現代視覚文化研究会「げんしけん」

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マギ 第9夜 王子の責任

2012年12月03日 15時40分43秒 | アニメ・映像全般

 アリババはアラジンとモルジアナに自分の話を語り出した。スラム出身。先王の隠し子。王子である事。ダンジョンを攻略しての償い。ただ過ぎるだけの毎日。カシムの裏切り。王宮の襲撃。攻略後に帰ったバルバッドで見たものは、、、賊で混乱する国。霧の団の存在。カシムとの再会。本当に悪いのは国だった。疫病で苦しむ国民。苦悩。国に殺された。隔離されたスラム。戦う事を選択した。アリババは、その象徴になった。カシムは、家族で友達だと。全ての過去を話し出す。それでも、アリババはカシムを許し、、、貧しい人々を救おうとしている。その想いをシンドバット達は隣りの部屋で聞いていた。盗み聞きだけど・・・。その全てを聞いていてアラジンは感じる。その姿を、黄牙の村での記憶と重ねた。怒号と、、、戦争へなってしまうのか?怒りで戦うと悲しい結果になる。そんな気がした・・・。もう、それはアリババ自身にも訳がわからない事だろう。その涙に、、、アラジンは杖でアリババを叩いた。冷静になって欲しい。アラジンも一緒に考えると言ってくれた。ウーゴくんも。モルさんも。みんなで考えようと・・・。アラジンはアリババに手を差し伸べる。その握られた瞬間だった。カシムが現れた!ホテルを襲撃する霧の団。シンドバットを狙っての行動だった。だが、シンドバットは金属器が無くても強い!アリババはどうするのか?マスルールも強い!霧の団を圧倒する力がある!カシムの背後を取る。カシムは黒縛霧刀を使用するが、、、シンドバットには通用しなかった。助ける事さえも無用なのだ。シンドバットは、その剣をアリババに向ける。金属器を持つアリババに・・・。アラジンは動かない。ルフが飛んでいる。シンドバットとアラジンはお互いを見ていた。アリババを挑発しているシンドバット。王子様とスラム。何もかわらない。アリババは「アモン」を使う。燃え盛る炎!その激しさの中で対峙するアリババとシンドバット!それでも、シンドバットはアリババをねじ伏せる。「己の無力さもわからぬ愚か者」とシンドバットはカシムに言った。反逆者は処刑される末路。シンドバットが提示するもう一つの道。シンドバットが霧の団に入る。そして、バルバットと戦う!その事を聞いたジャーファルは驚いている。味方になる。力になると・・・。シンドバットは変わった人なのだ。この国の民を助けたい。その想いは同じ、、、世界の異変を止める為に。戦争。貧困。差別。世界が混乱に満ちている。シンドリアの王として内乱を解決したいのだ。ジャーファルはシンドバットを侮辱したカシムに対して我を忘れて殺意を向ける。シンドバットの事になると怖くなってしまうのだ。シンドバットはアリババと一緒に王宮に向う。アリババが民衆の支持を得ている、今がその好機なのだ!だからこそ、重い責任があるのだ。アラジンも笑顔で送ってくれる。勇気ある人だと言ってくれた。
 張り紙。この国を憂う者は王宮へ。この国の行く末について存分に話す。アリババは自らの身分を明かしてアブマド・サルージャに謁見する。多くの人々が王宮へ集まって来た。これが、アリババへの期待と国王への絶望の証なのだ。民衆の声を力にしてアブマドの前に立つアリババとシンドバット。宝物庫を襲った理由。王宮に集まった民衆。考えて欲しい。国王として・・・。守って欲しいんだ。だが、その約束は果されない。アリババを弟とは思っていない。何か汚いものを見るような目で見ていた。集まった民衆をウジと言ったアブマドに怒りをぶつけるアリババ。そこへ現れた、、、銀行屋。王宮の外で、アリババを心配するアラジンの横を歩く男がいる。黒いフルを纏う男が・・・。アラジンには、その男が黒い太陽に見えるのだった。