機微談語[きびだんご]

心の動きや物事の微妙な趣を徒然なるままに…。初めての方は注意事項もお読みください。

2019全日本フィギュア選手権

2019-12-23 21:10:51 | スポーツ
今年の全日本は見どころぎっしりでしたね。

まずは順位から振り返ろうと思います。

女子

1位:紀平梨花

2位:樋口新葉

3位:川畑和愛(Jr.)


男子

1位:宇野昌磨

2位:羽生結弦

3位:鍵山優真(Jr.)


女子は順当に紀平梨花ちゃんが優勝しました。

4サルコウを回避して、『質』に重点を置いたのが成功しました。


男子は、5週間で3連戦という過密日程で疲労がたまっていた羽生くんは

見るからに体が重そうで、ジャンプに精彩を欠き、優勝を逃します。


一方、昌磨くんは臨時コーチにステファン・ランビエールを迎え、

本来の良さを取り戻しつつあります。


それは演技に入る時の表情にも表れていたと思います。

羽生くんは珍しく緊張した面持ちだったのに対し、

昌磨くんは、リラックスした柔らかい表情でした。

これが今回の勝負の分かれ目だったように思います。


男女とも3位には、ジュニアの選手が入りました。

ジュニアのレベルがかなり上がってきているなぁと実感させられます。

特に男子では、今回は5位になりましたが、

ジュニアGPファイナルで優勝した佐藤駿くんもいます。

1歳差の2人ですが、

かつての高橋大輔くんと織田信成くんを見ている様で

今後が楽しみですね。


その高橋大輔くんはシングル競技を引退し、アイスダンスに転向します。

今大会がシングル最後の演技になります。

ジャンプには精彩を欠きましたが、ステップは健在で、

改めて見ごたえのあるステップだなぁと思いました。

キス&クライでは会場中から、大ちゃんコールが湧きあがりました。

高橋くんからは、長年支えてくれた長光コーチへ感謝の花束が贈られました。

また一つ、大きな転換期が来たような気がします。

寂しくもあり、楽しみでもあり・・・。
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