日本歯科医師連盟(日歯連)による政治資金規正法
違反のために前会長を含め3名が逮捕されたという
記事が新聞の第一面を賑(にぎ)わしています。
日歯連は組織内候補として自民党と政権政党だった
時の民主党からそれぞれ参議院議員を送り出して
います。
今回問題になった「迂回献金」は法律違反で許され
る事では有りません。もちろん認めるつもりも有りま
せんが押さえておかなければならないのが歯科医師
の先生方の組織でさえ、国政に自分たち代表を送り
出さなければ歯科医師業界が立ち行かなくなると
考えている事です。
歯科医師の団体よりも圧倒的に有権者数の多い、
生鮮三品の業界、中小零細商業者の集まりである
商店会が何故、自分達の代表者を国政壇上に送り
出せないか、何故送り出そうとも思っていないのか、
という点が重要なのです。
八百屋、肉屋、魚屋の生鮮三品業界、商店会の皆さん
が現状に満足しているなら今のままで良いのでしょうが
外でお話を伺うといろいろ御不満も有るようです。
何故それを自分たちの力で直していこうとしないのか、
この日歯連の事件を見て強く感じました。