後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

カトリック小金井教会の今日のミサ、新成人の祝福

2020年01月12日 | 日記・エッセイ・コラム
今日のミサの主題はイエズス様がヨルダン川で洗者、ヨハネから洗礼を受ける場面です。
キリスト教に入信する時、現在でも洗礼を受けるという儀式はこのヨルダン川でのイエズス様の洗礼に習ったものです。
今日のミサには日曜学校の開校式と新成人の祝福が組み込んでありました。残りの部分は何時もの主日のミサと同じです。
今日のカトリック小金井教会のミサの写真をお送りします。

1番目の写真は教会に行ったらお祈りするマリアさまです。何時も美しい花が供えてあります。

2番目の写真はミサに組み入れた新成人5名の祝福の場面です。

3番目の写真は祝福後、こちらを向いて挨拶する新成人の一人です。この子は幼い頃から毎回ミサに来ていました。小さい幼児がこんなに大人になったのです。さぞ親や祖父母は嬉しいに違いありません。

4番目の写真は何時もの場面で神父様が葡萄酒を高く捧げているところです。こうして葡萄酒をイエズス様の血に聖変化させるのです。神が聖変化してくれるのです。

5番目の写真は聖なるパン(聖餅)を信者1人、1人に手渡している場面です。聖なるパンは聖変化によってイエズス様の肉になっているのです。ですから神父様は「イエスの体」と言ってパンをくれます。受け取った信者は「アーメン」と言いすぐに食べます。
これがミサで一番重要な部分です。
今日はミサの間、朝に投稿した「日本への布教活動の基地、マカオの教会の写真」を思い出していました。
ポルトガルの領地だったマカオは日本へのカトリックの布教活動の基地でした。
ザビエル神父もロドリゴ神父もガルペ神父もマカオを出発して日本に来たのです。その布教が今日のカトリック小金井教会のミサにつながっているのです。1549年にザビエル神父が日本へカトリックを伝えてから連綿としてミサが行われてきたのです。日本各地で。不思議ですね。

皆様のご健祥を祈りながらこの記事の終りと致します。

「日本への布教活動の基地、マカオの教会の写真」

2020年01月12日 | 日記
ポルトガルの領地だったマカオは日本へのカトリックの布教活動の基地でした。
ザビエル神父もロドリゴ神父もガルペ神父もマカオを出発して日本に来たのです。
当時のマカオの様子は原作遠藤周作、スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』の初めの方の場面に出てきます。(2017年01月28日 掲載記事)
島原の乱も終り、江戸幕府のキリシタン弾圧がほぼ終了した時代に、2人のポルトガル人神父が行方不明の司祭を探しに無謀にも九州へ潜入して来たのです。ロドリゴ神父とガルペ神父です。この2人がマカオの教会を背景にして石段を下りて来る場面が印象深いのです。
かつて尊敬していた司祭のフェレイラ神父は棄教し、幕府側になってキリシタンを捕縛、棄教させる役をしているという噂です。潜入したロドリゴ神父とガルペ神父は信者にかくまわれながらフェレイラ神父を探しまわります。
この映画の話はさておき今日はマカオのカトリック教会の写真をお送りいたします。

1番目の写真は世界遺産聖ポール天主堂跡です。1637年に建てられました。
写真の出典は、https://www.compathy.net/tripnotes/17616 です。
3回の火災で建物の前面しか残っていない状態が歴史を考えさせます。 存在感があるのです。

この記事をご覧になっている皆様へ感謝します。どうぞ今後もよろしくお願いいたします。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)