現代視覚文化研究会「げんしけん」

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ゼロの使い魔 『平民の使い魔』

2006年07月12日 23時26分51秒 | アニメ・映像全般
 『ゼロの使い魔』の第2話を観させて頂きました。見所は【平賀 才人】と「青銅のギーシュ」こと【ギーシュ】との決闘。【才人】のプライドと貴族社会へ納得できない怒り。【シエスタ】という平民の給仕と出会いが描かれている。

 東京。某電気街を歩く【才人】。AV機器の修理品を貰った後のようだ。【才人】の前に楕円形の薄緑色の球体がある。触れると吸い込まれる。周囲の人たちは気づかずに異世界ハルケギニアに召喚されてしまう。【ルイズ】の導きにより・・・。鎖につながれた【才人】が自分がどこから来たのかを話しているが【ルイズ】は信じてくれない。「契約は絶対」と元の世界にも帰れそうもない。【才人】の前で衣服を脱いで行く【ルイズ】。【才人】をまだ男性として意識していない。『男?・・・あんたは、ただの使い魔でしょうが』と言われる。【才人】の顔には【ルイズ】のパンティーが投げつけられた。【ルイズ】は下着などの洗濯を命じてベッドに入る。【ルイズ】の下着の洗濯。嬉しさと複雑な心境だった。意を決して洗濯を拒否しようするが、養われている身では何も言えなかった。使い魔は雑用は当然。朝の着替えの用意まで言われてしまう。まるで犬扱いの【才人】。文句も言えず干草の上で眠る。
 翌朝。着替えを【ルイズ】に投げて渡す。【ルイズ】は、まだ寝ぼけている。下着までも要求する。【才人】は戸惑いながらも用意する。【才人】は首の鎖を外して欲しいようだ。そんな【才人】に上着を投げる。下僕がある場合の貴族は自分で服を着ないと【ルイズ】。【才人】は納得しないが、食事と首の鎖の事では弱い立場で言う事を聞くしかなかった。約束通り鎖を外して貰う。その時に近づく【ルイズ】の顔。黙っているとかなり可愛いと思う。
 【ルイズ】と朝食を取りに大食堂へ。他の生徒たちも集まっている。かなりのごちそうがテーブルに並ぶが【才人】の食事は【ルイズ】が指す下にある。【才人】が見ると皿が1つ。座り食事を取れるのは貴族だけと【ルイズ】。2人のやり取りはまたも笑い者になってしまう。生徒全員で食事に対する感謝の祈りを捧げるが『ささやかなのはこっち』と1つのパンを食べるのだった。
 食事を終えて【ルイズ】と共に外に出る。本日は2年生の授業はお休みで、召喚した使い魔とのコミュニケーションを取る事に時間を割いている。【キュルケ】がサラマンダーのフレイムを連れて話しかける。忠実な使い魔は逃げたりしないと【ルイズ】への皮肉を込めて言う。「ゼロのルイズ」にはお似合いと高笑いで行ってしまう。悔しがる【ルイズ】に怒鳴られながらもお茶の用意をしようと歩く【才人】。他の生徒の使い魔に驚き、後ずさりをし【シエスタ】と言う女の子にぶつかってしまう。落としたケーキを拾う【才人】。その【シエスタ】も【才人】が平民として召喚された事を知っていた。この世界は魔法を使えるのが「貴族」。それ以外は「平民」と【シエスタ】に教えて貰う。その【シエスタ】に声をかける。そのケーキを頼んだのが【ギーシュ】だった。落としたケーキだと分かっていて【才人】が持って行く。昨夜のお返しを兼ねて・・・この事が【ギーシュ】との決闘の騒ぎになってしまうとは・・・。
 その【ギーシュ】は【モンモランシー】と同じテーブルに座っている。【モンモランシー】の使い魔「ロビン」を可愛いと言う。彼女も悪い気はしない。「へい、お待ち」とケーキを置く【才人】。【ギーシュ】と【モンモランシー】の2人はつき合っている。だが、1年生の女の子ともつき合っている噂あると言うがごまかす【ギーシュ】。しかし【才人】は、昨夜の【ギーシュ】と【ケティ】とのやり取りを見ていた。その事を【モンモランシー】の前で言う。そこに運が悪く【ケティ】が手作りのスフレを持って来る。【ギーシュ】は【モンモランシー】と場所を変える為に席を立つが・・・。【才人】「ギーシュ様なら、あちらにいらっしゃいますでごぜえますよ」と教える。笑顔の【ケティ】が【ギーシュ】の元へ走る。戸惑う【ギーシュ】。【才人】とのもめ事は他の生徒たちも集める。2人に手を出してフラれてしまう。怒りの矛先は【才人】に向いて行く。【ギーシュ】の不気味な笑顔。
 【ギーシュ】は【才人】に決闘を申し込む。騒ぎを聞きつけた【ルイズ】が来る。【ギーシュ】に謝らせる為に手を取るが「嫌だね」と頭を下げる事もしたくない【才人】。「平民は貴族に勝てない」と【ルイズ】。しかし、手を解き【ギーシュ】の待つ広場へ行く。
 【オスマン】と【コルベール】が平民の使い魔について話しているが、やはり【才人】のルーンが問題だった。ある書物に書かれたものと酷似していると見せると【オスマン】は驚き【ロングビル】を退室させた。
 その頃、【ギーシュ】と【才人】との決闘が始まろうとしていた。【キュルケ】は楽しそうに【シエスタ】は心配そうに見ていた。【ルイズ】が【ギーシュ】に止めるように言う。【ルイズ】の乙女心が動かされたのかもしれない(笑)。【ルイズ】本人は思いっきり否定していたけどね。【ギーシュ】は止める事無く薔薇の造花の杖から一枚の花びらが舞い落ちる。すると地面から「青銅のワレキューレ」を召喚する。圧倒的な戦力差。ゴーレムのパンチが【才人】をとらえる。うずくまる【才人】。【ルイズ】が駆け寄るが「どいてろ」と立ち上がる。男のプライドの問題。それは「むかつくから・・・」と貴族のえばる態度などに対する抵抗と納得のできない自分が居た。「バ~カ、全然効いてねえよ。お前の人形弱すぎ」と挑発をする。
 学園長室。【才人】のルーン。伝説のみに存在する使い魔のルーン。失われしペンタゴンの一角に係わる事とは?この事は【オスマン】たちによって隠された。ゴーレムの猛攻。倒れる【才人】。【ルイズ】も心配だが、今は見ている事しかできない。ボロボロになりながらも立ち上がる。【タバサ】は「シルフィード」とその場を去る。彼女のには勝負が見えていたのか?
 顔を腫らして倒れている【才人】。ついに【ルイズ】も我慢できずに、再度説得をするが「いいから、どけって・・・」と立ち上がるが身体はボロボロ。痛みを全身で感じていた。『痛いに決まってるでしょ。当たり前じゃない。何考えてんのよ・・・』と泣いていた【ルイズ】。【ギーシュ】は「まだ続ける気はあるかい?」と2人のやり取りを見ながら【才人】の前に一本の剣を召喚する。その剣を握ろうとする。止める【ルイズ】。剣を抜けば、もう後戻りはできない。しかし、謝る事は絶対にできない【才人】。『俺は、元の世界に帰れねえ。ここで暮らすしかねえんだろう・・・寝るのは床でもいい、飯はまずくったていい、しょうがねえから、何だってしてやる。でも、下げたくねえ、頭は下げらんね!!!』と剣を引き抜くと同時に輝きを増す【才人】のルーン。自然と身体も治癒して行く。襲い来るゴーレムを一刀両断。【ルイズ】も【キュルケ】もこの状況を驚いていたが、一番に驚いていたのは【才人】だろう。【ギーシュ】がゴーレムを6体召喚するが全て斬り捨てた。一気に間合いを詰める。腰を抜かす【ギーシュ】。何とか決闘に勝利をした。しかし【才人】が剣を放した途端に寝てしまう。
 目を覚ます【才人】。包帯の巻かれた身体が痛々しい。パンと水を持って来た【シエスタ】の話だと三日三晩眠り続けていたらしい。その間【ルイズ】も寝ないで面倒を看ていた。疲れて寝ている【ルイズ】。寝顔も可愛い【ルイズ】であった。