後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

新聞を読まなくなったアメリカ人や日本の若者たち

2017年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム
アメリカの多くの人が新聞を読まなくなったそうです。日本でも若者は新聞を読まないでニュースはテレビやネットで見ます。
この社会的傾向は、アメリカの大新聞の予想に反してトランプさんが大統領になったのも原因と言われています。
しかし高齢者層の日本人は相変わらず宅配された新聞を大切にして丁寧に読みます。ネットの情報はウソのニュース、すなわちフェイクニュースが多いので大新聞を信じて読みます。
しかしトランプ大統領は新聞はフェイクニュースばかり書くと非難します。非難しながら自分もフェイクニュースをネットに書き散らしています。
正しい政治的意見や素晴らしい文化的な記事を掲載してきた大新聞の栄光と権威は風前の灯火です。
そしてアメリカではフェイクニュースの見分け方を教える学校も現れたのです。その教育を『ニュース・リテラシー教育』と言うそうです。
そのことは人々の得る情報源が新聞からインターネットに変わりつつあることを示しています。
新聞社の広告収入が減り、経営が困難になってきます。
私も、「今日のニュース」や「Goegleニュース」や「ライブドア・ニュース」を検索してニュース情報を見てみました。
そうしたら新聞よりもネット情報の方が以下の諸点で魅力的に感じたのです。
(1)新聞の紙面の編集と割り付けは大会社主義で肩苦しいです。一方ネット情報は情報が分類されていて見出しの中から自分の好みで選び出せるのです。すなはち、新聞は新聞社が選んだん情報を押し付けているのです。ネットの方は自分で自由に編集して情報を読み取ることが出来るのです。こちらの方に個人の尊厳があると感じます。
(2)インターネットの情報提供は週刊誌のように面白い項目が並んでいます。
新聞は紙面のスペースの限りがありますから下らない興味本位の情報を掲載することが出来ません。一方、ネットの方は小さな写真1枚と見出し項目だけを掲載しています。読者が見出し項目をクリックすると、詳細な記事と数枚の写真が出て来るのです。そして、その記事の背景になっている情報や関連情報の見出し項目が並んでいるのです。それらをクリックすると関連の深く広い情報が得られるのです。
このようにネットには誌面のスペースの制約がないのです。
(3)ネットでは写真週刊誌のように面白い写真を多用したものもあります。動画もあります。
見ていると新聞より楽しいのです。
(4)Face BookのようなSNSでは他人のページをそのまま転載出来る機能がついています。ですから面白い写真や感動的な短い記事は一瞬にして世界中に広がるのです。
広がるためには誰が見ても非常に面白いことが絶対条件です。ここにウソのフェイクニュースが生れる原因があるのです。
ネットの世界ではウソでも面白ければ良いのです。ウソが大歓迎される文化なのです。
しかしウソはいけません。
ですからこそアメリカではフェイクニュースの見分け方を教える学校も現れたのです。『ニュース・リテラシー教育』ですね。

このようにくだくだ書くと若者に嫌われますのでお終いにします。
多くの読者は独りよがりの文章より写真を歓迎します。ですから黙って花の写真をお送りします。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)


1番目の写真はトロロアオイの花です。

2番目の写真は蓮です。

3番目の写真はチョウセン朝顔です。

4番目の写真は綿の花です。

5番目の写真はキキョウの花です。

6番目の写真は白いキキョウの花です。

7番目の写真はヘビウリの花です。