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六花は、眼帯を外して中二病から卒業する事を決めた。姉である十花の為に、母親の為に・・・。最強の邪王真眼までも捨てて、普通の女の子になろうとする。でも、勇太は、それでいいの?このままでいいの?後悔していないよね?必死に凸守早苗は六花を中二病に戻そうとしている、、、その姿に切なさを感じて涙する。どう言葉をかけたらいいのか?何を言っていいのかがわからない。どこか挨拶も言葉遣いもぎこちない六花。変わろうとする六花は頑張っている。それを見守りたい勇太なのだ。自分から友達を作ろうとする六花。どこか六花らしくなくなっていた・・・。六花から笑顔が消えていた。凸守や丹生谷の想いも交錯する。心の揺れ。結社の解散を宣言する六花。納得いかない凸守を離さない森夏なのだ。何が本当にしたいのか?六花も勇太も意地になっている?葛藤をしている?六花は母親の元へ行く。ただ、勇太の言葉が欲しかった。凸守ではダメなのだ。脳内妄想バトルでは六花に届かない。今は勇太の言葉が、、、行くなと。凸守はわかっている。どうして言わないの、デス。どうして行くなって言わないのデス。マスターはお前に言ってほしいのデス。俺が不可視境界線を探してやるって。だから行くなって・・・。勇太が六花の心の支えだったから。凸守はマスターが泣いていたのを知っている。ただ、六花を見送るだけの勇太・・・。最強のマスターが。お前を信じたのデス。なぜ邪王真眼は最強だと言ってあげられないのデス。闇の炎に抱かれろと言えないのデス。ずっと、ずっと、マスターはそれを待っていたのに、なぜデス。なぜデスか!凸守の言葉が痛かった・・・。不可視境界線などない。父親は墓の中に・・・。信じても、、、ないものはない!ダークフレイムマスターに、、、そんな事を言って欲しくない!認めたくない!わかっている、、、凸守だって・・・。勇太もわかっている、、、そんな事じゃなくて・・・。六花帰って来るよね?ごめん・・・。