ひぐらしのなく頃に解 捜査録－紡－file.02 梨花ちゃん、もっと沙都子たちを信じてあげて・・・。

　『ひぐらしのなく頃に解』DVD第２巻を観させて頂きました。内容は「厄醒し編　其の弐　無力」「厄醒し編　其の参　予定調和」の２話が収録されております。
　【梨花】ちゃんは、その小さき身体で変わらないはずの運命に立ち向かっていた。朝【沙都子】の鼻歌と朝食の香りでも起きたくない・・・。また、この日がやって来た・・・６月１１日が・・・。５年目の怪死事件。【梨花】ちゃんの下を向く表情が・・・見ていてつらい。【沙都子】は何を気づき出す。ダム戦争・・・北条家は白い目で見られる・・・村から無視された存在だった。だからこそ【梨花】ちゃんが必死に守っている。野球での実戦・・・そうね・・・せめて今くらいは楽しもう・・・。夕飯の支度、包丁で指を切る。【沙都子】のせいではないよ。結局、何も変わらないまま・・・梨花は死んで行く。繰り返される。慣れない。失意の中で死んで、殺される。いつもと同じように・・・サイコロの目は。今度こそ・・・また裏切られる。廻って来る世界を待つ事はできないの・・・良い方向へ向う為に・・・【沙都子】は聴いてしまう。【梨花】と【羽入】の会話を・・・殺される運命から・・・祭りの夜に殺される。【沙都子】が目を覚めると・・・何事もなかった。全てが夢だったのか。梨花が殺される・・・夢を見ていただけ。【梨花】が【沙都子】のトラップへ引っ掛かる。【沙都子】は、みんなに話す。話してないのですよ・・・。後悔している・・・【沙都子】を巻き込みたくない。考えたくない酷い事が・・・誰にも救いを求める事ができない。死ぬ運命でも一人で受け入れるしかなかった・・・あなたには何もできない・・・もう、間に合わない。
　祭りをみんなで楽しむ部活の始まり。巫女服に身を包む【梨花】・・・何も変わらない、いつもの世界・・・だった。そう、切れる事のなかった糸が切れた。【梨花】を【魅音】が呼ぶ・・・聴こえていないのかな・・・かな。【梨花】の演舞。汗が飛ぶほどに真剣だった・・・。誰かを捜している・・・【富竹】。入ってしまった・・・何の事だろう。【富竹】と【鷹野】への死の警告。【梨花】は泣いた・・・やっぱり、だめ・・・。そして【富竹】は死んだ。オヤシロさまの祟りなのか・・・部外者の死・・・【梨花】に【大石】が迫る。隠す必要もない・・・【梨花】は漏らしちゃったのです・・・我慢し過ぎたのです・・・さすがの【大石】でもこれ以上は突っ込めない。【梨花】が嘘をついた・・・。【沙都子】は【にーにー】も失い・・・今度は【梨花】を・・・大切なお友達なのに・・・嘘をつくと目の前で泣く・・・許して欲しいのです・・・。２人に迫る男性の影。【沙都子】は視線を感じている。２人は支え合って生きている・・・。【梨花】が疲れた表情をしているって・・・もう慣れっこではない。ジュースをこぼれてしまう。また死ぬわ。みんな死ぬ・・・もう、疲れちゃった・・・何もできないなら何もしたくない。【沙都子】は、この事もみんなに話す・・・でも、誰も信じてくれない。【にーにー】に助けを求めたいほどに・・・【沙都子】だけではない【梨花】だって怯えている。怖い・・・もう止められないわ、きっと。【梨花】は台所の隅で泣いていた・・・震えていた。だから【梨花】を守るしかない！【沙都子】は様々なトラップを仕掛けるが・・・【入江 京介】の自殺。【梨花】は知っている。何も変わらない、変えられないのですよ・・・。【沙都子】が助けを求めた人々たちが死んで行く・・・この雛見沢でもなかったようだ。