え~、画面左側がノーマル。右側が2度のトーインナックルを装着した状態です。元々リアはキャンバーが付いててタイヤが傾いた状態なのですが、このように更にハの字になってしまいました。この季節に湧いてくる、ワケ判らん暴走族の車みたい(- -;。
ナックルにはアッパーアームの取り付け用ピローボールがあるのですが、ご覧の通りオリジナルがサイド、トーイン付きは上部にネジ穴があります。これが苦労の原因に。
その他多くの穴がボディ側にもナックル側にもある事からより細かいセッティングをユーザーが「パーツを揃えて」できるようになっているようです。一番内側の穴にピローボールを設定し、サスアームを90度ひねった状態で取り付けたらキャンバーが族車みたくなっちって…。ご覧のように間にバックルが入っているからと伸ばしたら意外に中のシャフトが短くてこれ以上伸ばせませんでした(汗)。でもまぁ最終的に許容範囲と思えたので、強度的や設定範囲の問題が出たら自分でピローボールとジョイント類を揃えて自作して挿げ替えればミリネジなのでなんとかなりそうです。因みに左後輪のアームは中のネジが「斜め」に入ってました(汗)。日本製だったら間違いなくクレームの質の悪さですねぇ。
そうそう、左のアッパーアーム部のように各部のバリ取りがされてないので、私みたいにザクザクと手に怪我する前に開封したらボディ側のパーツも一様にカッターやヤスリでバリ取りしましょう。
でないととても痛い思いすることになります、マジ。
あとアルミパーツの精度、あまり良くないようです。右内側のベアリングがどうしても奥まで入らず、ボルトとナットにワッシャー咬ませて圧入してやっと入りました(二度と抜けないと思う)。注意してやったのですがベアリングを少し痛めたようで回転にゴリが少しでるようになってしまいトホホです。こういった苦労や失敗を減らすために予めアルミパーツテンコ盛りな上位のProの方が良いかもしれませんね。売り切れてたけど…。
文句ばかりタレてますが、細部の構造にはTT-01E2はもとより、E54-M1 BeaTにも見られない工夫が多数見られメカオンチだけどマニアな当方にとってはなかなか楽しませてくれるので退屈はしませんヨ。絶対精度とか完成品を望む人には対極にある製品じゃないかな?さていつ走るのやら。