闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

初の大井川鉄道 蒸気機関車

2020-02-16 22:36:19 | 日記

先日に続き、蒸気機関車の魅力に目覚めた知人が乗りたくて仕方ない。
高崎発の列車はチケット確保が面倒だし、運転日が限られる。

と、いう事で、基本毎日 SLが運航してると聞いてた 大井川鉄道に足を伸ばしてみました。

初の大井川鉄道です。
高速で約2時間、「アクセラ」 のクリーンディーゼルはMRCCで絶好調。

思えば東名高速はしるのも久しぶりです。

記録を見る限り、往路復路とも 軽油でリッター 22㎞/L と2名乗車だとやや値が悪い。

現地に着くと、係員が駐車場へと案内してくれる。
これは有難い。

 

ふと横を見ると、どこかで見たような流線形グリーンの電車の向こうに、かなりの人だかりが。

もう蒸気機関車が入ってました。

 

急いで駅舎の向かい、「プラザ・ロコ」でチケットを予約番号と引き換えに購入です。

…う~ん、乗車券とセットとはいえ、私鉄だからか「高い」💦💦

プラザ・ロコの中にはこんな展示もありました。

この建物の中で、弁当を購入。

正直、弁当も高い(涙

さきのチケット代で散財気味だったので、2番目に安いお弁当を確保。

知人はひとの財布だからと上の価格のモノを、おおーい💦

 

駅の周りはアジア系の方が多い様子。

観光地といえば中国人がごった返すのがパターンだが、例のコロナウィルスのせいで東南アジア系しかいないのかも。

正直、中国人は遠慮とかルールとか無視する傾向が強いので、観光地に恩恵あるかもしれないけど 「邪魔」「近寄りたくない」ってのが本音、かなぁ。

 

この画像に写ってる添乗員さん、後に凄く貴重な思い出を沢山いただける事に。

若い方がテキパキと案内するのもいいけれど、こうした味のあるベテランを使う辺りに大井川鉄道の懐の深さを垣間見るのです。

 

列車が新金谷駅を出発。

昭和一桁台に製造された蒸気機関車がけん引する、昭和20年代の客車。

確か大井川鉄道は実働する産業博物館みたいな位置づけで、日本唯一と聞きます。

なので、他の列車のように、近代装備を追加したり、快適装備に改造されたりという事を一切しない。

分かってはいたけど、実際に乗ってみると 「これが戦時中くらいの頃の汽車旅なのか」って感慨深い。

車内の様子も当時のままだという。

木の床、懐かしい手触りのシート生地、木枠の開閉できる窓枠、灰皿(禁煙)、サークル蛍光灯等々。

結構ガタゴトと大きく揺れるのがまた味わい深い。

 

沿線でカメラを構えたり、手を振る人に手を振り返すのが超絶楽しいという知人にはちょっと不満気味。

毎日運航されてるかれでしょうか、沿線で見かける人が少ないというか、民家もまばらというか。

でも、先の添乗員さんがハーモニカで車両を回ったり、ツボを押さえた笑い話に私も知人もどんどん引き込まれて行って…。

 

途中、大井川を横目に 「機関車の不調で少々止まります」 って 古い四角いスピーカーからアナウンスが出た位で、汽車は順調に山道を登ります。

今回けん引してるのは 「C10」 の8番機。

短距離向きのタンク式蒸気機関車です。

 

初めて乗る、小型蒸気機関車です。

 

途中、川沿いの露天風呂から皆さんが手を振ってくれるのに知人大喜び♪

そういえば、何年か前に大井川鉄道をロケした番組で、そんな場所があると見たのを思い出しました。

 

そんなこんなで昭和レトロを全身で感じてると、終点 千頭駅へ。

楽しい時間はあっという間ですね。

 

さて、列車の中でお弁当食べる予定が、楽しくて終着駅まで網棚で運んだだけw

早速、駅のテーブル付きベンチに陣取り、お茶を購入して広げます。

私が買ったお弁当はレンコンが凄く美味しい味付けで、画像を残さなかったことを後悔してます!
知人の買ったおにぎり系のお弁当は、大根の漬物が超絶美味しかったようで、お土産屋を一生懸命探してました。

う~ん、大井川鉄道、お弁当 侮りがたし!

 

お弁当を満喫して暫くして、機関車が転車台に向かうらしいと聞き、追っかけてみます。

 

機関車が切り離され、単機でバックしていきます。

小型蒸気機関車とはいえ、こうして見ると迫力と美しさがありますね。

ゆっくりとターンテーブルへと機関車が入ってきます。

水上駅にある大型のと比べるとシンプルですが、最近はほとんど見れなくなった転車台。

貴重です。

一生懸命、人力で機関車が回されます。

先ほどのベテラン添乗員さんも加わり、重々しくまわります。

手前の白い手すりの内側にカメラを持った方がカブリツキなのですが、ひな壇の上まで人が。

私は前にとても恰幅の良い方が両腕を広げて撮影してた(汗)ので、フレームに入らないように右端からカメラを突き出して撮影しました。

 

機関車が回転し、止まったところで添乗員さんが真下に来られたので「お疲れ様です。回すのって難しいですか?」ってお声がけしてみた。

「いえ、動き出せば楽ですが、最初と止める時が大変なんですよ♪」って笑顔で教えてくれました。

 

帰りの発車まで駅の周りを散策。

ふと振り返るとこんな画が撮れました♪

自動改札でなく、人が切符に挟み入れる改札の向こうに デッキ付きの茶色い電気機関車と旧型客車が停車する図は、最近では滅多に見ることができない構図ですよねw

 

ほどほどに散策するも、そんなに見るべき所が無かったので、かなり早めに列車に戻りました。

行きは機関車から最も遠い位置だったので、足元のヒーターもなんとなく温い程度。

でも帰りは一番近いから触ると火傷するのではってほど、ヒーターが強い。

 

発車時刻が近づくも、行きとは違って空席が目立ちます。

中ほどにお座敷列車が入ってたのも、帰路は空。

案外、帰路を普通列車で帰る方が多いのに驚きです。

 

定刻に千頭駅を汽車は出発。

元気よく警笛を鳴らして動き出します。

 

私が目立つライムグリーンのジャケットを羽織ってたからか、先の添乗員さんが「帰りもご乗車、ありがとうございます」って懐っこく声を掛けていただきました♪

復路は下り基調なのか、汽車は意外に順調に進みます。

空席が多いからか、添乗員さんがミニハーモニカで演奏しながら「ご一緒に歌きましょう」って声かけても小声だったり、途中でだれも歌わなくなったり。

流石に張り合いが無いのか「今日のお客さんは元気が無いなー。天気はいいのに」って添乗員さんもサービス放棄状態に💦

 

大井川鉄道は鉄道遺産として重要だけど、若い方には珍しく映るのでしょうが、昭和中ごろ生まれの当方には「戦争」という匂いがどうしても切り離せない。

恐らく、この列車で戦地に送られ殉職した兵隊さんもいたでしょう。

終戦を迎え、配給に耐えられず、闇市へと巨大なリュックサックを背負って食材を求めて満員電車で苦労された方もいたでしょう。

家族を支えるため、都会へと出稼ぎに出るお父さんを家族全員で涙で見送るシーンも多々あったはず。

鉄道ってそういった人の歴史を繋ぐって意味もあるんだなって、どうしても考えてしまいます。

 

そんな話を添乗員さんにしたところ、「確かにあの頃は大変でした」「この客車も東海道線で走ってました」等々、かなり貴重な話を伺う事ができました。

「大井川にある機関車の中で、今日の機関車が一番 警笛が低く響くようです」 とかの話も。

「先日、山口線の「山口号」を運営する営業さんが視察に来たので、私が普段通りの仕事してたら感動して帰っていった」なんて小話も。

私は乗ったこと無いですが、山口線のC57 引く列車も集客アイデアで相当ご苦労されてる様子。

そんな中、乗客と鉄道会社の距離が近い接し方(サービス)の方向性を学んでいったって事らしい。

もしかすると、山口号にも名物添乗員さんが登場する日も近い?

 

私は決して聞き上手では無いものの、他の車両ではお客が座ってるだけみたいな雰囲気だったせいか、この添乗員さん。

私たちのボックス脇で気持ちよくいろいろ楽しい話を次から次へww

こう言ったら失礼ですが、懐かしい紳士のお爺さんに出会えたみたいで凄く楽しい♪

 

一番笑ったのが、私が上を指さして「今でも「網棚(あみだな)」って言葉使うけど、金網だったりして「網」なんて使ってない。これが本当の「網棚」ですね」って言った。

そしたら「この網棚の枠、金属に見えるけど「木」でできてるんですよ。塗ってるから判らないけど」って言うと、同車両に乗ってた他の客が話を聞いてたのか、一斉に手が網棚に伸びて、皆さん手触りを確認した事でしょうかw

ただ乗るだけでは分からない話、添乗員さんがのってくるといろいろ伺えるんですねー。

あと、「この蛍光灯は昔からですか?」って聞くと「基本はそうです。反対の端の客車はあとで見てください。裸電球になってますから」って。

その理由が、ドラマや映画のロケで使われることが多い大井川鉄道。

撮影用にとオリジナルな裸電球仕様の客車を残してるのだとか、確かに照明が違う!

「あと、この扇風機も国鉄時代の本物ですよー」って添乗員さん。

よく見ると、「JNR」の掘り込みが、物持ちいいなぁー。

 

そんな添乗員さんと楽しい雑談してたらあっという間に終着駅へ。

う~ん、最初は乗車料金が凄く高く感じて財布に痛いと眉をしかめてたものの、この楽しい添乗員さんが居たことで「また絶対に乗りに来よう」と 満足度120%で終えることができました。

一緒に乗った知人はまだ若く、ご高齢の方に話しかける切っ掛けが掴めず最初こそは困惑してたが、会話がとても新鮮だったようで、「大ファンになっちゃいました!」って満面の笑みに。

来て良かったなぁって大満足。

 

車両を降りて改札に向かうと、前方でお客に機関士帽を貸して記念撮影してる添乗員さんが。

添乗員さんの笑顔が欲しくて、他のお客が記念撮影してる横から一枚♪

とても良い笑顔をしてらっしゃいますw

 

流石にずっと話してたからか、「また是非いらしてください。お待ちしてます!」と添乗員さんから力強い握手をして下さいました♪

「是非、またお会いしましょう。体調にはお気を付けて」と深々と頭を下げ、送り出されました。

 

大井川鉄道、蒸気機関車。

テーマパークとして見ても良し、タイムカプセルとして昭和を味わっても良し。

こんな汽車に子供さんが乗ったら、きっと素敵な思い出がアルバムに加わるのでしょうね。

皆様も是非、夢を見に蒸気機関車の引く客車で旅をしてみませんか♪

 


アルピーヌ A110 に試乗させて頂いた!!!

2020-02-12 22:53:23 | 日記

今日は待ち焦がれた、「アルピーヌ A110」に試乗できる日です!

先月、新生アルピーヌのA110の広告を見てから「一度でいいから見てみたい!」モード。

ダメ元で、比較的近場のアルピーヌディーラーさまにメールで「買えないけど見たい」、と💦

まぁダメと断るディーラーは少ないですね。

Okを頂いたものの、既に多くの試乗予約が入っていて 今日になった次第。

 

グーグルマップで事前に場所を確認してたので、比較的楽にたどり着きました。

因みに、マップでは「ルノー販売店」だったり「ガソリンスタンド」だったりと画が変わります。

アルピーヌ扱い店として、まだそんなに月日が経ってないのでしょうか。

 

到着時、営業さまが接客中で、結果 外でいろいろなルノー車を見たり撮影したりできました。

でも、やはりフレンチブルーのアルピーヌは一際 目を引きます。

「アルピーヌ A110」です。

往年の ラリー等で大活躍した 「A110」 の特徴を随所に散りばめた美しい車です。

実際にはエンジンが後輪後ろ(RR)からミッドシップ(MR)になっていたりと変わってますが。

近くに寄ると、そのコンパクトさに驚きです。

マツダの「ロードスターRF」を少しだけ大きくした程度って印象です。

聞けば、車幅 1,800㎜ しか無いのだそうで、昨今の肥大化するスポーツカーを考えると貴重です!

 

エンジンは1,800ccのターボだそうです。

ボディは1.1t という目標値を得るため、構造からホイールの肉抜きまで徹底した軽量化が成されてるとか、スゴイ。

アルピーヌのエンブレム。

一旦は活動を終了したルノーのスポーツ部門、「アルピーヌ」。

実は以前、フランス車を扱う店が近くにできた(数年で閉店)のを覗きに行き、「V6T」というモデルを真剣に考えた事があったのを思い出しました。

ただ、その独特の構造から、不具合一発で数十万という話を聞き、諦めたのでした。

それでも、このエンブレムが忘れられませんでした。

 

エンジンがミッドシップなため、こんな所に吸気口がデザインされてました。

さり気なくオシャレです。

 

試乗を前に、簡単なアンケートと、試乗に必要な「誓約書」に目通しとサインが必要です。

勿論、免許証のコピーも。

これだけ高価なお車、万が一壊されたらディーラーだってたまったものでは無いですから。

 

そんな手続きをする店内には2台の 「A110」が。

こちら、現在販売中のUSED(でも手が出ない)。

最初に日本に50台だけデリバリーされた、左ハンドルでバックカメラ等の無い素の「A110」。

ホイールのデザインで見分けがつく、かな。

 

でもって、こちらが「A110S」。

既存モデルのハイパワーバージョン(50psも強力なのだとか!?)。

ルーフがカーボンになっていたり、かなりスパルタンなホットモデルだそうです。

まだナンバーが付いておらず、販売開始前の展示車でした。

 

しかし、どうしてもそのスタイルとコンパクトさに圧倒されっぱなしに。

特に車高の低さは、最近見たどの車をも圧倒し、ザ・フレンチスポーツってイヤでも伝わります。

 

運転席はあまり画像が無いのですが、いたって普通の印象。

日本の車にありがちな、妙にゴテゴテと満艦飾にしてしまうのとは真逆な感じ。

でも、必要なものは整然と並び、頻度の少ないものは階層メニューで操作できる切り分けが好感。

ステアリングの径はかなりコンパクトで、コレがスポーツカーであることを主張してるみたい。

かなりの太巻きです。

メーターは完全液晶、表示はかなりアナログ的。

正直、液晶モニターは多機能にできる反面、安っぽさだったり、質感に乏しい傾向があるので個人的には好きじゃない。

でも、このA110みたいに、小さくとも時計がアナログ表示で見れたりという小技があると、ちょっと安心できたりする。

シフトは3ボタン式で、レバーはありません。

D、N、R を押すだけ。

最初はどうなんだろうと冷や冷やでしたが、意外と人間って順応できるみたいw

内装は流石、1千万近い車だけはあります。

細部の仕上げはフランスのオシャレも加わり、とっても凝ったものになってます。

今回は試聴しませんでしたが、オーディオのスピーカーにFOCAL(それも麻のコーン)が使われてたりと、ルノーにもない高級品が奢られる、まさに「スペシャル」でした。

かと思えば、思い切って武骨なのがシートレール。

軽量化のためもあり、電動とか一切ありませんが、その肉抜きされたレールには驚かされますね。

シートはバケットタイプ。

背中にエンジンがあるので、リクライニングは無かった気が。

 

ドアを開け、超絶低い車内に「潜り込む」と、スポっ!と腰がシートに「吸い込まれ」ました。

同時に、両脇腹をサイドサポートがガッチリと挟み込み、腰から下が完全にホールドされます。

ペダルは2ペダルですが、スポーツカーの定番で足元は決して広くありません。

今回、ロードスターの前例もあったので、一応 幅の狭いドライビングシューズを持参しましたが、まぁスニーカーでもなんとかセーフ。

ただ、無駄にボテっとした靴とかは、お勧めできませんね。

腰から上は意外に拘束されず、自由な印象です。

極端に低い天井で、閉塞感がかなり強いですが、こんな辺りが窮屈さを感じさせないのかも。

先のシートレール、かなり調整幅が広く、150cm位の女性から、180cm位の男性まで対応できるようになってるらしい。

ステアリングも、チルト、テレスコと調整できるので、余程の事が無ければポジション出せない人はいないのでは。

 

出発前にルームミラーとサイドミラーを調整してくださいと指示が。

ルームミラーは、…エンジンカバーと低い天井で、正直 「ほとんど見えない」ww

サイドミラーはオモチャみたいに小さいもので、こちらも普通の車サイズに見慣れてると驚きますね。

 

今回は試乗車が高額だし、度胸も無いので、事前にスポーツモード、パドルシフト、等を一切使用しない事を自ら宣言。

とても弁償できる額じゃないですから、ドキドキです!

 

試乗開始。

 

「普通に乗れますから」と女性の営業さまに諭されながら走りだす。

「軽い」、「スムーズ」、普通に走る、少々拍子抜け?

慣れない左ウィンカーに注意しつつ、走りだすと前方視界はとても良く、それ以外があまり見えないのも「味」、みたいな♪

バックミラーを見ると、大きく張り出したリアフェンダーが見え、今乗ってるのがタダモノではないとやっと実感できる程度。

乗り心地はかなり硬い。

なのに、路面のギャップで揺すられたり、突き上げられても不思議といなしてくれて、身体への影響は軽微。

あれ、これって長距離とか、下手したら毎日の通勤でも普通に乗れたりしないかな?

 

今回は回転を上げないつもりでしたが、気づくと法定速度をアッサリと超えるあたり注意が必要かな。

少し直線で軽い加速させてもらった時、初めて背中側にエンジンがあるのに気付いた。

それほどに、普通に走る分には静かで快適。

但し、周りからの視線は常に感じましたw

 

試乗は本当に営業所の周りをぐるっと一周で終り。

ただ、ちょっとクネクネとした裏道とかを織り込んでいるので、コーナリングは思いっきり楽しめました。

 

ステアリングは全くに近くアソビが無いので、S字みたいな道では一筆書きで軽々と走り抜けます。

アンダー、オーバー、一切ない完全なニュートラルな前後配分なのか、少しでさえハンドルを切ると口元がニヤケてしまう♪

国産車でもコーナーが速い車はありますが、ここまでドッシリと接地感があり、かつ安定して鋭利な刃物のように切り込める車は、あまり心当たりがない。

軽くてバランスが良く、足回りがイイと、車ってこんなに楽しいんだって心底感激しっぱなし。

限界点が高すぎて、こちらがビビってブレーキ踏んだけど、慣れたら必要無いレベル?💦💦💦

 

そして、日本の道路に合った小柄なボディサイズが、とても嬉しい。

室内は正直、天井物凄く低いし、前後方向は2シーターだから察して知るべし。

横方向は日本の軽自動車と同じか、少し広い程度でしょうか。

ともかく、走るのに必要無いものは極力排除する潔さが逆に「本物感」を演出してる気がする。

 

こんな車が日常の足になったら人生観変わるかなー。

間違いなく、休日はワインディングロード求めて走るんだろうなぁww

 

フランス車という単語から想像するフワフワでウォームな傾向とはほとんど合い入れないピュアスポーツ。

あるいは高速ツアラー。

「アルピーヌ A110」。

日本ではドイツ勢が人気ですが、フレンチスポーツも注目だなって思った。

 

営業所に戻っても、暫し車の周りをウロウロしてしまい、いつまで見てても気が治まらない。

こんな経験は正直、覚えてる範囲でも少ない。

恰好イイ、というか、美しい造形に 「一目惚れ」してしまったらしい。

とはいえ、高価なロードスター(マツダ)が2~3台買えるお値段は、夢見るには遠すぎです(涙

 

ディーラーさまのご厚意で、恐らく生涯に何度も無い貴重な体験を頂きました。

何か数日はこの興奮、覚めない気がする。


悪運連鎖😢

2020-02-02 08:50:45 | 日記

昨日から悪運が止まりません。

 

久しぶりに群馬の高崎まで「蒸気機関車」に乗りに行く予定でした。

最近知り合った、「蒸気機関車」を見てみたいと興奮する友人と一緒に。

 

で、早朝に支度を整え、彼をピックアップして高速へ。

ところが、関越自動車道に乗る前に突然の渋滞!?

調べてもらうと、10㎞以上先の関越上で車6台の玉突き事故との事。

結局、圏央道から関越の事故現場を通過するまで延々1時間半近くの大渋滞。

その先でも3台の玉突き事故が発生してたが、これは追い越し車線だけ塞いでたので被害無し。

しかし、週末になるとサンデードライバーがあちこちで危険運転するのが毎度気になる。

とりあえず、加害者にも被害者にもならなかったが、1時間超の渋滞は指定列車がとうの昔に出たあとに(涙

 

JRの規定で、電車が出た後の特急券は払い戻しできない。

結局、二人分の特別指定券はパー。

 

とりあえず、電話で予約しておいた「SL弁当(イベント日数量限定)」を受け取り、在来線で終点駅へと追いかける。

…何て空しい。

関越道で大渋滞起こしたドライバー、死刑!

 

何とか碓井で折り返し列車に追いつき、2時間半ほど寒空の下、周囲を散策。

で、何とかSLの列車に「片道だけ」にはなったけど小一時間乗れて、まぁ終わりヨシと思った。

 

帰りの高速は全く渋滞なく、あっという間に地元に帰り着いた。

ここで気を抜いたのが間違い。

 

燃料がかなり減ったので(普段から満タンを心掛けている、災害に備えて)、行きつけのガソリンスタンドへ。

今回もクリーンディーゼルはガソリン車ではまず無理な好燃費で助かった。

と、思ったところで馴染みの店員が来たので、車のメンテナンスについて話が盛り上がった。

…、清算する前に話し出してしまい、気が付くとお釣り用のシートが無くなってる!?

1万円札入れて、燃料代が3千円弱だから、およそ7千円の「置き引き」に!!

気づいた店員が記録や防犯カメラの情報をチェックしてくれるも分からない。

システム上、お釣りは支払われてる…。

店長は、申し訳ないけど保障はできない規定でとなだめるだけ。

結局、物凄く高い燃料代になってしまった。

買いたい小物に何日も悩んでたのがバカみたい。

この件が無ければ、欲しかったもの買ってもお釣りが来たのだから…。

 

ショックが治まらない。

昨夜はほとんど寝付けなかった。

ともかく「悔しい」。

 

で、今朝方、朝食用にコーヒーを入れて自室に運んでた時の事。

まだ薄暗くて、ドアが中途半端に開いてたのが見えず、当たってコーヒーが…。

左腕に大量にコーヒー(熱湯)が掛かった!?

大急ぎでビショビショの長袖シャツを脱ぎ捨て、水道で冷やすも直ぐに表皮がベロンと剥がれてきて…。

赤く腫れあがり、水みたいのが流れ出し始める。

痛みがハンパ無い。

大急ぎで市の緊急時対応センターに電話するも、要領を得ない。

言われるまま119番(初めて電話したかも)に電話すると、救急車を出しますかって(汗

動けないワケではないので、再度救急センターに電話し直し、当直の皮膚科は無いけど、外科ならあると言われた。

自分で直に電話して聞けと、意外に仕事が雑なのに物凄く腹が立つ。

結局、私立の病院で外科の当直がある病院を見つけ、あと20分ちょっとで先生帰ると診察できないから直ぐ来いと言われた。

で、慌てて身支度整え、病院に着いたけど、延々と問診票とか受付で書かされ、実際の外科に着いても先生がなかなか来ないで30分近く待たされた。

「直ぐ来いって言ったのに…」。

先生にも予定があったのだろうとなだめるも、イライライライラと落ち着かない。

「何でこんなに悪いことが重なる」。

 

やっと先生が来たけど、チューブの薬塗ったガーゼをペタ。

あとは包帯でぐるぐる巻きにして、「ちゃんと皮膚科受けて」で終わり。

呆気ないが、一応薬(1日分)出してもらえたから救いはあったのかな。

 

会計を済ませて駐車券を打刻してもらい、帰宅のためゲートに券を入れる。

「料金は200円です」。

「え?」

会計で駐車料金も精算できたと思ってた。

小銭はほぼ出してしまい、見ると100円玉が1枚と50円玉1枚しか無い。

「またかよ!!!」

病院の会計では清算お断りとしっかり書かれてたので、離れたコンビニまで徒歩で小銭作りに行くようかと頭抱える。

お札は1万円札1枚。

せめてこれが5千円札や千円札なら問題無いのに。

取り合えずゲートから車を駐車場に戻し、対策を考える。

昔、小銭入れに使ってたコンソールBOX内のトレーを見るも、やはり無い。

ダメ元でシート下に痛みの無い方の手を入れてみた。

かなり前、シートとの間に小銭を落とした記憶があったから。

何か丸いものが手に当たったので、願うように引っ張り出す。

「50円玉」、涙が出そうになった。

これで何とかゲートから車を出せて、帰宅の途に。

 

しかし、何で日曜に二度の熱傷とか要病院のハメにとか成るか、呪いたくなる。

そういえば、腹膜炎で死にかけた時も、日曜で救急車たらい回しだったなぁ、思い出した。

 

で、今はとりあえず出してもらった薬をのむため、無理くり朝食を胃に詰め込んでます。

 

検索すると、市内で日曜も診察があるのは3件。

うち2件は正直、かなり遠い。

1件は近場、診察開始は10時、あと30分。

対応してくれるか、今から不安が募ります。

 

覚えてる限り、いままでこんなにも不運が連鎖的に大きなダメージもって重なった思い出は無い。

「厄日」、というか、「人生最悪の連鎖」なのかと、次にビクビクしてるところです。


久しぶりの蒸気機関車 よこかわ

2020-02-02 01:19:30 | 日記

最近知り合った友人が、妙に蒸気機関車の話に興奮するw

実際に見てみたいと言うので、高崎から横川へと走る「SLぐんま よこかわ」のチケットをとった。

水上は何度も行ってるが、横川方面は初めてです。

 

当日、日が昇り始める頃に自宅を出発、友人をピックアップして高速にのる。

相当のマージンを取って早めの出発です。

当然、話は盛り上がるが、関越自動車道手前で突然のハザード、渋滞に。

イヤな予感…。

 

渋滞が一向に動かないので、ネットで情報を探してもらった。

「関越自動車道で6台の玉突き事故」との事。

下に逃げようにも全然動かない、時間だけが過ぎていく。

圏央道から関越自動車道(の渋滞)に入るころ、乗る予定だった列車の発車時刻になった。

「乗れなかった」。

相変わらずの渋滞、事故の原因作ったヤツ、「死刑、地獄行きでお願いします!!!」。

 

やっと渋滞区間を抜け出すも、列車発車から30分が経過している。

まだ始発の高崎まで1時間近く走らねばならない。

ふと追い越し車線を見ると、また3台が玉突き事故で車線を塞いでる(休日は素人が多いのか事故だらけ)。

 

発車時刻から1時間以上が経過し、やーーーーっと高崎駅に到着。

恐らく、もう列車は折り返しの横川駅に着いてるハズ、最悪。

 

駅弁屋で、電話予約していた「SL弁当」を受け取る。

通常、発車時刻を過ぎたら売り切る人気弁当だが、必ず受け取るからとメール&電話で予約してたのが幸いしました。

 

さて、復路のSLに追いつくため、無駄にした特急券はゴミですが、セットの乗車券で普通列車使い追いかけます!

初めて乗る路線、のどかな景色が良いのですが、行きの列車に間に合わなかったショックでややブルー。

 

横川駅、やっと追いついた!

今回、高崎から横川へは「ELぐんま よこかわ」として電気機関車で行くはずでした。

その先頭がこちら、「EF65」です。

かつてはブルートレーン等をけん引し大活躍したこの機関車も、最近ではほとんど見かけることが無くなりました。

貴重な体験だったのに、やっぱり無念!

 

列車の反対側、いました蒸気機関車。

「C61」です♪

帰路はコレで高崎を目指します。

やっと友人も大はしゃぎ、スマホでガンガン撮影しまくります(後にWBが狂い、ほぼ全滅と分かりますが)。

 

とりあえず、半ばヤケクソでここまで追ってきたので、どっと疲れが。

なので、ベンチに腰掛け…

 

高崎駅で確保したSL弁当を、周りの目を気にもせず広げますww

 

入れ物はこんな感じで、フタに金色で絵が入ってます。

箸も、側面と箸袋にロゴが入ってます、記念になります。

2種類からチョイスでき、「D51弁当」と「C61弁当」が。

毎回「D51弁当」なので、今回は「C61弁当」に挑戦です。

どちらもSLが走る日にしか買えないので、オススメですw

 

中身は韓国風、甘辛いコチジャンのビビンバみたいなの。

ちょっと匂い強めだけど、ピリっとして美味しい♪

通る人が物珍しそうに眺める、ちょっと恥ずかしい。

 

横川といえば「峠の釜めし(おぎの屋)」で有名だから、恐らく多くの乗客は駅前のお店に行くのでしょうね。

何度も食してるから、今回はSL弁当。

そうでなければ、高崎名物の「ダルマ弁当」が良いですねー。

 

 

大渋滞のおかげで、そう待たずに折り返し列車の発車時刻に。

 

自分の座席に着き見回すと、埋まってる座席は1/3程度。

確か同日に真岡鉄道と大井川鉄道でイベントやってるので、そちらにお客が流れたかな?

初めてSL列車に乗る友人のはしゃぎ様、ハンパ無い(汗

 

定刻、警笛を鳴らし、列車が動き出した。

実に久しぶりの蒸気機関車ですw

乗った方なら実感でしょうが、床下とかにエンジンやモーターが無いので静かに動き出します。

例外は前後端車両(ディーゼル発電機が全開で超ウルサイ)、今回は中ごろでセーフ。

 

片道、ほんの1時間程度のユッタリとした汽車旅。

沿線はどこに行ってもカメラを構えた人、人、人。

あるいは手を振ってる人が絶えない。

 

友人は、この手を振り合うという行為が新鮮だったらしく、終始人を見つけると車内から手を振って大喜びしてた。

まぁ、こういう楽しみ方もアリなのかな、ちょっと理解に苦しむ。

あと、もうちっと静かにしてろよー(涙

 

何か所か駅に留まり、のんびりと景色を眺めてるうちに高崎駅が近づく。

車内アナウンスが昭和っぽくて妙にウレシイ。

あと、アナウンスの時に流れるチャイム(曲)、これって「国鉄」の特急とかに乗った時に流れてたソレ、そのままなんじゃないかな!

子供の頃を思い出し、なんか凄く懐かしい。

 

車窓がのどかな畑風景から、都市部のビルが立ち並ぶ風景に急に変わる。

古い例えだが、アニメ「銀河鉄道999」が メトロポリスや大アンドロメダの駅に入るシーンが脳裏に蘇る。

古き昭和初期の蒸気機関車が、そぐわぬ近代都市を走るミスマッチは非現実的な魅力が。

 

高崎駅に到着。

けん引してきた機関車の周りはあっという間に人だかりです。

機関士さんの仕事場、頭が下がります。

 

確か昭和22年ごろの製造の機関車。

もう80歳近いご高齢です。

一般に蒸気機関車の心臓部、ボイラーの寿命は半世紀程度と言われます。

いつまでも元気で、ファンにその雄姿を見せてほしいと願わずにいられませんね。

 

残念な事に、マナーというか、自分さえ良ければという行動をとる輩が多いのも事実。

結果、鉄道会社は必要以上に苦慮し、時にはイベントを中止する事もある。

撮り鉄、乗り鉄、酒類は様々ですが、恩恵受ける側も配慮して楽しみたいものです。