本稿は、昨年の秋に書いたもの、順番待ちで、ついに年を越したのである。
季節はずれの句が出てくるが、お許しいただきたい。
俳句王国 坪内捻典先生
(俳人・佛教大学教授、京都教育大学名誉教授)主宰の日であった。
主宰は、時々TVでお目にかかる方である。
小生が、承知している主宰の句は、次の一句のみである。
“ 帰るのは そこ晩秋の 大きな木 ”
(“晩秋”は、秋の季語である、季節はずれで申し訳ない)
しかし、なんともいえない郷愁を感じる大好きな句である。
今回の出演者は、学校の先生のみ、ゲストは、若い美人の大高翔さん。
この日、次の一句がとても気に入った。
“ 校長室だより 手書きの爽やかに ”
(“爽やか”は、秋の季語である、季節はずれで申し訳ない)
金釘流の字しか書けない自分は、丸みがあり暖かみのある手書き文字に惹かれるのである。
いつも手書きを始めると、真っ先に困るのが漢字である。
それで直ぐワープロに切り替えしてしまう。
何時になったら、手書きの手紙が書けるようになるのか。
よほど固い決心を持って取り掛からないと、手書きが出来なくなってきた。