今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

耐震補強はやはり重要です。

2011-05-22 07:31:25 | 商店会長のコメント
東日本大震災での津波による被害の激しさを見ると、耐震補強が震災対策の
優先順位のトップだ、と言い続けて来た我々は一瞬間違った事を言っていた
かのように感じました。

確かに津波の被害の凄さは宮城の石巻、南三陸、岩手の宮古の被害を直接
見た私から言葉を失わせるような、まさに「惨状」でした。。

しかし、震度7という強烈な揺れを受けた宮城県の登米市でも昭和56年
以降に建てられた住居で潰れた所は有りませんでした。やっぱり耐震補強と
家具の転倒防止を進めることは震災対策、防災対策で最重要課題です。

しかし耐震補強工事は進みません。昨日午後に私の携帯に朝日新聞の記者
さんから電話をいただき「耐震補強」についての電話取材を受けました。

「何故耐震補強が進まないのですか?」
「どこに相談して良いのかが分からない、費用がいくらかかるかが分から
ない、工事中の生活がどの様になるかが分からない、の3点が多い理由です。
ですから我々は『新宿区耐震補強推進協議会』を役所と一緒に作りました。」

「行政の補助金以外に自分で用意する資金が必要なのでは?」
「財政基盤の強い弱いで差が有りますが現在は耐震補強工事にたいしての
行政補助は相当出るようになりました。でも足りないというならば特別融資の
枠を作れば良いと思います。耐震補強をするならばリフォームにも使途を
認める行政保障の特別融資枠の創設です。返済不能の方には相続税に
乗せる等の考えが有ってもいいのではないでしょうか」と、お答えしました。

阪神淡路の大震災で全壊した建物の撤去費用は行政が負担し、その1棟の
平均撤去費用は3千万円だと聞いたことがあります。「切迫している」とまで
言われている南海、東南海、東海地震、首都圏直下型地震の「その後」を
考えても耐震補強に特化した融資枠の創設は必要だと思います。
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山形長井市行きが延期になりました。

2011-05-21 13:39:26 | 商店会長のコメント
5月24日から三泊四日の予定で開催を企画していた「赤ちゃん一時避難
プロジェクト・長井市に行こう」が、被災者の皆さんから「土日で行って
欲しい」等の御要望を多数いただきましたので、今回は延期させていた
だくことになりました。

受け入れ先として名乗りをあげていただいた、山形県長井市の内谷市長さん
にも御了解をいただきました。この活動に御協力いただいた皆様に心より
お詫び申し上げます。御迷惑をおかけいたしました、申し訳ありません。
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可愛い「お礼カード」が出来ました。

2011-05-19 09:13:28 | 商店会長のコメント
「赤ちゃん一時避難プロジェクト」に1万円以上の浄財を御寄附いただいた
方に感謝の気持ちとして、可愛い「お礼カード」をお送りする事になりました。

クレジットカードで御寄附していただいた方の御住所、お名前は分かりますが、
東京三協信用金庫早稲田支店に御寄附いただいた方はカタカナで書かれた
お名前しか分かりません。御寄附いただいた方で「お礼カード」を御所望の
方はこのブログのコメント欄に、振り込みいただいた日付、お名前、郵便番号、
御住所をお知らせ下さい。

尚、このブログのコメントは私が承認しなければアップしない設定になって
います。
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赤ちゃん一時避難に115家族

2011-05-18 22:55:58 | 商店会長のコメント
本日(5月18日)現在、新潟県湯沢町のホテルグランビアに赤ちゃん一時避難
プロジェクトとして滞在されている御家族は115組、337名、そのうち大人が
165名、子供が172名です。お子さんのうち1歳から3歳までが105名、
ゼロ歳児が51名という報告を受けました。

3月27、28日の二日間、保田ドクターに南三陸町に入っていただき避難所を
廻っていただき検診と一緒に「赤ちゃん一時避難プロジェクト」の説明もしていた
だき、29日に初めて南三陸町から湯沢町にお迎え入れした御家族が2組で7人
だった事を考えると驚くような人数です。
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選挙に出ますか?

2011-05-17 23:54:35 | 商店会長のコメント
昨日(5月16日)「赤ちゃん一時避難プロジェクト」で被災者の皆さんを受け入れて
いただいている新潟県湯沢町のエンゼルホテルグランビアさんに一泊しました。写真は
昨日の夕食風景、賑やかでした。

食事中にも、エレベーターの中でも「NPOの方ですか?素晴らしい活動を始めて
いただき感謝します」と何人もの方からお礼を言われました。

「『赤ちゃん一時避難プロジェクト』の評価が高いのは私の人間性だ、人徳だ」と
家族には言っています。我が家の猫も含め誰も話を聞こうとしませんし、女房は上唇の
片方を上にあげて「フンッ」と言っております。

もちろん「人間性」や「人徳」は冗談ですが、この活動がスムーズに進んでいる理由の
一つに私の肩書きに「前衆議院議員」というのが有ることは間違いないと思います。

大きなNPOさんにもこの肩書きは効果が有りますが、マスコミの皆さん特にテレビの
皆さんにはこの肩書きが困りもののようで取材の一番最初に聞かれるのは毎回「選挙に
出ますか?」です。いつの、何の選挙かも言わずに「選挙に出ますか?」と聞かれても
返事に困ります。

「赤ちゃん一時避難の活動はよくテレビに出てるけど安井さんの名前と顔はあんまり
出ませんね」と言われます。私の顔や名前が出なくてもこの活動が広がり、現場の
担当者の皆さんが動きやすくなる事が重要ですから文句は言いません。
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新潟県湯沢町に行って来ます。

2011-05-16 08:32:49 | 商店会長のコメント
本日(5月16日)午後の新幹線で新潟県の湯沢町に伺います。湯沢町
役場で上村町長さんとお会いして今後の方針についてお話しをお聞きし、
山形県長井市さんが受け入れ先になる「リフレッシュツアー」の報告も
させていただきます。

一時避難の皆さんを受け入れていただいているホテルの社長さんにも
お会いさせていただく予定です。

被災地のお肉屋さんへの発注、被災地の見学ツアー、疎開先下見ツアー、
私が所属している政策グループ(派閥)志帥会のパーティー等々、今週も
忙しくさせていただきそうです。
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被災地に元気が出るように。

2011-05-15 23:44:14 | 商店会長のコメント
本日(5月15日)午後2時から開かれた食肉組合新宿区支部の幹事会で
「被災地の肉屋さんに炊き出しに使うお肉の注文を出そう」という提案を
お話しして支部長はじめ幹事の皆さんに賛成をいただきました。

野々山支部長さんから「支部の皆さんへのお知らせは安井さんが原案を
書いて下さい」と言われました。
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お肉の寄贈依頼を受けました。

2011-05-14 17:13:42 | 商店会長のコメント
宮城復興支援センターから炊き出し用のお肉を寄贈して欲しいという依頼を
受けました。お肉を寄付するのは難しくはないのですが、それでは被災地の
御同業を元気にするとは思えません。

商人は自分の所の品が売れて元気になります。補助金や支援金はありがたい
と思うのですが、元気にはしません。この町で生まれ育った地元の商店主が
元気になってくれないと地域は復興しないと思います。

東京の肉屋が宮城のお肉屋さんに炊き出し用のお肉の注文をするべきです。
明日、食肉組合新宿区支部の幹事会が有りますので、その場で「豚肉300㌔
の注文を宮城のお肉屋さんに出そう」と提案したいと思います。
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確実に何かが変わろうとしている

2011-05-13 04:37:49 | 商店会長のコメント
昨日(5月12日)は午前11時から新橋で東京都の食肉組合本部常務会、
午後1時30分から同所で総代会。途中退席して新宿に移動して午後4時
から新宿区商店会連合会の第61回総会、5時からは懇親会、7時から
事務局さんを交えての御苦労さん会という大変タイトなスケジュールでした。

この総会、総代会と続く中、携帯電話には「赤ちゃん一時避難プロジェクト」
関連のメールが多数着信します。宮城復興支援センターからの炊き出し用の
お肉の寄贈依頼、北海道からは早稲田にスープカレーのお店を出店したい
という留守電もいただきました。

懇親会では皆さんが口を揃えて「この大災害を乗り切るところから地域の
活性化が始まる」とお話しになります。具体性は無いものの、何が望まれ、
何が出来るのかを考え始めているように感じました。

テレビによく出る東大の御厨先生が「戦前、戦後という時代別けの言葉から
今後は震災前、震災後に変わる」おっしゃっていましたが、その言葉の意味が
凄くよく分かる反応に包まれた一日でした。
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赤ちゃん一時避難プロジェクトが長井市でも始ります。

2011-05-11 20:09:00 | 商店会長のコメント
3月11日の東日本大震災から2ヶ月がたち、宮城県内の被災者の皆さんを取り囲む
状況もずいぶん変わって来ました。今までは一刻も早く高齢者や乳幼児にとって劣悪な
環境の避難所施設からの移動を主目的として動いてきた「赤ちゃん一時避難P」も
テーマが「リフレッシュ」に変わって来たように思えます。

その変化を先取りしていただく活動として山形県の長井市、内谷市長さんが3泊4日の
リフレッシュツアー企画に御賛同いただきましたので、5月24日に宮城県多賀城市の
避難所に迎えのバスを送る事になりました。

まだ募集活動は始めていませんが、はたしてこの新企画がどのようになるのか、
このブログと赤ちゃん一時避難のホームページで逐一御報告させていただきます。
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