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被害妄想 それは間違った洞察の結果

2007年09月25日 | 心理療法ハッピーライフ
被害妄想 それは間違った洞察の結果


2007年9月25日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今回は、被害妄想 という事を考えてみましょう。


よく考えたら、対人緊張症も神経症も被害妄想なのです。

対人緊張症は対人の被害妄想、神経症の場合は対人ではない被害妄想も含まれます。

例えば、電車のドアが閉まるという事は閉じ込められてもう降りられないという感じです。

そして性格由来のうつ病は被害妄想をしていれば、辛いですから、うつが出て来るのが当たり前です。


では、何故、被害妄想が発生するのかというと、正しくない洞察が行われているからなのです。

先日、このブログで書かさせて頂きました、桂ざこば師匠のテレビ番組での発言も、正しくない洞察が行われた結果なのです。

自分がドアを開けて入ったらわいわいやっていた人達が急に静かになった。

自分がドアを開けて出て行ったら皆はまたわいわい始めた。

「自分は嫌われているんじゃないか!」

「自分は悪い事をしたのではないか!」

「そのように思えてきたら、何だかわけの分からない感情が出て来て怖くなって‥」

注、記憶で書かさせて頂きましたので、私の受け取ったニュアンスで書きました事をお許しください。


客観的に見たら誤認知、勘違い、間違った洞察ですよね。

対人緊張症の赤面症の人も、自分が赤面をしたら馬鹿にされて嫌われると誤認知、勘違い、間違った洞察をして怖くなって、被害妄想になっているのです。

他人からすると、顔が赤くなろうが青くなろうがほとんど関係ないのですけれどもね。


神経症のパニック症の人も、電車の中でドアが閉まっても他の乗客は安心して本を読んでいたり寝ていたり携帯電話を見ていたりしているという事は、自分の誤認知、勘違い、間違った洞察をしているのではと気付けば良いのですが‥。


さて、今日のお話は分かりましたでしょうか?

分かる人は私の所で比較的早く効果が出る人です。

今日の話がよく分からない人は家族や友人に聞かれて、分かる努力をする事が楽になる第一歩になりますよ。

言える事は、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などは、原因から見たら病気ではなく、誤認知、勘違い、間違った洞察ですから、大丈夫ですよ。

大丈夫。

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