先日農林部会に出席しました。役所の担当の方からの説明と報告が終わった後、出席されている先生方からの質問と意見発表タイムです。その意見発表を聞くと、出席されている代議士の皆さんはすべて、産地の代表者のように思えました。
「産地と都会の給料に格差があるから若者が帰ってこない、どうにかしろ!」、「国のあつい施策がないと農業は潰れる、分かっているのか!」等々です。
「金(補助金)が出ると知恵が引っ込む」という経験を地域活動の現場で何度もしている私から見ると、あまりにも国に寄りかかりすぎているように思えたので発言させていただこうと手を挙げました。
「商店会長現職です。東京都食肉組合常務理事、肉屋です。いわば消費者との接点で動いていましたし、いまも動いています。その立場から思うに農業の健全経営化といいながらお客さんの目線、視点をまったく意識していない農業政策というのは如何なものでしょうか。かりにも経営という言葉を使っていながらお客を意識していないなんておかしい!健全という言葉をその上に乗せるならば消費者ニーズを的確に掴む事がスタートだと思っています。決して行政を否定していない、販売者、消費者に目を向ける事でもっと強い農業が出来るという思いを持っての発言です。」と言いました。
翌日から農林水産省の課長さんや室長さんが御説明にお見えになりました。御説明を伺った後、「私は商店会の会長で肉屋の組合の常務理事です。今まで農林水産省が何をやられてきたかを存じているつもりです。でもそんなアリバイ作りはもうお止めになった方がいい。」と申し上げました。
議員会館にお見えになった課長さんから「平成11年に農業基本法が変わりました。産地の代表の先生方の多い農林部会は安井さんには居心地が悪いかもしれませんが是非今後も御出席をお願いします。」と言われました。
販売者の向こう側にいる消費者の事を考える「農政」が始まるかもしれません。時代は変わるかもしれません、だって私一人だけがこんな風に思っている訳ではないはずですから。御期待下さい。また逐一報告させていただきます。
「産地と都会の給料に格差があるから若者が帰ってこない、どうにかしろ!」、「国のあつい施策がないと農業は潰れる、分かっているのか!」等々です。
「金(補助金)が出ると知恵が引っ込む」という経験を地域活動の現場で何度もしている私から見ると、あまりにも国に寄りかかりすぎているように思えたので発言させていただこうと手を挙げました。
「商店会長現職です。東京都食肉組合常務理事、肉屋です。いわば消費者との接点で動いていましたし、いまも動いています。その立場から思うに農業の健全経営化といいながらお客さんの目線、視点をまったく意識していない農業政策というのは如何なものでしょうか。かりにも経営という言葉を使っていながらお客を意識していないなんておかしい!健全という言葉をその上に乗せるならば消費者ニーズを的確に掴む事がスタートだと思っています。決して行政を否定していない、販売者、消費者に目を向ける事でもっと強い農業が出来るという思いを持っての発言です。」と言いました。
翌日から農林水産省の課長さんや室長さんが御説明にお見えになりました。御説明を伺った後、「私は商店会の会長で肉屋の組合の常務理事です。今まで農林水産省が何をやられてきたかを存じているつもりです。でもそんなアリバイ作りはもうお止めになった方がいい。」と申し上げました。
議員会館にお見えになった課長さんから「平成11年に農業基本法が変わりました。産地の代表の先生方の多い農林部会は安井さんには居心地が悪いかもしれませんが是非今後も御出席をお願いします。」と言われました。
販売者の向こう側にいる消費者の事を考える「農政」が始まるかもしれません。時代は変わるかもしれません、だって私一人だけがこんな風に思っている訳ではないはずですから。御期待下さい。また逐一報告させていただきます。
エントリーを拝見させていただき、本当に嬉しく思いました。産地や消費者の方々の思いは政治でもマスコミでもしばしば取り上げられますが、その間で働く我々の思い――個々販売者の思い――は、通常あまり目立たないので、安井先生のご活動は本当に有難いことだと思いました。
さまざまな立場にいる国民の声が届いてこその政治であると思いますし、その意味でも先生のご活動に期待し、応援をさせていただきます。
最近は義務教育費の国庫負担が話題になっているけど、農業関連はどうなんだろう、と。
それはともかく、今後のご活躍を期待しております。
この一言に感激しました。応援します!
人様に期待されると元気になります。まあ、自民党の新人議員研修では「身の引き締まる思いです」と答えるのがマニアルでしたが・・・。(実際には脂肪過多の体ですから言い辛い言葉です。)
[報告1件]
農水省の職員さんとの会話では決して恫喝はしておりませんので御安心下さい。向こうはどう思ってるか真意は分かりませんが、私は期待されていると思っています。
私は秋田の農村部に住んでいます。もと農家でした。
補助金やその他、いろいろ疑問に思うことがあります。
正直、お金の無駄遣いではと…。ほ場整備、用水路、
新規作物生産のための補助金…。あげくのはてに直接手当。
これではいくらお金があっても足りないですよ。
皆はっきりはいいませんが田舎でもこういう認識の人は
多いと思います。
つけは増税となり子孫が払うはめになるのです。
ほとんどの農家は過疎と高齢化が進みいずれ法人化しなければ
やっていけないのではと思っています。
ものはない。」弱肉強食、もちずもたれず。・長い物には巻かれよ。然し、よくいきるとは、神が人それぞれに与えた課題なのでしょうね。/
底辺で生きられる喜びをもトメル
日本は自給自足できない国だから不安じゃないか?と。
輸入がストップになったら、特に米は大変ですよね。
外から見てると怖いと言われます。
魚沼の友人が言ってました、本当に美味しい御米が取れるいちばん良い土地を休耕地にしてどうするんだろうと。
時代が変わるかも?!私もそう思っています。
安井さんにいですね!