山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

まだ紅熟していなかったカナクギノキ 令和6年10月13日

2024年10月17日 | 樹木類
 10月も中旬になり、5月に花を見てきたカナクギノキがそろそろ赤い実を付けている頃ではないかと思う。クロモジとそっくりな葉と花を付けるカナクギノキは、秋に実が紅熟するのに対してクロモジは黒い実を付けることで区別が出来る。枝の色がクロモジは緑色なのに対してカナクギノキは茶色いことでも区別できるはずだが、緑色をしたカナクギノキも時として存在するようである。やはり実を見たほうが確実であろう。

    春にも訪れている南部町の林道を訪れる。

    これは枝が緑色をしていたカナクギノキ。実はまだ熟しておらず、緑色だった。

    しばしば目にするこの木はクサギであろう。

    結実しているクサギ

    岩壁に咲いているのはヤマハッカであろう。

    臭いをかぐとレモンの臭いがする。これはレモンエゴマであろう。

    やや大きなカナクギノキ

    この木もまだ実が熟していなかった。

    このあたりでいちばん大きなカナクギノキ

    葉が少し色付いている。

    まばらだが、たくさん実を付けている。

    しかしまだ早かったようで、実は色付いていなかった。

    これはカラスザンショウの木であろう。南部町では比較的良く見かける。

    枝に棘が生えている。

    結実したカラスザンショウ

 赤くなっているカナクギノキの実を見たかったのだが少し早過ぎたようである。時間がとれるようであれば、再訪してみたいと思う。


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速報 長い尾を引いた紫金山・アトラス彗星 令和6年10月14日

2024年10月14日 | 星空
 霞が入ったうえに薄雲が広がった南アルプスの空でしたが、それにも負けず長い尾を引いた紫金山・アトラス彗星の姿を捉えることが出来ました。

    南アルプスの空を待った紫金山・アトラス彗星

    長い尾を引いて鳳凰山に迫る紫金山・アトラス彗星

    APS-Cサイズで400㎜レンズだと画像に入り切らない。

 もう少し良い条件の日ならばもっとしっかりとした尾が捉えられると思うが、なかなか良い条件の日が訪れない。しかし、想定していたよりも遥かに大きな彗星である。


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美し森の夕暮れ 紫金山・アトラス彗星は見えず 令和6年10月12日

2024年10月14日 | 星空
 夕暮れの西の空で今夕あたりから紫金山・アトラス彗星が見えてくるはずである。かなり低空の空なので高い場所に行かないと見えないはずで、予定では甲府まで戻って少し高いところから南アルプスに沈む彗星を見るはずだった。しかし南アルプスには大きな雲がかかっていて見えそうもなく、時間的にも難しくなってしまった。西の空が開けている美し森からでも運が良ければ見えるのではないかと、夕暮れを狙って美し森に再び登ってカメラを構える。6時45分ごろから撮影を開始した。

    北西の方角に位置する赤岳から権現岳の山並

    南南西の空に輝くのは金星である。これよりも少し低い高度の西の空に彗星が居るはずである。

    金星

    このあたりに彗星が居るはずだが・・・

    いくら探しても見当たらない。

    どうやら見えないようである。

    金星の高度が低くなり、もう彗星は沈んでいる頃だろう。

    夕暮れの赤岳。赤岳山頂小屋と展望荘の明かりが見える。

    権現岳と沈みかけた金星

    赤岳の上に北斗七星の柄の部分が見えている。

    月が昇る。富士山はとうとう姿を現さず。

 家に帰ってからステラナビゲーターで美し森から見る紫金山・アトラス彗星の位置をシュミレーションしてみると、権現岳の裾野に沈む時間が5時40分だった。撮影を開始した時間には既に山裾に沈んでいたことになるが、その時間だとまだ空が夕焼けに赤く染まっている頃で、おそらく見えなかったであろう。まだ日中の気温が高く、日没後のスッキリとした空はなかなか望めなそうな状況である。作戦を練ってまた明日挑戦してみよう。


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結実した美し森の木々を散策 令和6年10月12日

2024年10月14日 | 山に咲く花
 山本とダルビッシュが先発するポストシーズンのメジャーリーグ試合を見ていたら出発がすっかり遅くなってしまった。八ヶ岳山麓の2ヶ所を回る予定だったが時間的に美し森とその周辺だけで終わってしまいそうである。昨年は訪問時期が遅くて青い実が成っているはずのタンナサワフタギの実は見ることが出来なかった。もうひとつ、探している赤いサクランボのような実が成るフウリンウメモドキも探しやすくなっているはずである。

    今年何度目になるのか、またまた美し森を訪れてみる。

    ススキが美しい。右に見えるのはヤエガワカンバの木、左の山は茅ヶ岳、富士山は残念ながら雲の中。

    青い実がたくさん成っている。

    これが確認しておきたかったタンナサワフタギの実であろう。

    ブルーベリーをひとまわり小さくしたような実がたくさん付く。

    これはエゾノコリンゴの木のはずである。

    丸い実がたくさん付いている。

    エゾノコリンゴの実

    これはツリバナの木

    赤い実がたくさん付いている。

    初めて見るツリバナの実

    これはニシキギであろう。

    ニシキギの実

    この黒いほうはミヤマイボタの実であろう。

    黄色い実をたくさん付けているのはズミの木であろう。

    ズミの実

    ノコンギクの花

    遅咲きのサクラスミレ

    結実したヒメヒゴタイ

    これは普通のリンドウであろう。

    トリカブトの花が咲いていた。

    花茎の毛は直毛である。ではこれはホソバトリカブトなのか??

    だがこの葉はホソバトリカブトのようには見えない。相変わらずトリカブトは何だか判別できない。

    ゴマナの花

    このあたりの森の中を探せば、たぶん探しているサクランボのような実が付いた木が見つかると思ったのだが・・・

    あったのはズミの実ばかり。探し物のフウリンウメモドキは見つからなかった。

    これも今回探していた花のひとつ、ホソバツルリンドウ。

    シロバナに近い花だった。もっとたくさんあるだろうと思ったのだが、見つかったのは2本だけだった。

 フウリンウメモドキは赤い実を付けたこの季節ならば簡単に見つかるだろうと思っていたのだが、全く手ごたえが無く、探し場所を間違っているのかも知れない。ホソバツルリンドウはもっとたくさんあると思って期待していたのだが、この場所は今年はハズレ年のようである。11月にこの近場に出張でやって来るので、その際にまた探してみたいと思う。


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朝焼けの雲間に現れた紫金山・アトラス彗星 富士川町 令和6年10月2日

2024年10月03日 | 星空
 秋雨前線の影響で曇りの日が多く、なかなか姿を見せてくれない紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)だが、台風通過後の10月2日早朝になんとか観察できそうである。平日で仕事がある日なのであまり夜更かししないように撮影予定地の富士川町林道に夜8時ごろに到着する。3台のカメラをセットしてそのうちの1台は簡易赤道儀に乗せて追尾撮影を試みるのだが、北極星が見えない位置だったので極軸合わせに四苦八苦し、セッティングが終わったのは10時を過ぎてしまった。

    富士川町林道に行く前に高下に立ち寄ってみる。やや霞んではいるが天候は良好である。

    明朝の撮影予定地からの富士山。左側ギリギリの視野から彗星が現れるはずである。

    簡易赤道儀の極軸合わせに一苦労。再三調整して20秒間追尾でやっとプレアデスがこのくらい撮れるまで調整が出来た。センサーにゴミが・・・

 目覚まし時計を未明4時にセットして車中泊する。睡眠薬を飲んで11時ごろには眠りについた。未明4時に起きて景色を見に行ってビックリ仰天である。想定外に雲が多い。これで写ってくれるのか?

    未明4時ごろの景色。低空に雲が出て星が見えない。

    4時半ごろの景色。低空の雲が晴れてきた。もうすぐ彗星が現れるはずである。

    そして遂に左端の低空にオレンジ色の彗星が姿を見せてくれた。

    雲に隠れ始めた彗星。広角レンズの視野ではあっという間に彗星は朝焼けの空に吸い込まれてしまった。

    200㎜望遠レンズで捉えた紫金山・アトラス彗星。バッチリ写ってくれた。

    雲を抜け出て輝く彗星

    夜明けの明かりに飲まれて尻尾が見えなくなってきた。

    こちらが400㎜望遠レンズで簡易赤道儀で追尾した画像。右側に大きなゴミが入ってしまった。

    トリーミング画像。長い尾を引いている。追尾開始が遅れたうえにインターバルタイマーのセッティングを誤って連写は出来ていなかった。

    朝焼けの雲間を舞った紫金山・アトラス彗星

    朝の光に吸い込まれてもはやこれまで。

 1週間ほど前から天候が良くなるのを待ち望んでいたが、ようやく今回お目当ての彗星の姿を拝見することが出来た。長い尾を引いており、明るさは2~3等級くらいなのではないだろうか。朝焼けの光の中で肉眼では確認出来なかったが双眼鏡を使うと簡単に見ることが出来た。明日からはまた天候が崩れ始め、今後この彗星は高度を下げて見えなくなってくるため、早朝の姿を見るのはこの日が最後になるであろう。10月12日頃から今度は夕暮れの西の空で観察できるようになってくる。天候と時間が許せば富士山の上を舞うこの彗星の姿を捉えてみたい。


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リンボクの花はもう終わっていた 南部町 令和6年10月1日

2024年10月02日 | 樹木類
 昨年は10月下旬に見に行った時には既に結実し始めていたリンボクであるが、今年の9月初旬に見に行った時はまだ花芽が確認出来なかった。おそらく咲くのは9月下旬から10月初旬であろうと予想して今回訪れてみた。他の草も見て回ってみる。

    草刈りされて姿が見えなかったコヒロハハナヤスリが葉を展開している。

    数はあまり多く無い。胞子穂が出ていなかった。

    これはアマクサシダであろう。青々として元気である。

    それなりに多く生えている緑色鮮やかなこのシダ。

    イワヒメワラビかと思っていたが茎に毛が生えていない。

    小羽片を観察してみるとヒレが付いており裂片には短い柄がある。これはミドリヒメワラビであろう。

    ササクサがちらほらと生えている。

    今が盛りで触れると強烈に服に引っ付いて来る。

    これはカゴノキ。数本生えている。

    何度も見に来ているリンボク

    見上げてみると花が咲いていない。もう終わってしまっているようである。

    望遠レンズで覗き込んでみると、それなりに花は咲いたようだがもう終わってしまっていた。

    わずかな咲き残り。

    1週間ほど遅かったようである。見たかった花は来年に持ち越しになってしまった。

    祠のある山上に生えている御神木

    これはスダジイなのではないかと思って見に来てみたが・・・

    種らしきものが見当たらない。

    見えているのは越冬する新芽であろう。

    葉の辺縁に鋸歯があり葉質はやや柔らかそうである。

    そして表面がツルッとした枝の感じ、これは桜の仲間ではないだろうか?木の大きさから見てエドヒガンザクラではないかと思う。

 なかなか花期を逃さずに花を見に行くのは難しいものである。リンボクはおそらくパッと咲いてすぐに散ってしまったのではないかと思う。残念ながら来年に持ち越しになってしまった。探しているスダジイはこの辺りにあるはずなのだが見つからず、山頂の祠のところにある御神木はおそらく桜の仲間であろう。春の花が咲く頃に確認出来ればと思う。この周辺にはまだ何だか分からない木がたくさんある。


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数は減ってしまったがミズアオイが咲いた 令和6年9月26日

2024年09月28日 | 水辺に咲く花
 例年ならば9月初旬には咲き始めるミズアオイであるが、今年の夏は暑過ぎて開花が遅れ、しかも特定外来種の水草を駆除するために昨年は大々的に河川清掃が行われたらしくミズアオイは激減してしまっていた。時期的におそらく咲いている頃であろう。

    三たびミズアオイが咲く河川を訪れてみる。

    手前は満開、向こう側はもう枯れ始めている。

    数は半分以下に減ってしまったが、咲いてくれて一安心である。

    消滅したと思われた場所にも少しだけ咲いていた。

    水面が見えないほどにびっしりとミズアオイが生育していた場所だが、見事に一株も見当たらなくなってしまった。

    わずかに残った株が咲いている。

    ヒシの花が今ごろ咲いている。これも暑さで開花が遅れたようである。

    支脈の用水路にはまだそれなりにミズアオイが残っていた。

    透明感のある青い花は美しい。

    ここは河川清掃を免れたようで、そこそこに咲いていた。

    葉が小ぶりであるが、おそらくこれから咲いて来るミズアオイであろう。

    別の支脈の用水路は全く様子が違う。ここにはミズアオイは生育していなかった。

    これはマコモか?

    こちらはアシだと思う。

    草むらは草刈りが行われていた。

    中に入ってみると、穂は出ていないがハマスゲの葉が群生していた。草刈りの時期によって生え方が変わるようである。

    数が減ってしまったミズアオイであるが、復活してたくさん咲く姿を期待したい。

 本流では激減してしまったミズアオイであるが、支脈の用水路にはそれなりに残っており、すぐに絶滅してしまうことは無さそうである。復活してたくさん咲いてくれることを期待したい。


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オオガンクビソウは遅かった 令和6年9月26日

2024年09月27日 | 里に咲く花
 昨年山梨市で偶然発見したオオガンクビソウは8月下旬で少し早かった。夏の暑さで今年は秋に咲く花の花期は少し遅れるだろうと予想して、9月下旬に訪問してみたのだが、さすがに遅いかも知れない。他の神社に立ち寄りつつ、昨年出会った場所を訪問してみる。

    別の神社にちょっと立ち寄り。境内が広い。

    何か面白い植物があるのではないかと探しながら歩いたが目ぼしいものは見つからず。

    本殿

    本殿の横には神社らしく曼珠沙華がたくさん咲いていた。

    こちらが本日の目的の神社

    あまり歩かれている様子は無く、手入れもされていないようである。

    昨年は花がまだ咲いていなかったシソ科の植物

    正体はヤマハッカのようである。

    このあたりに数本生えていたはずだが・・・


    ここにも何本か生えていたはず。何度も見なおしたが見つからない。

    草をかき分けて奥に進むと、壊れたベンチの残骸があった。荒れた遊歩道が付いていた。

    さらに先には東屋が立っていた。

    境内はアレチヌスビトハギがはびこっていた。

    もう一度昨年見つけた場所に戻ってみると、既に枯れた草が生えていた。

    花はもう枯れているが、たぶんこれが探しているオオガンクビソウの花であろう。

    周辺を探すと大株が倒れかけていた。

    それなりに花を付けてくれたようである。

    枯れる寸前の花がまだ残っていた。

    黄色い花が見たかったのだが、もう終わってしまったようである。

 訪問時期が遅すぎたようで目的のオオガンクビソウは既に大部分が枯れてしまっていた。個体数は昨年よりも少し増えているようで、5~6本見ることが出来た。来年はもう少し早い時期に訪問してみたいと思う。とりあえず残っていて良かった。


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タカアザミの咲く湿地を訪れる 令和6年9月24日

2024年09月26日 | 里に咲く花
 早朝から富士吉田に出張があり、仕事が終わったのは午後3時ごろだった。朝が早かったうえに2日前の彗星撮影の疲れが抜けきっておらずクタクタである。車の中で1時間ほど仮眠して、忍野にあるタカアザミが生える湿地を訪れてみる。

    湿地というよりも耕作されていない田んぼと言ったほうが良いかも知れない。

    このあたりにタカアザミがたくさん生えていたはずだが見当たらない。どうやら草刈りが行われたようである。

    だいぶ数が減ってしまっているが消滅してしまったわけでは無い。

    草に隠れて生き残っていてくれている。

    かなり遠くのほうに少し固まって咲いている。

    少し痛み始めているようである。

    もう花は終わっているが、群生していたチョウジタデ。実の鞘が赤く色付いている。

    胞子葉を伸ばしているコウヤワラビ

    キンエノコロと緑色のほうはアキノエノコログサか?

    ヒエガエリだと思う。

    黒いイヌビエのようだが・・・

    たぶん普通のヒエだろう。

    おそらくアゼガヤツリであろう。

    これはトネアザミと思われる。

    良い位置に咲いていたタカアザミ。富士山が見えなくて残念だが、その前に茎はアブラムシだらけである。

 湿地の水量調整用バルブを設置したらしく、タカアザミがたくさん生えていた場所は草刈りが行われたようでだいぶ数が減ってしまっていた。周辺にはまだそれなりの数が残っているので、また復活してくれることを期待したい。


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天候不良で全く見えなかった紫金山・アトラス彗星 令和6年9月23日

2024年09月25日 | 星空
 そろそろ夜明け前の東の低空に紫金山・アトラス彗星が姿を見せてくれる時期である。高度が低いために少し高い場所で東の低空が見渡せる場所に行かないと見えないであろう。それよりも問題なのは秋雨前線が停滞しているための天候不順である。この日は天気予報では朝の5時ごろから晴れになるはずだった。しかも仕事が入っておらず1日休みなので寝不足しても大丈夫である。富士川町の林道に深夜に車で乗り付け、車中泊して撮影する予定で出かけたが、夜12時に到着した時には霧に巻かれていて何も見えない。未明1時を過ぎた頃にやっと霧が晴れて一時ではあるが富士山が姿を現した。それからカメラや簡易赤道儀などをセットしているとあっという間に時間は3時を過ぎてしまった。ほとんど徹夜で彗星が姿を現す4時40分を迎えてしまう。しかし、天気予報とは裏腹に空は晴れず、雲が多くて富士山も姿を現さない。

    未明1時過ぎ、霧が晴れて一時だけ富士山が姿を現した。

    広めの視野で2台目のカメラをセットするが、その頃には富士山は雲に隠れてしまった。

    未明3時半ごろ、雲海が出たり消えたりしている。空は晴れず、彗星は難しそうな雰囲気である。

    そろそろ彗星が見えている頃のはずだが・・・

    この視野のちょうど真ん中あたりに居るはずだが・・・

    残念ながら雲が晴れず全く姿は見えなかった。

    もうすぐ夜明けだがまた霧が出たり消えたりである。諦めて撤退する。

    八雲池に立ち寄ってみる。

    たくさん浮かんでいる葉はヒルムシロである。

    花穂がまだ残っているが大部分は枯れている。

    これはフトイではないかと思う。

    フトイか、オオフトイかは不明である。

 予想では夜明けの東の低空で15分間くらい紫金山・アトラス彗星の撮影が可能であろうと思っていたのだが、なかなか天気予報通りには行かないもので東の空は全く晴れてくれなかった。9月中は夜明けの東の低空に見えるはずであるが、最も難敵は天候であろう。秋雨前線とおそらくこれから台風の接近もあるであろうから、撮影するにはかなりの困難を極めそうである。


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