12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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浪曲三昧

2007年05月12日 07時21分04秒 | Weblog

三波春夫、村田英雄などが、浪曲師出身演歌歌手であった。

現在、浪曲師出身の有名な演歌歌手がいるかどうかは知らない。

小気味よい語り口調で、痛快な物語や人情物語をうなる醍醐味に酔わされていたのであるが、最近はこういった機会が殆んどない。

5月1日は、NHK FMで、午前9時20分から午後7時まで、浪曲三昧という番組があった。

桃中軒雲右衛門、広沢虎造、春野百合子、玉川福太郎、真山一郎、京山幸枝若・・・、とても書ききれない。

“Word”で、浪曲師の名をタイプしようと思うのであるが、到底漢字変換が間に合わない、ひと文字毎の変換しか出来ない。

既に浪曲は、ワープロの世界から、忘れられつつあるのだろう。

 NHK 第1;「浪曲十八番」木曜 午後9・30~9・55 (再放送ラジオ第2 日曜 午前9・40~10・05)この番組が、唯一の定時浪曲番組である。

 “ベテラン・中堅の浪曲師が力演する”と、うたい文句にあるが、しかし、残念ながら往年の名人上手とは比較にならないのである。

小生は、小学校以来のファンである。
TVのような映像までも必要とはしない。むしろ想像力を逞しくする点から言えば、声と音だけで満足である。

若い人は、ラジオを聴く機会が殆んどなくなり、浪曲に接する機会が皆無になっているのである。

浪曲の存在自体が判らず、若い人たちが親しむ機会がないといってもよい。

落語や漫才は、近年かなり若い人たちに親しまれ、以前ほどの隆盛ではないにしろ、活気がでている。

なんとか浪曲が、存続して欲しいものである。

浪曲を繰り返し放送し、認知度を上げれば、小生のように小学生でも興味を持つ子が出てくるのではなかろうか。

そうすれば、文化の一端として、残っていくチャンスも出てくるのであろう。