小生たちの俳句の会は、昨年暮れ急逝された前先生から、年初より若い新先生で再出発した。
先生がお若い分、当然やり方も若くなった。
その一つは、電子辞書の活用である。
早く電子辞書を購入するようにとの指導があったので、先日来よりどれにすべきか検討していた。
しかし、素人の悲しさ、機種の適不適の判断基準がまったく判らなかった。
そして、ずるずる日ばかり経過した。
(目の方も、小さい字がだんだん読み難くなりつつある、そろそろ辞書が限界に近くなってきた)
先日の句会で、先生から推奨するメーカと型番が公表された。
(既に、先生はこの機種を購入されていた)
歳時記の出版社と改定年度・国語辞典の種類・類似語辞典や反語辞典の有無その他など幾つかの条件に適合するコンテンツを有する機種であることが良い電子辞書の条件のようである。
これらの点については、先生の目でこれと思われるものを選定されたので不安は無い。
急遽、句会の席で「纏め買い」の話がまとまり、世話役のSさんにお世話願うことにした。
(彼は、この町の生まれで、まだ現役、各方面に顔が広いのである)
8月23日朝、Sさんからメールにて、電子辞書価格交渉の経緯と購入条件などの案内が届いた。
この条件にて、購入をお願いした。
9月2日の句会の日には、配ってくれるという。楽しみなことである。
電子辞書を使って作句することは反則ではないかという人もいるかもしれないが、書籍の辞書を使うことが許されるならば、これと同等であるともいえる。
正当性・妥当性は、十分に有ると考えている。
現在、歳時記1冊と国語辞典1冊を持参しているので、確実に次次回から、国語辞典分の目方は減少するであろう。
そして願わくは、もう少しましな句が詠めればと願っているのである。