どぉしてもサスペンションのブレ(ガタ)が気になり、ボディ側とアッパーアームを貫通してる4箇所のピンの内の一本を抜いてみました。完全に抜いてませんが、定規で測った所、おおよそ直径2.5mm前後、長さ23.5mm程度の円柱でした。これも取り説が無いので不明ですが、このシャーシは今のところ一箇所もグリスアップされていません。このピンにしてもプラスチックと擦れたのか触ると指に黒いプラスチックの細かい粉のようなものが付きました。タミヤのようにしっかりとグリスアップすれば磨耗することも無いと思うのですが…。
脱線しますがアルミサスブロックCを装着する際にアンダーリンクとの接点をワコ白でグリスアップしてみたところ、動きがとても滑らかになりました(最初左輪だけ塗って左右の動きを観察)♪
話戻してこのピン、最初からブカブカな気がします。長さはともかく、感触から直径がもう0.1mm~0.2mmは太くないとアッパーアームをしっかり支えるのは難しのではないか、と。とは言えそんなに都合よくコンマ何ミリの太さの金属ピンなんて手に入らないだろうし…。発想自体は秀逸に思えるだけに残念です。今後大きな壁になる予感が。
コメント
- やみがらす [2008年12月9日 21:51]
- 今日は貴重なアドバイスをBeaTの販売元であるミワホビーさまより賜りました。サスのガタは初心者でも扱い易いように「仕様」だそうです。ガタを軽減するにはショックタワーの「サスピン」が通る側面から2.6mmの穴を開け、3mmのホーロービスをガタが出なくなるまで捻じ込み、少し戻す程度でシャフトを押さえる事で改善するそうです。アーム側が比較的ピッチリとピンを支えてるのはこうした効果を生かすタメだそうです。
- mini_ta3298 [2008年12月10日 9:35]
- この世界、「仕様」の一言で切り捨ててしまうのはよくあることですが、一般的な裏技を提示してやり過ごそうという体勢を感じます。気のせいなら良いのですがw
想定済みの事象ならば、推奨する穴位置に何らかの目印やポンチ溝がある筈ですし、使用者に加工の準備を強いることになります。また、ホーロによるシャフトへのダメージ(傷・歪み等)の懸念が伴う事も明示が必要でしょう。
私ならφ3.1のストレートリーマを通して、汎用シャフトに交換することも視野に入れます。…が、たぶん現状で気にならないと(広いストライクゾーン:w)。
【グリスアップに関する考察と一般的な傾向】
本品の樹脂部を写真で見る限り、カーボン混入樹脂のように思います。黒粉もその可能性を裏付けます。
この系統の素材は従来のABSに比べ、粘性が低く自己摺動性が高いものでして、粉も一種の産物(w)と捉えられる事もあります。
逆に摺動部のグリスは、抵抗・埃を呼ぶ要因とされ、使用頻度は低下傾向に感じます。昔TA-02の頃、説明書の内容がセラミックグリスだらけだった頃を懐かしく思います^^ - やみがらす [2008年12月10日 18:54]
- ご指摘の通り「裏ワザ」「強行策」の感は私も否めません。それもあり現在は別の方法を模索し、この方法は保留扱いとしています。ミワホビーさまが仰る通り、サスアーム側の剛性はそれなりのモノがあり、ボディ側の精度が上がればかなりの効果が期待できます。が、どう見ても穴を開けて強度を保てるとは思えない上に先日割れたトーインと同じような材質です。おまけに薄い。シャフトの側面を点で押す件については金属同士で大丈夫との回答を頂いてますが負荷の掛かる場所でとても納得できませんでした。せめて2箇所から押せれば良いのでしょうが幅からそんな穴開けたら…。ミワホビーさまの対応はとても丁寧で好感度高いです。そこは高く評価してますョ♪
- やみがらす [2008年12月10日 19:00]
- 続きです。「仕様」という言葉、確かに便利で厄介ですね。このE54-M1とジェネティック、ベルト駆動とシャフト駆動の差はあれどほとんどのパーツがやはり「共通」のようです。タムタムに大量にあるジェネティックパーツを見るとどれも「同じじゃん」でしたし。それと推測ですがこれ等は「輸入品」ではないか、と。英語のサイトもありますし。希に海外製品には大雑把な作り(米国など)がありますからソレがこのような現象になっていると考えています。販売するミワホビーさまも苦慮しているのではないでしょうか。実際に案としてコメント頂いた方法を試したHPやBlogサイトを私は知りません。多分相当の精度と運が無ければパーツが割れると思います。同様の問題をジェネティックも抱えてると推測します。
あなたのブログにコメント投稿されたものです。