昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

諦めた年金記録確認申請。

2009-02-28 18:55:32 | ひとりごと
家内の年金未記載に関して「年金記録確認第三者委員会」へ
申請したことを昨年の春、ブログに書き込んだ

あれから8ケ月たってやっと今月の初めに○務省の出先から
呼び出しがきたので家内が指定の場所へ出かけてきた。

その後、何度も電話で確認やら質問がかかってきたが進展せず
最後は何か確認できるものはないか、それに当時のことについて
聞かれるばかり・・・
いま頃、昭和50年頃の書類や確認できるものなどないことは
最初に相談に行った2年前から言ってあること。

問題は、国民年金手帳の交付日(登録日)が、夫婦とも同一日なのに
家内の納付だけが2年後からになっていることを記載ミスとして
主張してきたのだが・・・年金の納付は家内が一切やっていた。

”当時のわが家の暮らしぶりはどうであったか、主人はどんな仕事を
していたのか?
(経済的に困っていなかったか、それで奥さんの納付ができなかった
のではないか?”と言いたかったのだろう)

ここまで電話で聞かれたということで、堪忍袋の緒がきれた。

2年も前から相談に足を運んで以来ここまで、まったく前進はせず
窓口を変えるばかりで、同じ質問の繰り返し、足を運ぶのはこちら
自分たちの管理ミスをこちらに証明させようとすり替えているだけ。

こったちがあきらめるのをあの手この手で時間稼ぎをして待っている
としか思えない。

これ以上、時間や労力をかけて、いつ、結論がでるかわからないこと
を待ち続けるストレスを考えるとバカバカしい
くやしいけれど、つきあいきれないので、積極的に諦めることにした。
答えは、どうぞ、そちらで出してくれ!

その代わり、口が元気である限り、黙ってはいない。

お役所には自分たちの「使命」と「働く」という意味を
自覚して誇りの持てる仕事をしてほしいと思うが。




努力の花開く、うれしい知らせ!

2009-02-27 19:44:42 | 交流
昼過ぎに東京で頑張っているHさんから電話が入った

小さな声なので職場からなのだろう

”日経朝刊の○○ページをみましたか?”


”今日はあいにく自宅に置いてきたけど・・・”

と応えながら
あっ、人事でなにかあったな、転勤か、昇進か・・・
とっさにそう思った。


”大阪(本社)へ戻ることになりました”


”それはよかった、栄転ですね!”

少しやりとりをして仕事中なので電話をきった。

日経新聞に掲載される人事はそれなりの企業で
それなりの立場の人に限られている

自宅に帰って新聞を確認するのが待ちきれなくて
新大阪駅の売店に急いですでに片付けられていた
朝刊を探してもらって喫茶コーナーで広げてみた。

「常務執行役員・・・・」

本社へ凱旋だ、すばらしい。


2年前の3月だったか親しい勉強仲間で激励会を開いて
東京へ送り出したのに、わずか2年で天下の東京市場で
実績を残したのだろう、立派なことだ。

10年あまり前、エグゼクティブのメンバーが自分の仕事場
へ集まってきて学習会を続けていた時のメンバーの一人だが
その当時の彼は恵まれた立場ではなかった。

早く偉い人になって苦労するより
じっくりと現場で実績を上げ実力を蓄えておけば
50代で出番がくるからそのほうがいいと励まし続けたものだ。

お互いに妙に気が合って奥さんも含めてウォーキングに行ったり
食事したり・・・親しくさせてもらっていた。

それにしても
わずか10年ほどでここまで昇りつめてきたのは
合併を繰り返してきた組織の中で

流されず、腐らず、奢らず、諦めず
常に自分の立場に忠実に
現場での地道な努力を積み重ねてきたことが
花開いたのだと思う。

とくに人に対する丁寧な接し方は
真似ようにも足元にも及ばないくらいすばらしい
営業の責任者として強みになっているものと思う。

大阪に戻ってきたら
2年間の凝縮された東京での活動を聞かせてもらい
現役ばりばりの熱いエネルギーで自分の再生したい。 

そして、奥さん共々、昔のようにウォーキングを楽しみたい

こんな大事なことを、わざわざ仕事中に知らせてくれた
Hさんの気持ちがうれしくてこみ上げるものを感じた

早く二人に会いたい。





新幹線「さくら」

2009-02-26 19:51:05 | 電車・鉄道
平成23年(2011年)に山陽・九州新幹線で直通運転を開始する
新型車両の名称が「さくら」に決まった。

名称の公募に寄せられた16万8951通の中から約8000票で
最も多かった「さくら」が選ばれたそうだ。

「日本の美しさ」をコンセプトにした新型車両のイメージに合う
いい名称に決まってよかったと思う。

新型車両は山陽新幹線で走行中の「N700系」をベースにして
新大阪駅-鹿児島中央駅間を現在の最短コースより約1時間短い
約4時間で結ぶということだ。

開業まで2年
さくらに乗って鹿児島へ歩きに行くのを楽しみにして待とう。


今日の新幹線N700


「老いる」ことと「歳を取る」ということ。

2009-02-25 23:28:48 | 輝いて生きる
いつも思っていることだが古希を迎える今年は
とくに意識していることがある

それは

老いていくことを止めることはできないが
遅らせることができるなら遅らせたい
若々しく年輪を積み重ねていきたい
先日の発表会でもそのことを強調して

なにをしたらいいのか、いくつかのことを
具体的に約束したばかりだ


書店でこんな本が目についた

 「老いない技術」
  元気で暮らす10の生活習慣 
  林 泰史 著


「歳を取る」ことと「老いる」ことは違うということだ

なるほど、そういえば同窓会でそれを感じたことがある
身近でも同じ高齢者でありながら、若々しい人もおれば
年齢以上に老いている人もいる

「歳を取る」とは、生まれてから何年経ったという年月の
長さを示しているにすぎない

「老いる」とは、熟年以降に歳とともに体や体内臓器の働きが
低下して精神・身体の動きが鈍くなっていくことで、単に歳を
取っていくこととは違う

歳を取っていくにしてもできるだけ「老いない」ように
若々しく日々を送るような生活を習慣化すること

そのために必要なことが「食べる」「動く」の二点だという

なるほど・・・

この他に自分が思うことは
このブログのタイトルにしているように
諦めないで、いつまでも自分を信じて
「夢」や「希望」を持ち
昨日より今日を
今日より明日を
少しでも前進するように
チャレンジすることが大事だと思う

動くということになるな。




故障でとうとう入院、!

2009-02-24 23:40:35 | ひとりごと
半月前から調子が悪かった携帯電話をとうとう修理に出した

突然、画面が消えたり、動かなくなることがあったが
しばらくすると何もなかったかのように動いてくれるので
さして不便を感ずることもなくそのままにしてきた

ところが昨日の午後、突然画面が消えてから一日たっても
動かないまま、仕方ないのでショップに持ち込んだら
修理に出したほうがいいていうのでお願いした

退院まで十日ほどかかるということで代りの携帯を借りてきたが
機種が違うので使いずらい

もともと、そんなに携帯を使うわけでもないので
この際、緊急の場合を除いて使わないでおこうと思った

あればついつい便利で使うが、もともと、なかったもの
なついてくれない借り物になじむ努力をするより
短期間のことだから使わないことに限る

どんなことになるかしらないが携帯はないものとして
過ごしてみることにした。

油断大敵、増加は簡単!

2009-02-23 22:56:08 | 健康
一昨日の「自分との約束シート2009」に記入して
メンバーに約束した中に「今年続ける六つのこと」が
ある、日々続けることだ。

たとえば、12月から始めた早朝座禅もそのひとつ

その中でとくに毎日の動向を記録していくものとして
体調管理の三項目①体重 体脂肪 ③内蔵脂肪がある。

今年になってからの記録をメンバーのDRに伝えたら◎と
言われ気分をよくした。

そして、きのう、その三項目を測ってみたらなんとなんと
体脂肪も内蔵脂肪もこのひと月では高い数値に増加。

体脂肪は15以内になっていたのに16.5へ、昨年末に逆戻り
内蔵脂肪も一けた内をめざしていたのに思い切り12.4まで
大きく逆戻り、さらにプラス。

なんだ

一時会はごちそうを食べて、二次会は居酒屋で揚げ物の多い
居酒屋メニューを食べたからだろうか
内蔵脂肪は簡単に増減すると聞いているがその通りだった。

これもグラフに記録することで強く意識するようになったからで
去年までは、たまの計測でそのままにしていた。

また、数値ダウンにチャレンジだ
ウォーキングに食事に・・・と
内蔵脂肪は、メタボにとって大敵だから

さて、今夜の数値はどうなっているやら。

(内蔵脂肪とは-日本薬学会HPより)

肥満は腹部のX線CT検査により、脂肪が内臓組織に蓄積する内臓脂肪型と皮下組織に脂肪がつく皮下脂肪型に分類される。内臓脂肪の面積が100cm2を越えると内蔵脂肪型肥満と診断される。内臓脂肪は皮下脂肪と比べ、食べ過ぎですぐに蓄積するが、食事制限や運動で減少しやすい。内臓型肥満は上半身型(リンゴ型)肥満に多くみられ、特にインスリン抵抗性や糖尿病からくる動脈硬化症、虚血性心疾患等の生活習慣病との関連が深いと考えられている。

燃えた発表会!ランドセルの一年生(写真)

2009-02-22 18:41:51 | 輝いて生きる
所属している会の今年度の活動のスタート
「自分との約束シート2009」の発表会を昨日の夕刻6時から
大阪市内のステージ付き会場で開催した。

今年で4年目になるこの行事は
ある勉強会の同期生による年頭恒例の目標発表会・・・・
と言ってもかなり時期遅れだが
慌ただしい1月を避けて昨年から2月開催にした。

それぞれが、今年の目標を指定の約束シートに記入
それをコピー、冊子に綴じて全員に配布する
全員のシートを持ち合うというルールにしており
欠席者もシートで参加するので結構な枚数になる。

その内容についてステージに上がって全体発表をするが
最初に前年一年前のシートの内容についての報告をして
次に自分が今年やると決めた内容について時間制限なしで発表する。

それについて、いろいろな突っ込みが入る

昨年までは、自分がトップバッターで盛り上げ役を買っていたが
今年は閉めをしてほしいといわれて最後の登場となった。

これもお決まりの

坊主頭に名前入りのはちまきをして
大きな名札つき(1ねん1くみ ○○○○○○○○)の学生服を来て
本来は半ズボンなのだが昨夜のこむら返りでこれは中止

ランドセルを背負って
首からは気合い入れのラッパをつるして
ステージのマイクの前で恒例のパフォーマンス発表

これをやらないとみんな許してくれないのだ。
(ランドセル少年の由来はここに)

年末から新年にかけて作成したもので
すでにあちこちで発表してきた内容だが
それをシートに転記し、精一杯の発表をした。

自分の役目は

一番の年長者だから

「ランドセルさんが、あの歳で、あそこまでやるのだから・・・」

と、感じてもらえるように

勇気づけができるように

内容も

態度も

声も

表情も

真剣勝負

みんなが自分を見ている

年長者がいい加減なことをしていたら

いい加減にすませようとする者が出てくる

参加する以上

自分が誰よりも真剣な姿を見せないといけない

それが参加資格と心得ている。

しかし

元気と勇気をもらったのはこちらのほうだ

参加者の大半が40代
一番頑張って輝いている連中だから

とくに自分で経営している者
個人で仕事をしている者は
生きるか死ぬか自分次第
勤め人とはぎりぎりのところが違う

思わずそこまでやろうとして苦しくないかと
質問してしまう。

いろいろ交流はあるが
この会とこの会の母体の会は「マインド」の高い人が集まる
だから時間もお金もおしくない。

二次会、三次会・・・最後まで付き合うのも自分の務め

気がついたら深夜4時前
自宅に戻ったら4時半を過ぎていた。

深夜の交流に使った時間とお金は
消費でも浪費でもない

明日の自分への「投資」だ。

あとは、約束シートで発表した内容の実行あるのみ。

ランドセルが発表した「自分との約束シート2009」


最終の発表、さあ、聞いてくれ!
相棒のセーラーちゃんも壇上に上がってきた。 


どうだ! セーラーちゃんも思わず拍手。


発表終えて満足のランドセル。首に気合入れのラッパかけて。

相棒のセーラーちゃんは、同期の仲間、もと経営者、ランドセル
に合わせて還暦のセーラー服で迷コンビ、この制服は高校野球
名門○Kコンビでおなじみの学校の元制服という縁起もの。
野球帽のマークと同じマークがついているのには驚かされた。

真夜中の悲鳴、あっ!

2009-02-21 10:14:53 | ひとりごと
深夜、何時頃だったか

「ふくらはぎ」に急に痛みが走って「あっ、痛い!」と
大きな声を発してしまった

"こむら返りや"

年に一度くらい、夜中に突然、痛みに襲われることは
経験しているが今日の痛さは特別のように感じた

すぐ、痛む足を伸ばし指を手前に引きよせる

ふくらはぎの筋肉が、ぴくぴくと震えているように動く

それでも、しばらくすると落ち着いてきてそのまま朝まで
・・・熟睡していた

いまは、多少の違和感があるが気にするほどのことはない
これは何度も経験している程度のこと

多分、寝る前に足が冷えて、寝ずらかったのでそれが
原因かもしれない

そんなわけで予定していた司馬遼太郎記念館への文学ウォーク
は中止、天気次第で明日にして今夜の行事に備えることにした

今夜は、六時からある会の発表会に参加して今年の目標を
パフォーマンス付きで発表する恒例の行事だが

そのメンバーの中に親しい医師がいるので
夜中に起きた事件?のこと、アドバイスを得ておこう


(こむら返りとは)

夜、眠っているときに起こす『こむら返り』は疲労した筋肉が、
動かさないことから徐々に冷えて行き起こる症状。
「(足が)攣(つ)る」とも言われる。
腓(こむら、こぶら)=ふくらはぎに起こる筋痙攣の総称。
ふくらはぎの腓腹筋や神経が異常緊張を起こし筋肉が収縮した
まま弛緩しない状態になり激痛を伴う。
スポーツや立ち仕事等の疲労、あるいは寒冷などが、こむら返
りを起こす大きな要因になる。

スローライフ、筑紫哲也さんを思う。

2009-02-19 21:59:33 | 輝いて生きる
100年に一度という経済危機のさなか、最も大事なポストにいた
前財務相のG7での大醜態、日本のエリートと言われ国を動かして
いる人が、決して人間のエリートではなかったということを諸外国に
発信しているようで恥ずかしく思った。

故人となられた筑紫哲也さんなら「多事争論」で、なんと言われたやら
こんな時こそ、筑紫さんの話を聞いてみたいと思った。

そう思っていたからか、書店に寄ったら筑紫さんに呼び止められた

 「スローライフ」
  緩急自在のすすめ 筑紫哲也


ゆっくり、ゆったり、(心)豊かに・・・

この三つの「ゆ」を掲げてNPO「スローライフ・ジャパン」をつくり緩急自在の
スローライフを提唱し、故郷の大分県日田市では自由の森大学の学長として
さらに全国にスローライフの街づくりのために支援を続けていたそうだ

その筑紫さんが、ご自身の人生にスローライフを敷かれる前にあわただしく
逝かれてしまったのはとても残念なことだ。

日本社会全体が経済性を求めて「ファースト」に価値を置き、勝ちとったのは
経済大国で、生活大国になりえなかったといわれている。

また、世界一の長寿国になった日本なのに、長生きをしたくないという人や
先に不安を持つ人が多いという状況を打開するには、ファーストとスローライ
フを緩急自在に、自分のペースでゆっくり、ゆったり、(心)豊かに生きていく
ことを提唱されているように感じた。

筑紫さんがガンから復活されたとき、インタビューでおっしゃっていたことを
記憶しているが、肺がんになった主たる原因はたばこではなくストレスで

ジャーナリストとしてMust(・・ねばならない) が多すぎた
         Want(・・したい)に帰ればいい

それがスローライフを提唱された筑紫さんのメッセージだっと思う。

自分のブログのタイトルの→・・夢や希望がある限り・・というのもそういうこと
だと思う。筑紫さんの思いを自分の思いに重ね力にして生きたい。


入浴事故に注意!

2009-02-17 23:57:32 | 健康
NHKのラジオ深夜便を聞いていたら「入浴中の死亡事故」は
年間の交通事故死よりも数が多いそうだ
届け出がないケースが多く実際にはかなり多いらしい。

その多くが,60歳以上の中高齢者で、しかも冬場の入浴前
後の気温変化の大きい時期に集中しているということなので
まだまだ夜の冷えるこの時期、気をつけたいと思う。

実は、知り合いが、定年後一年たらずのうちに、入浴中に亡
くなっている、頑健で病気とは縁遠い人だったので、それ以降
は自分なりに気をつけているつもり。

熱い湯には入らないとか、飲酒後の入浴は気をつけるとか、水
分をしっかり補給して入浴するとか、一気に湯につからないと
か、とくに血圧が高目なので神経質なくらい注意をしている。

日本医学会に属する日本温泉気候物理学会が提唱している八
原則には

 (1)四十二度以上の湯には入らない
 (2)飲酒後は入浴しない
 (3)早朝の入浴は避ける
 (4)入浴前後に水分を補給する
 (5)入浴水位は胸までとする
 (6)更衣室と浴室の温度差をなくす
 (7)家族に知らせる,一人で入らない
 (8)浴槽の蓋(ふた)を胸の前に

飲酒運転、飲酒入浴禁止でいこう!

再び熊野古道に戻って。

2009-02-15 23:54:16 | ウォーキング
お世話をしているウォーキング倶楽部の二月例会は快晴に恵まれて
熊野古道・紀伊路の出発地点である大阪天満橋・八軒家浜跡から住
吉大社まで、メンバー8名が参加、大阪市の旧街道跡を訪ね歩いた。

今回の案内人は、現在、熊野古道を歩いている倶楽部リーダーのT
さん、道中の学習のために地図付きの詳細な資料を作成してくれて
用意万端。
ポイントでは、資料を読み合わせ解説をしながらすすめていくのが
倶楽部のスタイル。誰が見ていようとおかまいなし、分担して大き
な声で読み上げる・・歴史上の言葉は読み方が難しいので四苦八苦。

自分が熊野本宮大社を目指して熊野古道を歩き始めたのが平成17
年10月9日、1年かけて紀伊路から中辺路を歩いて熊野本宮大社
まで辿りついたのが18年9月27日だった。

そのスタート地点に再び戻ってきて、なつかしくて、わくわく胸が
高まる思いがした。

スタート地点は八軒家浜船着場跡の昨年、整備された大川のほとり
にある記念碑の前、ここは熊野古道に向かう人々が、京都の下鳥羽
から舟に乗って淀川をくだり、ここに上陸したところ。昔、八軒の
宿があったことから名づけられたらしい。


10時、そこからの紀伊路へ、自分が三年前にスタートした永田昆
布店前にある八軒家浜船着場跡の碑を経由してすすむ、自分が出発
したのはこの場所からだった。


熊野を目指す人(熊野詣)は、その途中で、王子とよばれる祠を巡拝
しながら巡拝しながら長く険しい旅を続けた。この王子が熊野古道
沿いには、「九十九王子」(九十九は実際の数ではなく、数の多い
ことを表したもの)と言われる程たくさんの王子社があり、熊野の
神様の御子神(ミコガミ)が祀られているところで、参詣者の休憩所で
もあったといわれている。

(熊野古道についてのご参考に・下記の自分のHPに接続して下さい)
http://www.human-dy.com/kumano.walk-2.html

その王子社の一番目の坐摩神社(窪津王子跡)を訪ねる、ビルに挟ま
れるようにひっそりとたたずむ坐摩神社(窪津王子跡)から休日の静
かなオフィス街、ここは上町台地と言われる市内ではやや高台にな
っているところ、途中、秀吉にかかわる歴史的遺跡もたどりながら
二番目の坂口王子跡へ。大阪府内は熊野街道の表示で統一してある。


榎木大明神を越え谷町筋、空堀堀、上汐通りを右へ、左へ移動しな
がら南へ向かう。ここは複雑な道が続いて自分が歩いた時も、迷い
に迷って時間を消費したところで格別な思いのあるコース。

現在も跡地が確定していない群戸王子跡や場所が離れている上野王
子跡はパスして四天王寺へ。

四天王寺は、大阪の人にはおなじみのところ。593年に聖徳太子
が創建した最古の官寺で、南大門前には、熊野権現礼拝石がある。


四天王寺の休憩食堂で弁当を食べながら、各自の今年のウォーキン
グ目標の進捗状況、とくに健康管理の数値改善目標の推移について
報告、アドバイスに盛り上がって思わぬ時間を使う。

現在メタボ解消のためにとくに「育成強化指定メンバー」になって
いる二人のうち、Y君に対するつっこみは激しい。
メンバーからしっかり者の女性メンバーHさんをY君付きのトレーナ
ーに指名、食事も含めて日々のチェックをしてもらうことにする。
年末に本人が目標として宣言した数値をクリアーできない場合は、
退会をしてもらうことにしている。
トレーナーも責任をとってもらうことにした。

ただ、偉そうなことは言えない、自分も高血圧とやや気になる体
内脂肪を目標数値まで下げなければ、自分で自分を退会させねば
ならなくなる。こっちの方が大事だ。

少々、過激かもしれないが、これも健康ウォーキングを目的として
いる倶楽部である以上、やつてみよぅじゃないか!

南大門を後にして、浄瑠璃の中興の祖、竹下義太夫の墓のある聖徳
太子草創の超願寺へ。

さらにすすんでわが国の更申の始まりという更申堂へ、ここには立
派な三猿(見ざる・聞かざる・言わざる)が三猿堂へ祀られていた。



JR、近鉄をまたいであべの筋の裏道をまわりまわり、松虫通りから
西へ一筋目、静かな住宅街を南下してすすむとやがて安倍晴明神社
の前に行く。

ここは、安倍晴明の生誕の地、境内には、白狐を足元に安部晴明の
像がたっている。狐は古来から霊力をもった動物としてあがめられ
白狐であった晴明の母を持つ晴明は天才陰陽師として知られている。
白狐であった晴明の母とは・・・千年以上昔、狩りに追われた白狐
を助けた安倍保名、やがて白狐は女になって保名のところへ来て結
婚、生まれた子供に安倍童子(晴明の幼名)と名付けた。


境内に占いの建物があり順番を待つ人が見えた。さすが晴明神社だ。

少しすすむと安倍王子神社へ行く、ここは五番目の王子社。大阪府
内で唯一現存している王子社だ。


ちんちん電車の通りから左へ万代池のほとりを歩いて再び路面電車
通りを南下、電車ファンには楽しい通りをすすむとやがて南海電鉄
高野線の踏切を渡る。

ここは、自分が歩いた時、電車の撮影に気をとられてうっかり柵の
上に置いた地図をそのまま忘れてしまい、後程出てくる住吉大社で
気づいたが、もう、戻ってこないだろうとあきらめて、先へも進め
なくなった苦い思い出のところ。
その場面を再現していると、倶楽部の副リーダーで女性のまとめ役
のMさんが20メートルの先まで地図を探してうろうろ、その様が
真剣で彼女の楽しいパフォーマンスにさすが大阪のおばちゃん、い
や、京都出身の歯医者のセンセ、この場は、ランドセルと二人共演
パフォーマンス、なんたって二人は、元吉本新喜劇の木村政雄さん
の塾の卒業生だから・・・。

今日のゴール、住吉大社へ無事にゴール、広い境内をぶらり一周し
て境内の鳥居を通して見えるちんちん電車の写真撮りコンテスト、
まあいろいろと楽しんで駅前のコーヒーハウスでしばし休憩、昼の
続きの健康ウォーキング談義の続編で再び盛り上がった。





次回は、西宮の海辺歩き、甲子園球場がゴールのコース、すでに次
回担当のHさんが待ち構えている、皆の協力があって名ばかりのお世
話役をさせてもらっている、ありがたい。

参加者が少なめだが、なにしろ中心が40代の一番多忙な人たち、自
営組はとくに休日といえどものんびりと休んではおられない。そうい
う人たちにウォーキングの機会を提供したいとつくっている倶楽部だ
が、ここにも世相の厳しさを感ずる。

(熊野古道と世界遺産)

熊野古道は、世界遺産として登録されている「紀伊山地の霊場と参詣
道」を構成する参詣道のひとつ、熊野参詣道の通称。京都、大坂、伊
勢から熊野信仰の中心である熊野三山の「熊野本宮大社」、「熊野速
玉大社」、「熊野那智大社」に詣でるための道で、古くは「くまのみ
ち」、「熊野街道」とも呼ばれ、これらのうち保存状況の良い部分が
「熊野参詣道」として国の史跡に指定されている。

(自分のHPから熊野古道についてご参考になれば)

http://www.human-dy.com/kumano.walk-2.html

陽気に誘われて!

2009-02-14 21:10:41 | ひとりごと
今日は暖かくて四月半ばの気温(大阪18.8度)になった
陽気につられてご近所のマイウォーキングルートを歩いた

梅は咲き揃い、早咲きのチューリップは満開、まるで春がきた
ような服部緑地公園のぐるりウォーキングは気持ちよかった。






心の受信機・感度磨く!

2009-02-13 23:08:40 | 古寺巡礼
日経新聞に「100歳が説く現代の禅」というタイトルで「般若心経
入門」をはじめ「わたしの歎異抄入門」等、多くの仏教関連書の
著者でおなじみの松原泰道さんの記事が載っていた。

松原さんは、芭蕉の句「よく見ればなずな花咲く垣根かな」が好
きだそうで、きれいとは言えないペンぺン草のなずなの小さな花
が人知れず咲いているところに芭蕉は美を見出してつくった句だ
といわれている。

自然の中にある感動を読み取れるのは、心の受信装置が敏感だ
から、受信機があっても感度が鈍いとキャッチすることはできない
ので、普段からその感度を磨いておくことが大事だといわれてい
る。

仏教も同じで経典だけではなく、水鳥樹林の音もすべて仏の声で
あると自然を読み解く力が備われば、そこから逆境を生き抜く知
恵も生まれてくるという。

たまたま先日、鎌倉の禅寺円覚寺の拝観受付所で売られていた
色紙にこんなことが書かれていた。買わずに写真を撮ってすみま
せん。


ウォーキングの楽しみは、こういう言葉に出会うこと、そして、四季
の移り変わりを感じながら歩くことだ。

道端の名もない草花、石仏、景色、風、におい・・・人との会話・・・
ウォーキングはたくさんのプレゼントをしてくれる。

一人歩きが好きなのは、誰にも邪魔されず、気兼ねすることもなく
そういう時間を楽しめるからだ。

心の受信機の感度を磨くには、ウォーキングはいい機会だと思って
いる。

宝戒寺の境内で


円覚寺にあった坂村新民さんのことば




鎌倉のお土産。

2009-02-12 22:18:08 | 輝いて生きる
先日の鎌倉五山めぐりのお土産は、この一枚の写真
沢山撮ってきたデジカメ写真の中で特に気に入っている

五山第一位・建長寺の方丈(龍王殿)に貼ってあったポスターに
書かれたこの一言が気に入った!

「私の心がキレイになる時間(とき)」

説明はいらない、この言葉、大切にしたい。

そんな時間(とき)を大切にしたい。


ここに風の親子あり・・・

2009-02-11 23:02:03 | 交流
(株)ムーンスターというシューズメーカーが運営しているウォーカー対象の
ブログがある。

ムーンスターと言ってもわからないかもしれないが、数年前までは月星化
成㈱という名前で知られていた老舗シューズメーカー。
ワールドマーチがブランド名でウォーカーにはよく知られている、自分も
ウォーキングシューズはワールドマーチを愛用している。

自分もそのブログに会員登録をして、会員の皆さんとネット上で交流を続
けているがいまでは、ウォーキングを越えた付き合いを楽しんでいる人が
何人もいる。

その中の一人、30代後半のSさんとは、特に親しくさせてもらっている。

自分とは親子ほどの年齢差だが、何事にも丁寧に、紳士的に、しかも、
情熱的に取り組んでいく姿勢が好きで、むしろ、こちらが惹きつけられ、
刺激をいただき、教えられている。

このSさんは、小学校低学年の息子さんと親子でいつもウォーキングを楽し
んでいる歩育パパさん

そのSさんがこのたび

  「楽しく歩くと風の色が見えるんだ」
    親子で歩いた三年間の記録

という記録を自費出版されて自分のところへも送っていただいた。


    表紙裏から

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ○○君へ(息子さんの名前)

    いつもお父さんの横を一緒に
    歩いてくれてありがとう


    風の色って何色なんだろう

    楽しみながら歩くと見えるらしい

    それじゃあ、肩を落として

    下を向いて歩くより

    上を向いて元気よく歩いてみよう

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんときれいな心だろう!

住まいのある東北の地元の歩く会に所属して県内はもちろんのこと関東
一円、いやもっと遠くまで親子の歩きは続く。

微笑ましい親子のウォーキングは、地元の新聞、テレビにも何度も報じら
れて子供さんは、地元の業界?ではアイドルになっているらしい。

なにしろ公式の認定W例会で歩いた距離数がまもなく1000キロになるとい
うのだから驚く。全国的にも子どもの記録としては大変な足あとだろう。

親子で始めたウオーキングの記録を詳細に、カラー写真入りでまとめた
ものだが、読んでいると、ほのぼのとした親子の情愛が伝わりうれしく
なる。

単なるウォーキングの記録だけではなく、親子で育ち合う立派な「歩育」
の歩みだと思う。

出版といっても手作りのもので、書店で売られるものではない、ごく限
られた知り合いにしか渡していないという、その貴重な一冊を自分がい
ただけたことがなによりもうれしい。

きちんとした本にすれば「歩育」のテキストとして立派な読み物になるの
だが自分に力がなくてバックアップしてあげることができないのが悔しい。

だれか力になっていただける方がいたらなあ・・・と思っている。  

冒頭で紹介したその会員制のブログで、自分のブログがオフィシャルブロ
グにしていただいている、東海道五十三次ウォークがきっかけになってい
ると思われるのだが、その中にあるコミュニティで、自分の東海道五十三
次ウォークの勝手応援コミュニティを作って応援を続けていただいており
その中心が、Sさんであることも付記しておきたい。

・・・いつもお父さんの横を一緒に歩いてくれてありがとう・・・
       
          珠玉のことばだ