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ウォーキング例会・赤穂を訪ねて。

2012-05-27 23:49:26 | 輝いて生きる
お世話をしているウォーキング倶楽部の5月例会を忠臣蔵の
ふるさと、赤穂浪士で知られる兵庫県西の赤穂市で開催した

新大阪を8時25分の新快速で姫路へ、赤穂線に乗り換えて
終点のJR播州赤穂に着いたのが10時10分

京都、大阪、神戸から参加した11名のメンバーが集合場所
の駅改札前に顔をそろえた
急に来られなくなった3人にはブログで報告をしてあげたい


改札前にはこんな力強い絵と文字が掛けてあり背筋がのびる
ここは赤穂四十七義士のふるさと播州赤穂!
今日は11人でその歴史と伝統の塩の町を歩いてめぐる!




駅前に出ると空は五月晴れ、絶好のウォーキング日和で空気
もいい、駅前広場で担当の播州3人組から資料の配布と説明
があった、忙しいのに下見までして準備をしてくれて感謝!


ストレッチの後、最初の訪問地の赤穂城跡に向けてスタート
駅前から直線で伸びるお城通りを足取り軽くどんどん行く!


道の両側に四十七義士が詠んだ詩が掘られた碑が並んでいる


途中、息継ぎ井戸へ寄った
変わった名前の井戸やな?

江戸城であった浅野長矩の刃傷事件を知らせるために浪士の
早水藤左衛門と萱野三平が早駕籠を飛ばしてたった4昼夜半
で城下に入り、この井戸水で一息ついたという井戸だそうだ


となりにあるからくり時計
高さが4mで午前9時から午後8時までの毎正時に太鼓の音と
ともに時計台の下の扉が開きいてからくり人形による忠臣蔵の
一幕が繰り広げられるそうだ
帰り道によってその瞬間を見たい!


整備されて城下町の雰囲気が漂うお城通りをどんどんすすむ


まもなく赤穂のシンボルの赤穂城跡へ到着した
浅野長直が慶安元年(1648)に築いた海城で国の指定史跡

赤穂城大手隅櫓




大手門前


場内をぐるり急ぎ足で見学ウォークする、観光客が多い
ここは大石義雄宅跡長屋門、屋敷は308畳あった、広い!
この長屋門だけ焼失を免れ江戸期の建築物として国指定史跡


刃傷事件を知らせるため早水藤左衛門と萱野三平が叩いた門


次いで浅野家の家老の藤井又左衛門と大石蔵助の屋敷跡に
四十七義士を祀る神社として大正元年に創建された大石神社
に向かった、ここにも大勢の人が訪れていた


大石神社の本堂


大願成就の御利益があるといい全国から参拝客が絶えない


義士宝物殿にはゆかりの資料が展示してあるらしいがパス


大石義雄内蔵助像の前で、えぃつ!


赤穂城本丸門


本丸庭園は広い、まだ、発掘調査が続いているらしい
石垣の残る天守台跡


城跡を出てかんかん照りの道を一路海浜公園を目指して歩く
静かできれいな街並み、目に映る緑が多くて歩く環境として
申し分ない

千草川にかかるちぐさ橋に着いた


橋上から上流に広がる景観、流れもきれいだ
下流はすぐ瀬戸内の播磨灘に流れている


ちぐさ橋を渡り海辺の道をウォークが続く
今日はMさん以外のベテラン女性会員がいなくて静かだ!

ウォーク中は、できるだけ若手や新人さんと会話ウォーク
をすることにしている
世代の違う人から学べるチャンスにしたいし
メンバーひとり一人のことも理解してあげたい
そして
その人に何を与えてあげることができるかが
自分の役割だと思っている

この倶楽部に入ってよかった!
あの人に出会えてよかった!

と言ってもらうことがささやかな願いでもある

やがて広大な赤穂海浜公園に着いた




海洋科学館の「塩の国」で塩づくり体験が組まれているので




さっそく塩づくりにチャレンジ! しっかりかき混ぜて


いい塩ができた
チームに分かれて体験、わがチームが一番上質だな!


この真剣な顔、交代で混ぜる、ここが一番!


ここはあかんわ!


ここもあかん!


作った塩をもって記念撮影、今日のお土産はこの塩だ!


釜焚きの実演


昔なつかしい塩田風景が広がっていた


わが家でも戦時中、戦後には、自宅で塩をつくっていた
祖父や母や兄は海からバケツで塩水を運んでブリキ製の
長方形の大きな容器に入れ下から塩になるまで焚き続ける
子供の自分は松林から落ち葉を拾ってくるのが仕事だった

公園内の日陰を探して昼食
ゆで卵をメンバーからもらって作った塩をふりかけ食べた
うん、なかなかおいしい!

午後は瀬戸内の海岸線をぐるり岬回りする絶景コースを行く
穏やかな瀬戸内海の景観が続く海岸を健脚を競うように歩く

伊和都比売神社本殿から鳥居の向こうに瀬戸内海播磨灘が
広がる、かすみの向こうにかすかに小豆島が見える


ここは縁結びでも有名らしい


大石名残の松(碑の説明)
血涙を呑んで赤穂開城を終えた大石内蔵助は元禄14年(1701)
6月半ば妻子をこの港より海路遠く大坂表に送り出し
自らは6月25日 其の後を追って山科に向かった
其の時 御崎の厳頭に立つ老松を見送りつつ名残を惜しんだ
と伝えられている
人びとはこれを「名残の松」と言い伝えているが今は枯れ
幹に儚く昔の語り種を残す




小さなボートでのんびりと釣りをしているのも波静かな
瀬戸内海だから楽しめること


Hちゃんと海に入ったのはいつか、という話になったが
思い出せないくらい昔のこと、足だけでも入れてみたい


瀬戸内育ちの自分には塩の香が漂う海岸ウォークはふるさとに
戻ったような気がしてなつかしかった

コースもいよいよ終盤に入り海岸から御崎展望台をめざして
急な坂道を一気に上っていく
これはきつかったが若い人になんとかついて遅れず上った


この赤穂御崎の夕日は、日本夕日百選に選ばれているそうだ
春には5000本の桜が咲きそろうという


ここにも大石義雄、内蔵助の像が建っていた


今度は赤穂の町を目指してどんどん下っていく
この光景が一番好きでみんなの健脚がたのもしい


自分の役はアンカー役と心得ている
後ろから来る車や自転車の注意
脚に疲れがきているメンバーはいないか注意


第一集団、第二集団が千草川にそってずっと前を行く
ここは自由ウォーク、各人の歩きでのびのび歩く


お城通りに戻りからくり時計に行ったらちょうど16時で
時間を知らせるからくり時計の扉が開いた!


松の廊下事件など、約3分程の忠臣蔵が繰り広げられた!


見てる、撮ってるおじさんメンバー


JR赤穂駅にゴールしたら16時20分になっていた
時間待ちの間をJR駅舎内にあるコーヒーショップで
ミーティングとした

夏を思わせるような炎天下を歩いて約24,000歩
コースは健脚向きでのびのびと歩けるのがすばらしい
播州地区のメンバー3人が企画運営してくれ一味違った
小旅行気分の例会を楽しむことができた


来月は女性コンビの企画による京都コース、今から楽しみ!