今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

やっぱりあいつはお祭りが好きなんだ。

2011-09-27 21:58:19 | 商店会長のコメント

10月16日(日)に都立の戸山公園を会場にして新宿区のお祭り「ふれあいフェスタ」が
開催されます。もちろん新宿区内の肉屋、八百屋、魚屋さんで構成されている組合、
新宿区生鮮三品特販組合も販売ブースで大々的に参加です。

私は生鮮三品特販組合の組合長で食肉食鳥部会の理事長、今日はその食肉食鳥
部会の打ち合わせ会が午後8時から行われ当日販売する品と数量を決めました。

11月は20日に食肉食鳥部会研修会で美味しいすき焼き大会、27日は早稲田
商店会の恒例イベント「西早稲田子供天国」と、イベントや催しがいっぱいです。

こうやって続くと、いくら「お祭りやイベントのために商店街があるのではない!」と
吠えても「商店街の活性化だなんて言っても、やっぱりあいつは賑やかな事が好き
なだけなんだ」と言われているのだろうなあ~。まあ、嫌いじゃありませんが・・。

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コミュニティの重要さを思い知らされる

2011-09-27 17:05:38 | 商店会長のコメント

震災前に活発な地域活動が行われていた所の避難所は早々に閉鎖され、平常の生活に
戻る努力を皆さんが手を携(たずさ)えて行っています。そうでない所との差を見せつけられ
ると、「自分らしく生き続けるには」という哲学さえも変わって来たような気がします。

フローリングのワンルームマンションに住み、コンビニのお弁当を食べ、インターネットで
世界につながることで、煩わしい隣人関係を断ち切っても、人間一人で豊かさを感じな
がら生きていくことは可能だと思っていた人が多かったのではないでしょうか。

商店街が疲弊するとコミュニティが崩れ、「お祭り」が出来ないとよく言われました。お祭りの
ために商店街が有るのではないといくら大きな声で訴えても空(むな)しい反応でした。

3月11日の東日本大震災以降「人間は一人では生きていけない」という事が明確になり
ました。そして、安心安全は地域の活動に担保されることも分って来ましたし、本来は親や
地域が教えなければならない人との付き合い方、「コミュニケーション能力」は生きていく
ための必須アイテムだということも理解されたように思います。

震災前から「物を売ったり、買ったり、サービスの提供をすることだけが商店街の仕事では
ない。地域住民の安全を担保することも地域コミュニティの中核たる商店街、商店の仕事だ」
と言い続けて来ました。

では具体的に何をすれば良いのか。それは「人の役に立つ事をする」ことです。

それは生きているという実感につながります。「人の役に立つ」って?、それこそ「良い事
探し」は知恵比べなのです。自分の出来る事をすれば良いのです。出来る事は広がり、
そこから元気と活気が湧きあがって来ます。

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