後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

お恥ずかしいセイル操作の失敗

2008年04月07日 | うんちく・小ネタ

今日は霞ヶ浦、9時18分着。何時もながら、あわててセイルを上げれる準備をし、エンジン始動、舫いを解き、9時30分に出港する。その速さに自己満足しきり。

港を出てすぐにメインを上げる。が向い風が強く上がらない。ウンチでやっと上げ、ジブを満開しクローズホールドで快走する。15度から20度にヒールする。そのうち30度くらいにヒールする。怖くなりジブをストームジブくらいにちじめる。これで安心。曇りで、少し寒いが2枚のセイルが風を確実に掴み、リギンがギシギシいい、ハルが身をきしませながら走る。ハルを叩く波音がザワザワと心を騒がせる。

タッキングを繰り返しながら東へ5Kmほど上る。と、一陣の突風。船体が35度位に傾き、風下の甲板に波しぶきが上がる。怖い。怖い。船首を180度回転して帰ろうとする。しかし船首が回らない。クローズホールドのまま回頭しようとするとヒールが激しくなるだけで船首が回らない。風が強いとそうなのだ。律儀に同じ間違いを2度繰り返して、やっと気がついた。そうだ、メインシートを緩めれば問題ないと。緩める。スルスルと船首の方向が変わる。ジブを巻き上げてメインだけでランニングに入る。スピードメーターを見たら6.7ノットが出ていた。これではメインシートを緩めなければ船首が回らない筈だと後で納得する。後ろから来る波頭を追い抜き、ザザーッと揺れながら走る。霞が浦は東西40Kmの長さで、東風の中、湖の西を帆走しているので、うねり波が大きい。湘南の海波のようだ。

クローズホールドのまま船首だけを180度回頭する間違いはデンギーでは致命的であろう。チン間違いなし。こんな恥ずかしい間違いを26Feetのクル-ザーはカバーしてくれる。愛馬を撫でさすりながら感謝するように船体をさすりながら帰港した。お恥ずかしい失敗談。(終わり)


暗い空の下の桜川の桜、白鳥、ヨット

2008年04月07日 | 写真

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土浦駅西方にある桜川は霞が浦へ注ぎますが、その両岸は桜の名所です。以前は川が深かったのでヨットで遡上しながら両岸の桜を楽しんだものです。近年は浅くなってキールがつかえて桜川へ入れません。今日は暗い空の下、寒い東風が吹いていましたので車で桜並木を見に行きました。晴天でないので写真の映りも良くありませんが丁度満開なのでここに3枚の写真をしめします。堤防の桜の下を通り抜けると白鳥の居る湖岸に出ます。シベリアへまだ出発しないでいた、つがいの2羽が立ち騒ぐ波と戯れていました。

ヨットは風を受けて少し傾きながら快走していました。鼻歌まじりで「曇りでも風があれば天国、天国!」と油断していたら突風が来て40度くらいに傾き肝をつぶしました。恐怖で顔が青くなりましたが幸いシングルハンドで他に誰も居なかったので恥をかかずに済みました。

撮影日時:4月7日午前10時頃。