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原因と結果の法則(3) 常識

2007年12月02日 | 心理療法ハッピーライフ
原因と結果の法則(3) 常識


2007年12月2日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
No.4


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、原因と結果の法則(3)です。


おさらいですが、原因が有って結果があります。
結果だけが存在する事はありません。
図にすると、 原因 → 結果 になりますよね。

風邪の場合は、 原因(細菌、ウイルス) → 結果(風邪の諸症状) になりますよね。

では、対人緊張症や対人恐怖のある神経症の場合はどうでしょうか?
原因(人を気にし過ぎる考え方) → 結果(対人緊張症や神経症の諸症状)

対人関係の問題のない神経症は、
原因(不安がり過ぎる考え方)→ 結果(神経症の諸症状)
になります。

うつ病の場合は、よく考えながら読んで下さいね。
うつは特殊な症状ではなく、楽しい、とか、悲しい、と同じ誰もが持っている気持ちです。
うつがあるから病気なわけがありません。
うつは全ての人が過去に経験しています。
総理大臣もノーベル学者もあなたを診ている医師も過去にうつを経験しています。
ですから、笑う場合は、原因(楽しい) → 結果(笑う)、ですよね。
では、うつ病の場合は、原因(楽しくない、落ち込む、予期不安、等) → 結果(うつ病)、となります。

この事が良く分からない、という人は、ハッピーライフでのケアは無理です。

3回続けて、原因と結果の法則、を書いて来ましたが、まず、最初の関門はこの原因と結果の法則が納得できるかどうかです。

納得出来にくい人や納得出来ない人は、今日のテーマ、常識、に振り回されているのです。

対人緊張症や神経症、うつ病は病気、というのが現在の常識だと思います。
また、病院に行けば薬が出ます。
原因と結果で考えると、結果は日常生活が出来ないような状態なのですから病気で良いと思います。
しかし、原因から見ると、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は病気のように、細菌やウイルスや老化、アレルギー、薬物、等では決してありません。
結果と原因の法則(1)に書きました、部長に同時に怒られたA君B君の違いは考え方以外にありませんよね。
しかし、このような話をどんなにしても「そうなんですか?」とか「よく分かりません」という人たちが或る程度います。
この人たちは、理解力の問題ではなく、思考をしていないのです。

ここで常識という事を考えてみましょう。
常識とは正しい事ではありませんよね。
常識とは多くの人が正しいと思っている事で本当に正しいとは限りませんよね。
例えば、私が学生だった頃の部活動では『水を飲んではいけない』が常識でしたが、今の常識は『水を飲め』というものに変わっています。
また、中世の頃のヨーロッパでは天動説『地球の回りを太陽が回っている』が常識でしたが、今は地動説『地球が太陽の回りを回っている』というのが常識になっていますように、常識は変わる場合があるのです。

また、日本は先進国の中で最も医学知識が一般の人にまで広がっているのではと思います。
何故ならば、テレビのバラエティ番組で医学の最新知識を披露する程ですから。
しかし、心理療法の知識は先進国の中で最も広がっていないのではと思います。
先日、或るテレビ番組で有識者やコメンテイターの方が、「心理療法とはカウンセラーの事で話を聞いてくれるだけでそんなに効果はないですよね。」という話の結論になりました。


この『原因と結果の法則』が分からない人やよく分からない人は常識に囚われて思考を働かせていないのです。

常識に囚われないで、何年も十数年も何十年も医師に掛かって治らないのでしたら疑う事です。

そして、私の言う事を論理的に納得できるかどうか、頭を働かせて真剣に考える事です。

結論は、私の所に来られて、多くの困っていない人たちと同じような考え方を受け入れて頂くと何年も数十年も何十年も悩んでいた対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病が結果的に治っています。

現実の話です。

しかし、まだまだ世間に広まっていないだけです。

それも、早い人でしたら2ヶ月くらいの時間でです。

コロンブスの卵なのです。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は、考え方が原因なのです。

考え方を多くの困っていない人たちと同じように、あなたが受け入れて、あなたの考え方を必要な所だけ変えれば良いのです。

私は多くの困っていない人たちの考え方になる為のお手伝いをするコーチや予備校の先生のような人です。

ですから、治せません。

あなたが素直な気持ちで、自分の考え方を変えなければいけないのだ、と納得して受け入れれば本当に簡単に楽になるのです。

大丈夫です(笑)。

真剣に考えて下さい。


また、私は、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は病気というより考え方が変なのが原因、という事を新しい常識にしたいと活動をしているのです。

すると、多くの対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病で苦しんでいる人たちが楽になれます。

楽しそうですよね(笑)。
コメント
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