今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

復旧復興というなら前を知ってる人を中心に据えよ。

2011-04-07 19:47:32 | 商店会長のコメント
復旧、復興計画というなら昔の事を、前のまちを知っている人を中心に据えるべきです。

このまちで商売をして、子供を育ててもらった、まちに対して「感謝」するという気持ちを
持った人を前面に出し、そして同じような経験を持った人、具体的には神戸の商店街の皆さんの
声を形にした計画でなければ机上の空論になります。

被災地の皆さんはこの未曽有の災害をきっかけにして、やる気の無い事業者、商業者を淘汰
しなければならない。まちを元気にする大きなチャンスと見るべきだと私は感じます。借金を
棒引きにしてくれたら、商店主は喜んで商売を止めて雇用の場を減らしてしまいます。

「国が金を出すのだからお前たちは静かにしていろ」というような態度で計画を説明されても
被災地の皆さんの胸に響かないでしょう。

よく考えて下さい。復旧、復興計画は国交省が稼いだ金じゃない、我々一般国民、納税者が
頑張って、頑張って納めた税金です。国が網かけをして、被災地に行ったことも、被災地を
見た事もない都市計画屋に任せたら、その後長い時間苦労するのは地元の皆さんです。
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4月3日の被災地

2011-04-07 18:22:34 | 商店会長のコメント
4月3日(日)、一緒に宮城県石巻、南三陸地域に入った「みんな大学」の小出正三さんが
撮ってくれた現地の映像です。「4月3日の被災地」をクリックしてください。

校庭に大きくSOSと書いた雄勝(おがつ)地域の大須小学校では地元の石巻かほく商工会の
澤村会長と大須中学校の教頭先生からコメントをいただきました、どうぞ御覧下さい。
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