現代視覚文化研究会「げんしけん」

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安岡紫音と二階堂沙織への挑発・・・とても綺麗な指だった。

2007年11月18日 22時01分27秒 | アニメ・映像全般
 【紫音】から記憶と言葉を奪った真犯人はどこにいるのか・・・。【紫音】は家族で旅行に来ている。その新幹線内でも刑事たちは【紫音】にあの事件の事を聴きたいと・・・【紫音】は筆談に笑顔で応じる。暴漢に襲われた時の事を・・・顔までは覚えていない。だが、犯人は帽子をかぶっていた。見せられた写真の男は後ろ姿なのでよくわからない。そして【紫音】は思い出す。血塗られた「将棋の王将」の駒を・・・。それを指す手を・・・とても綺麗な指だったと。そこで、アナウンスが「新横浜」を告げた。
 この旅は【紫音】が慕う【山村 香太郎】へ会いに行く事も目的なのだ。墓前で手を合わせると幼き思い出がよみがえる。ピアノよりも将棋の才能があると【山村】は言う。その彼が死んで8年が過ぎた。【羽仁 真】との対局。名人位を争いながら倒れた。お通夜での【羽仁】はずぶ濡れであった・・・【山村】の遺影に将棋の駒を投げつけた。勝手に逝きやがって・・・古めかしい将棋の世界をぶっ壊す事が2人の想いだった。2人は永遠のライバルでもある。
 旅館。【紫音】は旅館の主人に見せられる。主人も【安岡】同様に将棋を志した者である。義父【安岡 信次】の名人戦での敗北を・・・その場所がここにある。諦めない将棋を指す男がここにいる。昔も今も・・・逃げていない。【紫音】の将棋は彼女自身のものだと・・・。そして、もう普通の女の子みたいにはなれない事も・・・。【紫音】は早朝に将棋盤の前にいた。あの勾玉を握りしめ・・・【紫音】は誓う。諦めない将棋を指し続ける事を・・・。
 【紫音】の進むべき道。棋士として生きる。夢を叶えたと良き友人たちに恵まれているようだ。【紫音】の成績はかなりのものだが「高校へは行きません」と書いた。こうも続ける「父は分かってくれると思います」と・・・。それでも、母親は決してそうは思っていないのかもしれない。【紫音】は自分の進むべき道をしっかりと見ているようですね。それは【斉藤 歩】もそうである。女流棋士として・・・バイト先からの正式など従業員への誘い・・・彼自身もどう進むべきか・・・母親の治療費を盗む父親の存在。強くなれ、命懸けでな、それ以上に何ができる・・・と【神園 修】の言葉が【歩】を動かすのだった。
 【紫音】が下校すると一台の車が停まる。【小林】が【紫音】に声をかける。車内には【沙織】もいる。2人に【小林】の知り合いが将棋の稽古をつけて欲しいとの事。協会も、自宅にも確認は取ってあると【沙織】は言う。【紫音】たちはある料亭へ通され、緊張しているらしい。金融業とIT関連の買収。通された客間に一人の人物がいる。2人に用意された対局。女流の対局が見たい・・・。【羽仁 悟】。【沙織】は驚いているが【紫音】は雰囲気が似ているので驚かない。新しい棋戦の創造。優勝賞金五千万円。プロ・アマを問わない男女混合のトーナメント。現在の将棋界では不可能な事・・・。勝った方がトーナメントの参加費を出してくれる・・・お金の問題ではない・・・【紫音】は歩み出す。そして【紫音】は盤に駒を並べ始める。【紫音】は【沙織】と戦いたいのだ・・・。【紫音】以外に勾玉を握る手がもう一つある・・・【悟】の手の中に・・・。