メキシコこぼれ話5（ルイスさんとラウラさん）
日本メキシコ学院には、掃除をする人を雇ってありました。校庭や中庭など外回りを男性、レンガづくりの校舎内の掃除を女性が担当していました。校舎を出入りするとき、よく挨拶を交わしていました。その中の一人の男性「ルイス」さんと仲良くなりました。といっても、「こんにちは。」「元気？」「名前は？」「どこに住んでる。」など、簡単な会話しかできませんが、笑顔で話していました。
そのうちに、「自宅に来ませんか？」と誘いました。ちゅうちょしていたようですが来てくれました。その後、ルイスさんの家へ行きました。家族は大家族で、経済的には大変そうでしたが、みんな優しそうでした。そのうちに、ルイスさんはラウラさんと結婚。子どもができました。
今度は子どもをつれて自宅に来てくれました。そのとき、「この子（男の子）に日本の名前をつけたい。いい名前を教えてください。」と頼まれました。いろいろ考えた末、健康の「健」をとって、「Ken」という名前を紹介しました。名前をもらってとても喜んでいました。
（日本メキシコ学院大運動会での メキシココース高校生のダンス）
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