足して118.87。

演技構成点は、97.20で、

9人いるジャッジのうち、

身のこなしでは3人が、振付では4人が、

曲の解釈では6人が、10点を付けています

もうほんとに次元の違いを見せつけられたような感じです。

羽生くん自身も手応えがあったようで、

カメラに向かって『１』と人差し指を立てていましたね


無良くんも大きなミスは無く、3位に食い込みました。

カナダ大会での10位が悔やまれますね。


田中刑事くんも、ほぼ完璧な演技で5位まで順位を上げます。

今後に期待できそうです


女子では、

宮原知子ちゃんが、203.11という自身初の200点超えで

優勝を手にしました

2回目の2アクセル+3トウループのアクセルが回転不足になってしまった以外、

大きなミスもなく、とてもいい演技でしたね。


真央ちゃんは最初の3アクセルが2アクセルになってしまい、

その影響か、3フリップが2本とも回転不足になってしまいました。

それでも後半は3フリップ以外はしっかりと加点をもらい、

FSで2位につけ、総合で3位に入り、GPファイナルに進出を決めました。

ファイナルではSP、FSを揃えてくることに期待したいですね


長洲未来ちゃんは、大人っぽくなりましたね

・・・なんて、親戚のおばちゃんのような気分になっちゃいます

GPシリーズ2015 NHK杯 SP

男子SPでは、

中国の金博洋が

4ルッツ+3トウループと、後半に4トウループの

2つの4回転ジャンプを成功させ、95.64という高得点を出しました。

技術点は、基礎点だけでも50.73という高得点の構成で、

GOEの加点を付けると56.50になりました。

とくに4ルッツ+3トウループは、基礎点17.90＋GOE1.43＝19.33と

ひとつの要素で20点近い高得点になります


そんな強力な選手がジュニアから上がってきていますが、

羽生くんは、世界最高得点となる106.33を出し首位に立ちました

技術点の基礎点こそ金博洋より低い48.05ですが、

GOEで11.39の加点をもらい59.44。

演技構成点でもすべての項目で9点代が並び、

ステップ、スピンもすべてレベル4をとる

ほぼ完璧な演技でした



女子では、宮原知子ちゃんが、

ほぼ完璧な素晴らしい演技で首位に立ちました

昨年と比べても表情も豊かになって、表現力が増したように思います。


真央ちゃんは、最初の3アクセルが回転不足で転倒したのが

響いてしまいましたね

3フリップ＋3ループはしっかり跳んだものの、

3ルッツでエッジを気にし過ぎたのかタイミングが合わず、

1ルッツになってノーカウントに。

ジャンプのミスをステップとスピンで、すべてレベル4を取り、

アシュリー・ワグナーに次ぐ演技構成点でカバーして、4位につけました。


フリーでの巻き返しに期待ですね

GPシリーズ2015 ロシア杯

女子は、１・２・３位を地元ロシア勢が占めました。

ロシア勢は強いですね。

若い選手もどんどん出てきていますし楽しみですね


昨年、繰り上げでファイナル出場を果たした本郷理華ちゃんは、

今年は自力での出場が可能なポイントと勢いがありました。

それを少し意識しすぎちゃったかなという感じでしたね

何となく、中国大会の時のようなノビノビ感が無かったような気がします。

ファイナルは、ちょっと難しいかもしれませんね。



さて、男子は小塚くんが出場しましたが、

故障明けということもあってか、ジャンプに精彩を欠きましたね

9位に終わりました。

ここ数年ジャンプが不調で苦戦していますね。

今年は残念ですが、また来年に期待しましょう。


優勝は、SP2位からの逆転でハビエル・フェルナンデスが勝ち取りました。

ジャンプだけで言えば、軸が細い若い選手の方が

簡単に飛んでいる様にも見えますが、

やっぱり総合的に見れば、ハビエルの方が高い評価を引き出せますね。


次は、シリーズ最後のNHK杯です。

これで最終的にファイナル進出が出揃います。

真央ちゃん、羽生くんが出るので注目度大ですね

W杯アジア2次予選 カンボジア戦A

人工芝の競技場で、なんだかやりにくそうですね。

ボールが弾む度、ゴムチップが飛び散ったり、

見ている以上に足元の感覚が違うんでしょうね。


前半はカンボジアに押される場面が多かったように思います。

危ない場面も度々見られ、先制されるんじゃないかと

正直ヒヤヒヤしました


それでも何とか０－０に抑えて後半を迎えます。

後半早々から入った柏木が流れを変えたようにも見えました。

後半2分の岡崎のPKは止められてしまいますが、

リズムは少しずつ良くなり、チャンスも増えたような感じがしました。


後半6分、柏木のFKに岡崎がヘディングで競り合い、

オウンゴールで先制点が入りました。

その後もチャンスは多くなりましたが、

相変わらず、なかなか追加点が奪えません


まぁ１－０でも勝ちは勝ちだから、いっかぁ・・・

なんて思っていたら・・・、

後半45分、藤春のクロスに本田がうまくヘディングで合わせて

追加点を奪います。

このまま無失点で勝ちましたが、

『辛勝』とい感じですね


ここ数年、カンボジアだけでなく、

東南アジアのサッカーは、急成長しています。

日本からも指導者などの援助があり、

リスペクトされている半面、

ナメてかかると足元をすくわれますね

GPシリーズ2015 エリック・ボンパール杯

男子は、ソチ五輪メダリストのパトリック・チャン、デニス・テンを始め、

マキシム・コフトン、マックス・アーロンなど、

かなりの混戦が予想されるメンバーが揃いました。


ところが、パトリック・チャン、デニス・テンも

ジャンプに精彩を欠いてしまいます。


そんな中、SPで昌磨くんが、ほぼ完璧な演技で首位に立ちました

4トゥループもキレイに跳んでいましたが、

GOEでマイナスがついてしまいました。

ステップからジャンプに入るまで、

すこし間が空いてしまっていたようです


村上大介くんも、コンビネーションの2つ目のジャンプが

1トゥループになってしまった以外は、

大きなミスもなく3位につけました。


女子では・・・。

佳菜子ちゃんは、3フリップは良かったものの

2アクセルが1アクセルになってしまいノーカウントに、

3トゥループ＋3トゥループのコンビネーションの

2本目が回転不足になってしまいました

ただ、スピンとステップは、すべてレベル4を取って

ジャンプのミスをカバーできていたと思います。


今井遥ちゃんは、ジャンプに精彩を欠いてしまい9位に・・・


トップに立ったのは、グレイシー・ゴールド。

ほぼ完璧ないい演技でした

2位は、ユリア・リプニツカヤで、

不調からの復活の兆しを見せてきました。



FSも楽しみではありましたが・・・

パリで発生した同時多発テロの影響で中止になってしまいました

まだどうなるか分かりませんが、

SPの成績がそのまま反映されるとなると

男子は、パトリック・チャン、村上大介くん辺りが、

女子は、トゥクタミシェワ辺りが

ファイナルへのボーダーラインになりそうですね。

ポイントが同じになった場合は、どうなるのかな？

なにか救済措置みたいなのがあればいいんだけど・・・


ただ・・・今は、

テロに巻き込まれ犠牲になった方々のご冥福を祈りたいと思います。