機微談語[きびだんご]

心の動きや物事の微妙な趣を徒然なるままに…。初めての方は注意事項もお読みください。

芸術の秋

2018-09-29 19:50:58 | 旅・おでかけ
ちょっと前になりますが、

休日に美術館巡りをしてきました。


まず名古屋の金山にある名古屋ボストン美術館の

『ハピネス~明日の幸せを求めて』へ行きました。

残念ながら、この展示を最後に閉館してしまいます。


曾我蕭白の『琴棋書画図(きんきしょがず)』は、大きさにも圧倒されます。

観ていて「あれ?」っと思ったのですが、

『琴棋書画図』なのに、『棋』の画が無いのです。

ちょうど真ん中のところで左右の画がつながらないので、

解説を読んでみると、やっぱり元々はあったようです


画だと、白隠慧鶴の『布袋図』も

布袋様の袋の中に『幸せ』が入っている感じの

何だかほっこりする画でした


画意外だと、2点の七宝焼が目を引きました。

龍と鳳凰の七宝焼の花瓶と、刀の鍔に施された金有線七宝が緻密できれいでした。


絞りと刺繍が施された打掛もすごく繊細で綺麗でした。



その後、昼食を食べてから、名古屋市美術館の

『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』を観てきました。


ポスターにもなっていたルノワールの『可愛いイレーヌ』や

セザンヌの『赤いチョッキの少年』は、やっぱり目を引きますね


ゴッホの『日没を背に種まく人』は、

真ん中にある大きな木が、歌川広重の浮世絵のように描かれていて、

浮世絵の模写をするほどに影響を受けていたことがわかります。


一番最後のホールに行くと殆どの人がスマホをかざしていました。

「なんだろう?」と思ったら、

モネの『睡蓮の池、緑の反映』の大きな画を撮影していました。

この画だけは、撮影可ということで、みんなスマホをかざしていたのです。

私は小さいので、写真を撮る邪魔にならないように、

しゃがみながら一番前で、見上げるように見たのですが、

下から見上げる大きな画は、すごく迫力がありました。

こういう見方も『有り』ですね

後ろの人がいなくなったのを見計らって、私も写真を撮ったのですが、

私がしゃがんで見上げているのを見て、

何人かの人が同じように、しゃがんで見上げるようにしていたのはちょっと面白かったです。


何となく、今年は美術品(特に日本美術)に興味のある秋です。
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キリンチャレンジカップ2018 コスタリカ戦

2018-09-13 20:58:39 | サッカー
7日のチリ戦が北海道の地震の影響で中止になり、

このコスタリカ戦がポイチ監督の初陣になりました。


今回、大幅なメンバー交代というか、

世代交代が行われた感じですね。


試合の方は、立ち上がりから積極的に前へ前へ行きます。


前半16分、中島のCKにニアサイドに飛び込んだ佐々木がヘディングで合わせると、

クリアしようとした相手DFに当たって、先制ゴールが入ります。


この後もチャンスは作りますが、追加点は奪えず


1-0で、前半終了。



後半も勢いがあります。


後半21分、遠藤が中央から左サイドの中島にパスを出し、

絶妙なスルーパスを走り込んだ遠藤に返します。

遠藤がニアサイドの南野に送ると左足でゴールに流し込み、追加点を入れます。


連動した動きから得点のチャンスを作りますが、

ゴールには至らず、3点目がなかなか奪えません。


後半48分、ハーフウェーライン付近で遠藤からの縦パスを受けた浅野が、

右サイドの伊東にパスを出すとドリブルで仕掛け、中に入って左足でシュート。

GKの手をはじいて3点目が入ります。


3-0で、快勝(?)です。


何となく、久しぶりに見ていてワクワクするような試合だったように思います。
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