今年の節分は2月2日です。
2月2日の節分は、124年ぶりなのだそうです。
節分には豆をまきますが、
『魔目』とか『魔滅』ということで、
鬼
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の目にぶつけて邪気を払うのだそうです。
そんな鬼ですが、『隠(おん・おぬ)』からきたとされているそうです。
陰陽道でいう鬼門の方角・北東からくると言われています。
京の北東には鬼門を守るために比叡山延暦寺が建てられたそうです。
その北東は、丑
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・虎
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の方角なので、
鬼は丑の角と寅のパンツ(ふんどし)なのだそうです。
『目に見えない怪しげで異形なもの』を『鬼』と言っていたようで、
正体については諸説あるそうです。
その中には、雪が積もって仕事がなく、京まで出稼ぎに来ていた
『東北の人』というのもあるのだとか。
京の人から見れば、寒い国で暮らしているせいで、
赤ら顔になっていて、訛りで何を言っているのか分からない人は、
得体のしれない怖い存在に見えたのかもしれませんね。
だから、そんな人が来る方角である北東を『鬼門』と呼んだのかも・・・。
そんな鬼門除けの為に、京都御所の北東の塀の角は欠けていて、
屋根には鬼門を守る猿がいます(猿ヶ辻)。
京都御所(猿ヶ辻)と比叡山(日吉大社)。
そこを一直線に結ぶライン上にある
幸神社(さいのかみのやしろ)・赤山禅院(せきざんぜんいん)の
4か所では猿が鬼門を守っているそうです。
ちなみに、御所に近づくにつれ、猿も正装しているようです
そこで、桃太郎のお話なのですが、
桃太郎のお供といえば、猿・犬・キジですよね。
何故この3匹だったんだろうと思ったのですが・・・。
元々のお供はキジではなく、ニワトリだったという説もあるそうで・・・。
鬼門と対峙する方角にある干支が『申』。
比叡山延暦寺の地主神・日枝神社の使いの猿
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を先頭に
酉
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・戌
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が鬼を退治するという・・・。
思わず、「なるほど・・・」と。